「富士山」オーバーツーリズム問題で思い出す…格言なんですって。
二度登るバカは、分かりますが、一度も登らないバカの方は、ほっとけです。
登山が好きで趣味にしている人間も周りによくいますし、
休みの日の阪急電車に乗れば、これから六甲山に登る格好の人も良く見ます。
日本は、国土のほとんどが山ですから、下手すりゃ普通に街を歩いていても、
山登りになっている時もあるし、神戸なんか、もともと、
家が山に有るような場所も、いっぱい有ります。
それこそ、ほとんどが、まっ平な大阪なんか、
日本一低い山の天保山は、二度どころか、何度でも、
南ルート、北ルート、西ルート、東ルート、どの方向からでも、
一日の内に、登頂チャレンジできるし、サンダルでも、短パンTシャツでも、
自由に登れる超安全な山岳です。
ただ、海の近所に有り、富士山と一緒の独立峰ですので、
台風とかで強風が吹く時は、滑落の危険が有ると思います。
冬で寒すぎて、一気に登頂できないからと、
テントを張ってビバークはお勧めできません。
たぶん、大阪の山岳救助隊に見つかれば、ただの浮浪者と間違えられ、
とっとと下山して帰れと怒られます。
もし、帰宅を拒否れば、港区の警察署の中でのビバークになるでしょう。
その時は、もしかしたら、暖かいカツ丼が出て来るかもしれません。
私の子供の頃は、六甲山が身近すぎて、ただのデカイ裏庭の感覚でした。
春になれば、学校にいても、カメムシがそこら中にに飛んでいて、
困ったもんでした。
しかし、私は富士山には、全く登りたいとは思いませんね。
遠くから見るには綺麗でも、近くでは木も生えていない、ただのはげ山です。
何が楽しいのか全く分からない。
今では、オーバーツーリズムで、大渋滞して、通勤電車となんら変わらない。
わざわざ山にまで行って、人だらけなんて見たくないです。
最近、アウトドアブームのせいで、六甲山でもそうなっているらしい。
一体、何をしに行ってんだか ?
本来、都会の喧騒から離れ、五感で自然の音や風や匂いを感じ、
癒される為に、行っているんじゃないんでしょうか。
繁華街に、買い物とか、食事とかの目的が有って、
人ごみに行くのはまだ分かります。
山にまで行って、一直線に並んで、何も無い所を黙々と歩くなんて、
言い方は悪いかもしれませんが、地獄の死者の行進にしか私には見えない。
予行演習の為にやっているんでしょうか ?
上に昇るのは、天国かもしれませんが、
つい先日は本当に召された人もいました。
本望なんでしょうね。
やっぱり私は、そんなに徳の高い人間ではないので、
バカのままでいいです、死ぬ時は天保山で滑落して死にます。