究極の清流 海部川

海部川漁協の職員が海部川流域の様々な情報を発信します。

お知らせ

2015-03-31 21:32:54 | 釣り
本日、平成27年度通常総会が開かれました。
今回の議案のなかで友釣り専用区の拡張がありました。
組合員さんの意見や一般遊漁者の意見に下流域の足場がよくて入川し易く駐車に困らない所にしてほしい。との要望がかねてよりありました。
理事会を何回も開きまとめた結果、大井堰堤下流150Mから清流橋までを友釣り専用区とすることで総会の議案に提出しめでたく承認されました。来年の漁期から適用されます。
漁協としては、親魚の保護をする為に一度に沢山の魚を取ることができる網漁から産卵する魚を守り来年の生産に繋げたいとの思いから決断した結果です。
昨年の台風で沢山の被害を出した海部川ですが、県が堆積砂利を少しですが除去してくれました。今まだ若松地区は撤去中ですが、本来の川に戻すには、山の荒廃を手直しする事からはじめ、土砂の定期的な除去を続けなければなりません。昔のように砂利が売れればいいのですが、今はごみにしかならないのが現実です。次の世代に清流 海部川を引き継ぐ為に少しでも、少しづつでも昔の姿に戻したい。そのためにはどうするべきか、出席した組合員さんから貴重な意見を聞くことが出来たことは有意義であったと思いました。
組合員さんも高齢になって来ています。その為辞められる組合員の方が多くなってきています。これは全国の内水面漁協のほとんどが抱える悩みだと思います。若い人達に川に興味を持ってもらい少しでも漁協の運営が続くように願います。
コメント
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