リフトアップヒンジや豊富なポート、NumberPadなどを搭載
ASUSがCES 2019で発表した製品を改めてチェックする「ASUS VIP Media CES Summit」が台湾のASUS本社にて開催されたのでその模様をお伝えします。
「ExpertBook B9450」はビジネスシーンでの利用を想定した14型ノートPC。重さはわずか、870gで14型ノートPCでは世界最軽量としています。
シャーシには新しいマグネシウムリチウム合金を採用。前モデル「B9440」で採用していたマグネシウムアルミニウム合金と比較して、合金の密度が17%低くなったことで軽量化に貢献し、かつ耐久性は38%の向上を果たしています。さらに、ボディの厚さは14.9mmを実現。
本体は軽いけど、充電器が重い製品もありますがB9450の充電器は222gで65W出力。充電の端子はUSB Type-Cなので、他社製のより軽い充電器を利用できるので更に荷物を軽くできます。また、堅牢性の面ではアメリカ国防総省制定MILスペックテストも合格しています。この薄さ、軽さ、強さは電車移動の多い日本のビジネスマンにとってはとても魅力的でしょう。
B9450の魅力は軽さと薄さだけではありません。簡単な構成は下記の通り。
OS:Window 10 Pro
CPU:Intel Core i7-10510U、Core i5-10210
グラフィック: Integrated Intel UHD Graphics 620
メモリ:8GB/16GB 2133MHz LDDR3
ストレージ:最大2TB NVMe M.2 SSD✕2
バッテリー駆動時間:24時間、12時間
通信:Intel WiFi 6 with Gig+(802.11ax)、Bluetooth 4.2
サイズ:320✕203✕149mm
重さ:870g
バッテリー駆動時間とCPUの構成が違う2パターンが展開されています。CPUには第10世代Intel Coreプロセッサーを搭載。最大4.9 GHzのブースト周波数。メモリは8GBか16GB、ストレージは最大2TBとビジネス用途では十分なスペックを備えています。
ディスプレイはフルHDで、アンチグレアコーティングが施されています。ベゼルの横幅4mmで、画面占有率94%を実現。ディスプレイ上部にあるWindows Helloの顔認証可能なHD IRカメラは、プライバシーを確保するための物理的なシールドを備えています。
▲開くとキーボードに角度がつく、リフトアップヒンジを採用。タイピングのしやすさと排熱性能を向上させます。
▲タッチパッドがテンキーになる「NumberPad 2.0」も搭載。
▲フルサイズキーボードで、本体の剛性が高いのでリフトアップヒンジのモデルにありがちなキーボードの中央部がたわむこともありませんでした。
▲ポートの豊富さもB9450の強み。Thunderbolt 3対応のUSB Type-C✕2、HDMI、Micro HDMI、3.5mmのイヤホンジャック、USB 3.2 Gen 2 Type-Aを備えています。それにしても薄い!
Surfaceふうのゲーミングノート「ROG Mothership GZ700GX」や2画面ノート「ZenBook Duo」など変わり種な製品の印象があるASUSですが、実用性とスペックは十分なスキのない仕上がりです。どストレートにビジネスマンの心ときめかせるB9450の日本での発売や、価格帯に注目したいところです。
▲会場には貴重な直筆のデザインメモがしれっと展示されていました(笑)
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