発明家の調査報告

『アイギス』の話。

割と長く王子をやっておきながら、知らない事もまだまだあるアイギス。
色々と勉強していかなきゃね、というわけで。
よくわかっていないクラスを調査してみましたのコーナー。

今回は【発明家】についてです。

発明家の実装は・・・え！？　2020年9月17日！？
約2年前じゃないですか、つい最近というイメージでした。
2020年9月17日に奇想の発明家タバサが実装。
同年11月26日に、白の帝国ガチャに帝国発明家ヘンドリカが追加されたようです。
その後1年5ヶ月の間を空け、今年4月1日に超古代発明家アルレットが登場。
エイプリルフールのイベユニでしたね。
イベントも相俟ってなんだか嘘のようなクラスです。

アルレットが登場するまではガチャを回さなくては仲間にできなかった発明家。
実装がつい最近だと勘違いするのも無理ないか。
はたして、どの様なクラスなのでしょう。


■発明家とは？

まずはクラス特性を確認してみましょう。

防御と魔耐無視の遠距離攻撃を行う
出撃メンバーにいるだけで
機械属性ユニットのスキル初回使用までの時間を20(30)%短縮、攻撃力5(10)%上昇
※カッコ内は覚醒後の数値。

ほうほう！
本人は常時貫通攻撃。
発明家という名前だけあって、機械属性のユニットへのバフが強いようです。
うーん、でも初回使用限定か・・・。
10%というのも現時点では微妙か？
とりあえず使ってみましょう。


■発明家の使用感




射程は基本200。
少々心許ない気もしますが、現時点で実装されている3人に共通して、スキル中に射程が伸びます。
ですので思ったよりは射程ある印象。

問題は攻撃速度でしょうか。
常時貫通で攻撃速度も速いとなると流石にやばいですし、
しょうがないといえばしょうがないものの、メイジ並の速度なので殲滅力は控えめに思えます。





一応gifを用意しました。
こちらはアルレットの訓練風景ですが、
彼女は好感度を150%にしており、攻撃硬直-17%でこの速度です。
範囲攻撃でもないので飛行敵のラッシュを一人で捌くのは難しそう。
あくまでサブアタッカー、サポートといった感じ。

しかし発明家の真骨頂は、アビリティにあります。

■奇想の発明家タバサ
出撃メンバーにいるだけで
神獣、魔獣、妖獣、獣、獣人と魚人を含む水棲の敵に対して
全味方の攻撃力が10(15)%上昇する

■帝国発明家ヘンドリカ
出撃メンバーにいるだけで天使に対して全味方の攻撃力が10(15)%上昇、
(さらに帝国出身ユニットのみ竜族に対して攻撃力が15%上昇する)

■超古代発明家アルレット
出撃メンバーにいるだけで飛行している敵に対して全味方の攻撃力が15(20)%上昇、
(さらに機械属性ユニットの出撃コスト-2)

※カッコ内の数値・文章は覚醒後のアビリティ。

今後追加される発明家がどうなるか分かりませんが、
現時点で実装されている3人には、特定の敵属性に対して全味方にバフが掛かるようです。
多分、発明家はこういう路線でいくのではないでしょうか。

全味方というのが強力ですね。







編成にアルレットを加えると、デモンサモナーもこの通り。
『編成バフ』なので、最悪発明家を戦場に出さなくても効果が発揮されます。

それと機械属性を調べてみたところ、意外なユニットが機械属性だったりして将来有望ですね。
くぐつ使いやオートマタは勿論ですが、
英傑であるアージェやサッパー系、
更にスチームナイト・アクアナイト・ロケットトルーパーにも機械属性が付いています。
割と新しめのクラスに軒並み機械属性が付いており、何やら機械へのテコ入れの匂いを感じませんか？
面白い事になる予感がするぞ。


■総評

今回は発明家について調査しました。
アイギスを全体で見てどれぐらい物語が進んだのか分かりませんが、現在が初期でないのは確か。
仮に後期だとして、新たな風を吹かせにきているのを感じました。
機械属性が天下を獲り、先頭には発明家が立っているのかもしれませんね。

最後に良い点と悪い点を厳しめに挙げてみようと思います。

■良い点
・常時貫通で相手を選ばない
・刺さる場面では全味方へのバフが大きな戦力アップになる
・可能性をビシビシ感じる

■悪い点
・攻撃速度が遅く、それにより殲滅力も控えめ
・当然ながら刺さらない場面では出番がない

こんなところでしょうか。
現時点では、愛がなければスタメンに入れる程ではないです。
ただ、アイギスは何度も新たな戦争へ乗り出し、その都度新しい風が吹いてきました。
最近環境特化型の強みを楽しんでいるおっさん王子としては、
この機械属性強化への布石を見過ごせません。

新黒にオートマタが来たりもしているので、
発明家の第二覚醒が実装される頃には、もしかしたら新しい時代が訪れているのかも。