Microsoftが8日に提供を開始した累積アップデート「KB4571756(Build 19041.508)」で、Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)が使えなくなるという問題が発生しているようだ。現時点では公式発表はされていないが、GitHubでユーザーによる報告が上がっている。
KB4571756は、Windows 10バージョン2004(May 2020 Update)向けのアップデートで、日本語IMEで文字入力ができなくなる可能性があるといった問題も発生している。
今回のWSL2の症状については、Windows Terminalアプリを立ち上げたさいにアプリがクラッシュし、「Element not found」といったメッセージが表示され、WSL2を利用できないという。
KB4571756をアンインストールすることでこの症状を回避したユーザーもいるが、KB4571756にはセキュリティアップデートも含まれるため推奨はできない。Microsoftの迅速な対応が待たれるところだ。
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