理3の学生は、彼のように「楽をしたい」という考えを持っている人がとても多い印象を受けます。
東大に合格した多くの人は、やはり長時間勉強しています。休日に1日15時間勉強して東大に合格した、という人も多いです。
一方で理3の学生の場合は、机に向かう時間自体は1日8時間くらいだった、という人のほうが多いです。
その通りだと思います。
受験勉強は、受験の為の勉強で、コツコツ真面目なんて意味が無いんです。
如何にして、楽してぼろ儲けと考えて、とことん無駄を省き、
タイパ、コスパを上げる事です。
失敗した私が言うのもなんですが、無駄でいらん事ばかりしていました。
一つの事にこだわりだしたら、とことん納得するまで深く調べてしまう。
女の子が気になり出したら、頭から離れなくなる。
どうしようもない奴です。
言い訳になりますが、それをしている最中は、とっても楽しい。
それだけに、その後で自己嫌悪に陥り、情けなくなります。
そういう失敗ばかりしてきました。
今思えば、その最中は苦しいですか、楽しかったです。
お陰で、七転八倒の人生になり、色んな思い出が、
走馬灯のように思い出されます。
だから私が死ぬ時は、走馬灯が長すぎて、なかなか死ねないでしょう。
閻魔様に、まだかーー ? と催促されるに違いありません。
しかし、とことん無駄を省いて勉強するというのは、
本来の義務教育を実践している訳です。
受験勉強は、大学に通る為の義務としての勉強で、
そこに思い入れや、執着が有っては、邪魔なだけです。
だけど、普通の人間は、雑念が入り、楽しくないのも有って、
それから逃げようとするのが当たり前で、勉強に集中できない。
だから、大人の言う事に疑問を持たず、素直で良い子が賢い事になります。
それだけに、多感な青春時代に、邪な欲望に目覚めてしまうと、
あっという間にドロップアウトしてしまいます。
ドロップアウトしても、それを上手く解消できればいいのですが、
悩み過ぎて、最後は自死にまで至ってしまう。
大人が、自分も出来ない事を子供にさせようとして、無理強いし、
人間を壊してしまう。
はっきり言って、超無責任で、バカな大人だらけのせいで、
若い者の意欲を壊し続けた結果、この国は衰退の一途を辿っています。
何度も言っていますが、画一的な、日本の文系社会は、
現代には合っていないんです、もう既に、崩壊しているんです。
AI時代になれば、画一なんてのは、機械でも出来るんです。
一人一人の個性の違いが、これから必要とされる。
みんなと一緒なんて、盆踊りの時だけでいい。
子供の時のように、何にでも興味を持ち、疑問をいっぱい作り、
それを、AIにぶつける事が求められると思います。
AIは、人間の無限に有る疑問と欲求に応える為に作られた、
便利なツールなんです。
全ての困った事をぶつけまくる、究極のカスハラをやってやればいい。
それこそ、土下座をさせたかったら、何万回もやり続けるでしょう。
表情の無い能面顔でやるのが気に入らなけりゃ、
苦悶の表情を浮かべろと言えば、ウルトラマンやキティちゃん顔で、
無限にやってくれるでしょう、ちょっと不気味ですが。
そういう意味で、難しい受験勉強をして、東大へ入る文系の方々は、
都知事選の石丸さんのように、はっきりした目標が無ければ、
AIで十分になり、近い内に取って代わられる事になる。
既にそうなってきているから、各地方の市長や知事が、
若い優秀な人に代わりつつあると思います。
そうしないと、これから、ポンコツ市長、知事の所は、
無理矢理でも、アマゾンとかのAIに代えられていくでしょう。
東大の理三に行っても、これから多分、
医療はほとんどAIがするでしょうし、要らなくなる。
知識は既知の物だからで、無知こそ、お金になるように思います。