素人大家のDIY記録

エアコン室外機の移設

【物件名:タウンS】

戸建て物件を退去された方が、エアコンを残置されて行きました。

2013年製造のまだ動作するエアコンでしたので、大家としてはありがたいことではあります。

 

ただ、取り付け方がよろしくない。。。

ちょっとしたベランダがある2階南側部屋についていたのですが、室外機がベランダの真ん中に居座っています。

 

洗濯物を干すためにベランダにも出ても身動きできない状況です。

どちらかの隅に寄せらればいいのですが、ちょっとおしゃれ?な、観音開きタイプの雨戸がついているため、端に寄せると室外機が邪魔で今度は雨戸が使えなくなってしまいます。

 

なんでこんなことになったのかと想像してみると、室外機を1階の地面に置くと、配管の長さが長くなって工事費がかさむため、標準工事費で済むベランダに置いちゃえ! ってな感じでしょうか。

 

センスの悪い取り付け業者のようで、配管の処理もこんな感じになってました。

 

この状態だと、次に住む方がベランダは使えないは、雨戸は閉められないは、という状態ですので、室外機を1階におろすことにしました。

 

いつもリフォームをしてもらっている業者に見積もりを取ってみると、室外機の脱着と配管交換(7m)、さらに2階から1階の壁伝いに配管が走り見栄えが悪くなるのでスリムダクトを付けたほうが良い、ということで、税込み8万円の見積もりが出てきました。

 

うーーーん。

8万円もあれば、新品のエアコンが買えちゃいます。。。

8年落ちのエアコンに8万円もかけるのは勿体ない。

しかし、このままでは次に住む方が絶対不便に違いない。

 

そうだ、DIYで移設をしよう!! と閃きました。

 

しかし、エアコンの移設どころか取り付けもやったことが無い素人大家です。

 

・・・・ ようつべ先生にじっくりと教わり、なんとかやれる気がしてきました。

 

どうせやるなら、プロが8万円でやる内容と同じことをやってみることにします。

 

まず、必要な機材として、以下のものを取り揃えました。

 

・真空ポンプ

・マニホールドゲージセット

 

 

ようつべ先生が、配管の締め付けトルクは重要だと言われるので、、、

 

エアコン用 トルクレンチ 2本セット

 

以上、ブラックフライデーの割引もあり、合せて約20,000円でした。

意外に安いです。(^▽^)/

 

あとは、7mの配管セット

さすがにフレア加工までDIYすることもないと思い、出来合いのものを買いました。

ここまでで約3万円です。

あとは、近所のホームセンターで、スリムダクトを2mx3本とその周辺部品を購入しました。(約6千円)

 

真空ポンプとマニホールドゲージの使い方は、事前にじっくりと自宅で研究しておきました。

 

工事当日は、ようつべ先生に教わった通り、まず室外機のポンプダウンを行った後、室外機の取り外し。

 

その後、スリムダクトを壁に仮固定。

ここまでで丸1日かりました。。。。

 

翌日は、配管の取り回しとテープ巻き、室外機への配管取付、真空引き、動作確認 と これも結局丸1日。。。

 

雨戸を避けてスリムダクトを配置。

ちゃんとドレイン用にわずかな傾斜をつけてあります。

 

2階部分のダクトの取り付けはちょっと怖かった。。。

 

ガスメーターの後ろに綺麗に通して。

 

丸2日かかってやっと完成しました。

 

配管の長さが微妙に長かったり短かったりするのを心配しましたが、ぴったり所望の位置に収まり一安心。

 

費用は、小物も合わせてトータルで4万円弱掛かりましたが、機材は次回も使えるので、実質、配管とダクトの1.5万円ほどで、時間はかかりましたが、8万円払ってプロにやってもらうレベルにできたと自画自賛です。

 

取り付け後の動作確認もバッチリで、今後たとえトラブルがあっても自分で対応できる自信が付きました。

 

いままで、新規、入れ替えで年1~2台程度、業者に頼んで新品エアコンをつけてもらっていましたが、今後は、ネットで安いエアコン本体を買って自分で取付を行えば、半額ほどで取付できると思います。


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