モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社は、6.5型スマートフォン「moto g9 play」および6.4型「moto g PRO」を発表した。ともに10月30日より発売となる。
moto g9 play
moto g9 playは、トリプルカメラを搭載した6.5型スマートフォン。本体色はサファイアブルーとフォレストグリーンの2種類で、価格はともに2万4,800円。
背面カメラには、4,800万画素/F1.7メイン+200万画素/F2.2マクロ+200万画素/F2.4深度センサーを組みあわせたトリプルカメラ構成を採用。暗所での撮影を支える機能として、4つの画素を1つにまとめて1,200万画素相当の高感度センサーとして利用するクアッドピクセルテクノロジーや、ナイトビジョンモードを搭載する。
マクロモードでは約2cmまで近寄って撮影が可能。深度センサーを活用したポートレートモードや、映っている人全員が笑顔になると自動でシャッターが切れる機能なども備える。前面は800万画素/F2.2となる。
ディスプレイには6.5型1,600×720ドット液晶を採用。5,000mAhの大容量バッテリを内蔵し、約2日以上の動作を実現するという。指紋認証センサーは背面ロゴ部分に備える。
SoCはSnapdragon 662、メモリは4GB、OSはAndroid 10.0を搭載。ストレージは64GBで、microSDカードによる拡張が可能(最大512GBまで)。無線周りは、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、NFCに対応する。
センサー類は指紋認証、加速度、ジャイロ、近接、環境照度を装備し、測位方式はGPS、AGPS、LTEPP、SUPL、GLONASS、Galileoをサポート。インターフェイスはUSB 2.0 Type-C、3.5mmイヤフォンマイクジャックを備える。
SIMスロットはNano SIM×2(DSDV対応、うち1基はmicroSDカードスロットと兼用)。対応バンドはLTEがBand 1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41、W-CDMAがBand 1/2/5/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHz。
本体サイズは75.73×9.18×165.21mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約200g。20Wの急速充電器が付属する。
moto g PRO
moto g PROは、付属のスタイラスペンによるペン入力に対応した6.4型スマートフォン。本体色はミスティックインディゴのみで、価格は3万5,800円。
同社の国内向けスマートフォンとしては初のAndroid One端末となり、Android 12までのOSメジャーアップデートおよび2年間の月例セキュリティパッチの提供を保証。加えて、ビジネス用途向けにGoogleが設定する基準「Android Enterprise Recommended」を満たし、セキュリティ面を強化している。2年間の修理保証サービス(通常は1年間)も付帯される。
背面カメラは、4,800万画素/F1.7メイン+200万画素/F2.2マクロ+1,600万画素/F2.2 117度超広角のトリプルレンズ構成で、クアッドピクセルテクノロジーやナイトビジョンにも対応。縦持ちのまま横向き動画が撮影できる機能も備える。前面カメラは1,600万画素/F2となる。
本体右下にはスタイラスペンを格納。取り出して手書きのメモやイラストが簡単に描ける。ディスプレイは6.4型2,300×1,080ドット液晶を搭載し、Dolbyステレオスピーカーも内蔵する。
SoCはSnapdragon 665、メモリは4GB、OSはAndroid 10.0を搭載。ストレージは128GBで、microSDカードによる拡張が可能(最大512GBまで)。無線周りは、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、NFCに対応する。
センサー類は、指紋認証、加速度計、ジャイロ、電子コンパス、近接、環境照度などを装備し、測位方式はGPS、AGPS、LTEPP、SUPL、GLONASS、Galileoをサポート。インターフェイスはUSB 2.0 Type-C、3.5mmイヤフォンマイクジャックを備える。
SIMスロットはNano SIM×2(DSDV対応、うち1基はmicroSDカードスロットと兼用)。対応バンドはLTEがBand 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/38/40/41/66、W-CDMAがBand 1/2/4/5/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHz。
本体サイズは75.8×9.2×158.55mm(同)、重量は約192g。バッテリ容量は4,000mAhで、18Wの急速充電器が付属する。
今後は日本市場にも注力
同日行なわれた発表会では、同社代表取締役社長の松原丈太氏から市場動向や商品戦略についても説明が行なわれた。同社の製品は北米地域で7.9%、南米地域で19.4%のシェアを獲得するなど、北米・南米市場を主戦場としており、加えて欧州市場においても成長を続けているという。さらに今後はアジアや日本市場への投資も強化していく予定で、チームの増強なども図る見込み。
現状のスマートフォン市場はユーザーの求める機能や価格が多様化しており、年齢層も幅広いことから、少数のモデルでのカバーが難しいという。そこで、アーリーアダプター向けのプレミアムラインとなるmotorola PREMIUM 4 LETTERS、価格帯と性能/機能性を兼ね備えるミドルラインのmoto g FAMILY、より低価格のmoto e FAMILYの3つの大きなセグメントにわけて、商品を展開していくとした。また、今後セグメント自体の増強も考えているという。
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