師が走る。 この語源は、師匠の僧が年末は僧がお経を上げるためにあちこち、走り回るというところから来ているという。いつの時代も、冬は親年寄りが寒さに耐えかね、気象の変化で亡くなられていたと考えられる。もちろん諸説があり、一般には、12月は年末で皆忙しく、普段は走らない師匠さえも趨走(すうそう)することから「師趨(しすう)」と呼び、これが「師走(しはす)」になったともいわれている。いずれも師は法師(お坊さん)であるようだ。法師が各家で経を読むために馳せ走る「師馳月(しはせつき)」であるとする説も一般的である。また、「年果つる月(としはつるつき)」「為果つ月(しはつつき)」が「しはす」となったもので、「師走」は宛字とする説もある。「三冬月(みふゆつき)」などの別名もある。
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