今日は朝4時半起床、長男を起こし、実家のある江戸川区の小岩に出かけた。
35年ぶりにまた走る事を目標にしたときからどうしてもここに来たかった。
中学時代、陸上競技の長距離をやっていた時に練習をしていた江戸川土手のグランドです。
今でもまだグランドがあるのかもわかりませんでしたがもしあるのならその場に立って昔のエネルギーを感じたかったのです。土手を駆け上がり、何十年ぶりに見るその景色は街中の変化とは異なり35年が過ぎている事を忘れるかのような昔と何も変わらない景色が目の前に広がった
当時の一周300mのグランドは一面芝生となりラグビーのグランドのようになっていましたが十分その当時をしっかり感じ取れた。グランド横のベンチは当時と同じ場所にあった。
今日の練習はここからスタート、朝6時でした。
土手を歩き市川橋を渡り千葉県に入り川沿いをひらすら歩き新葛飾橋を渡って都内へ戻る川沿い土手一周10kmのコースです。このコースは中学時代何度も走らされたコースで10kmのこのコースを当時38分で一周回って来た記憶がある。今思い出しても中学生ではかなりの早いタイムであったとお思います。このコースは皆さんも知っている有名なスポットがいくつもあり、へ~~そこなんだ~と思う方もいると思います。例えば、息子に聞いたら知らない!と言ってましたが細川たかしさんやちあきなおみさんで有名なあの『矢切の渡し』があるのです。

『矢切の渡し』は時間が早くまだやってませんでしたが、今でも毎日観光で運行されているようです。

都内に戻るため渡った新葛飾橋からの風景です。
『矢切の渡し』と言えば東京側には『ふうてんの寅さん』でおなじみな柴又帝釈天があります。
ここまで来たらと懐かしく、帝釈天まで寄り道してみました。
ここも中学生時代、土手を走っているとき、何度も寅さんの映画の撮影をしている時に出くわしたものです。
帝釈天も『寅さんまつり』の最中だったようです。(朝早過ぎで一軒も店開いてませんでした)
ここまで来たら、寅さんに会って来なくては帰れません。

すいません!別に喧嘩を売っている訳ではありませんので。
柴又駅から旅立つ寅さん、『おにいちゃん!どこ行くの~』『何だ、さくら』と振り返った感じでしょうか。
この帝釈天のすぐ隣には金町浄水場があります。
私のディスカスはここの浄水場で浄水された水で飼育しているのです。
今日は長いブログになりました。
車の中から見る景色を改めて歩くスピードで周りを見ると、普段見えなかったり、気がつかなかったものがよく見えて来ます。なぜ、50を過ぎてからこの場所に私が戻って来れたのかも何かが、誰かがきっとそうさせているに違いありません。
男として何でも常に目標を持ってそれに向かい挑戦する気持ち、忘れては行けませんね。35年もの走ってないブランク、もうブランクではありません。走ることへの一からの挑戦です。
8月23日 寄り道も含め16.5km歩き 午前9時には帰宅 明日から2日間那須高原に行ってきます。