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楽しくいきましょう、神戸 大阪

映画 フェラーリを観てきた

この映画は、主人公のエンツォ・フェラー リを演じる、

アダム・ドライバー と、その妻であるラウラ を演じるペネロペ・クルス が、

鬼気迫る演技で、人が簡単に死ぬレースシーン共々、

緊張感を生んでいました。

一般道を1000キロ走るミッレミリア で、

道のすぐ傍で見ている近所の人達が、

事故に巻き込まれて死ぬシーンも有ります。

今でも、向こうのラリーでは、たまにこういう事故が有り、

観客が巻き添えになり死んでいます。

欧米では、それも当たり前の感覚なんでしょう。

以前、トヨタがF1レースに参戦し、莫大な金をかけたのに、

一勝も上げれなかった。

何が悪いのかが、分からないとその時は言っていました。

F1の車は、その時の最先端の技術を集積して、

ほぼ、一発勝負で走らせています。

あれだけ、いい加減と言われているイタリア人が、

最先端の技術を使って、レースで勝ち続けています。

この映画は、そのイタリア人の狂気を表している一端かもしれない。

フェラーリの車は、日本車に比べれば、造りがシンプルで、無駄が無い。

そして、常に、デザインを最優先している。

スピードという凶器を楽しむ為の道具だと思います。

それは、真面目に安心安全最優先の日本人には無理な感覚でしょう。

もう一つ、一般道レースと言えば、イギリスのマン島のレースでしょう。

マン島の中の周回する道を、とんでもないスピードで走ります。

特に、自動車もあるのですが、バイクでのレースが、狂気の沙汰です。

一回転んだだけで、ほぼ死に直結する。

完全に、頭のねじが外れています。

こんなレースに毎年出ている人間がいるんですから、

そんなに死にたいんでしょうね。

この映画は、アメリカと対照的に、高貴だけどヨーロッパの暗い雰囲気が、

余計に狂気を煽っていました。

シリアスな映画を創る、マイケル・マン監督らしい、

フェラーリの華やかさを排した、虚飾の無い映画だと思います。

そして、もうすぐ無くなるかもしれない、大排気量のエンジン音を、

存分に聞けるだけでも、この映画は価値があるでしょう。

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