【物件名:タウンS B棟】
転勤のため退去された戸建貸家(築20年)の洗面台収納部の修理を行いました。
収納部の底がボロボロですごい状態になっていました。
入居者さんによると、入居時からこうなっていたとのことです。
入居者さんは4年弱の入居でしたが、4年でここまで痛むとは思えず、確かに入居前からだったのでしょう。
これまでずっと業者に管理を任せっきりで、入居前の室内チェックとかをしっかりしていなかったと思われますが、この状態でなにも言わず、4年間住んでいただいていたのかと思うと複雑な気持ちです。
洗面台の入れ替えも考えましたが、洗面ボールは陶器製でしっかりしており、まだまだ使えると判断し、DIYで修理をすることにしました。
まず、底板をぶち抜きました。
べニア板が完全に腐っていたので、手で簡単にぶち抜くことが出来ました。
ホームセンターに交換用のべニア板を買いに行ったのですが、MDF材というのが安く売っていたのでそちらを購入しました。
ケチって一番薄い 2.5mm厚のものを買ったのですが、薄くて強度が不安になり、補強のために横桟を2本入れました。
また、MDF板の表面には、他の物件で余ったヘリンボーンのCF(クッションフロア)を貼り付けました。
Φ50のドリルで、配管の通る穴を開けます。
板厚が薄いので簡単に穴が開きました。
板をセットして完成です。
木工ボンドでしっかり貼付けようと思いましたが、後の点検や再交換のことも考えて、ビス止めとしました。
下のほうの塗装が少し剥げているので、塗装が必要ですが、見違えるように綺麗になりました。
【かかった費用】
MDFボード 900mmx450mmx2.5mm 360円