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Techno CD Review Blog
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V.A./LAUNCH PARTY TECHNO FLIGHT 3.0 captained by DJ YO*C

2010-09-19 | Dj mix
部屋を片付けていたら出てきた1枚。当時はAVEXもテクノ系のMIX CD出してくれてて良かったなと懐かしんでしまいました。そして悪名高きCCCD。今となってはあのリッピング叩きの時代は何だったんだろうと思います。当時からリッピング=ネット流通=売り上げ低下ってシナリオだけを浸透させようとして、CDの売り上げ低迷の理由づけにしていましたが、いい音源は売れるんです。それが未だに理解されていないと思うレコード、CD業界はもう駄目だと言わざるをえません。ポータブルCDプレイヤーやMDが販売されなくなった今こそ、リッピングしたCDも手元に置いておこう!っていう文化を定着すべきだったと思います。

実際に手に入らないCDは売れないですよ。テクノなんて再発なんてよほどのものでない限りありませんから、今売切れたらお終いです。CDJとか考えている人が手放すなんてまずないですよ。CD-Rでプレイしているのは格好悪いと思うポリシーなので。もちろんアナログリリースしかないものもあるので、CD-R全否定ではありませんよ。

少々愚痴が過ぎましがが、懐かしMIX CDです、YO*Cといえば「ハッピーの権化」といわれるほどハッピーハウスを回したら右に出る人はいないでしょう。そんな彼のプレイを期待すると最初はがっかりするかもしれません。ジェームスブラウンネタからはじまり、WHEN I ROCKに流れPAUL MACがガシガシ入るというのは彼本来のスタイルではない気がします。後半少しだけピアノブレイクが入ってYO*Cっぽさが楽しめますが、全体としてはこの時流行りのテクノを上手にまとめてつないでいる感じでしょうか。

ミニマル、クリック全盛期というわけではなくなってきましたが、昔の良きテクノのフロアでガンガン踊る感じを懐かしめる一枚です。中古屋で見つけたら助けてあげてください。


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