橋下市長の大阪維新の会がテレビで賑わっていますが、実は彼は「何をしたいのか」「どんな思想、ポリシー」をもっているのかが見えていきません。私は最初「維新の会」という名称で、たぶん「平成維新の会」の大前研一氏(マッキンゼー)がバックにいるので、単なるグローバリスト的米国寄りの思想と思っていました。
よく調べて見ますと、彼の「人脈」は、大前研一(当然です彼の本をよく読んでいるそうです)、創価学会(公明党),みんなの党
石原東京都知事、堺屋太一、八木秀次・・・だそうですが、一見見ると「グローバリスト・新自由主義・米国寄りの思想」に思われてきます。また「船中八策」は
①統治機構改革(道州制、地方分権)
②行財政改革(公務員人件費3割カット、国会議員定数削減)
③公務員制度改革(職員基本条例)
④教育改革(教育委員会設置任意、学習塾バウチャー制度)
⑤社会保障制度(ベーシックインカムという国民均等に現金支給、年金の掛け捨てと積み立て制の併用)
⑥経済・税制(TPP賛成自由貿易の拡大、法人税、所得税引き下げ、資産課税と消費税増税)
⑦外交・防衛(日米同盟強化、豪州とも強化、沖縄基地負担を日本全土で負担する)
⑧憲法(首相公選制、参議院の廃止、憲法改正賛同を三分の二から二分の一へ変更)以上の概要です。
最近、小中学校の学力低下児童を「留年」させると、やってはいけないことを言っています。http://blog.goo.ne.jp/denden119/e/426b4a95ecf6c090484233733d8bf21e
これを見ると、細かいことは分からないですが、いい政策も悪い政策もあります。大きな目で見ると、どちらかというと、
〇日本の国益より米国への投資
〇下っ端の公務員を弱らして官僚連中を優遇する(官僚制度温存させる)
〇新自由主義で弱肉強食、
〇切磋琢磨より過度な競争原理優先
皆さんはどうお思いでしょうか?橋下氏は、府民の選挙で選ばれた人間ですので、選ばれたからには思い切ったリーダーシップができますが、選挙で選ばれた理由は昔から実践されていた、白か黒かと明瞭な思想でこの殺伐とした時代には「効果がある戦法」でまた「タレントとしての知名度」で当選できたわけです。
橋下維新の私が気に食わない「大きな問題の柱」は今まで自民党がやっていた政策(現在のみんなの党の政策と似ている)のと官僚優遇政策であることから、橋下氏がこのまま国民の指示を得るとなれば、日本の国益には「かなり危険な人物」と疑いたくなります。
しかし、バックにいる人間は、この連中だけでなく、いつものテレビでお騒がせした、ホリエモンや村上ファンドのように、大きな外資系大物が操っているのではと考えてしまいます。
まだ、公にはなっていませんが、「関西国際空港」の利権が臭います。・・・・。(ここでは書けません)
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