ユーチューバーのサトマイさんが、男らしさを語っているユーチューブ
内容を批判して、炎上しているそうです。
サトマイさんは、とっても聡明で、
数字を使い論理的に世間の事象を説明して、
最近、企業からの講演の依頼も有るほど有名になってきた、
ユーチューバーの女性です。
数年前から、見ていましたが、立て板に水の如く話し、
心理学からもアプローチし、膨大な知識が有るのが良く分かります。
話の内容も、現代の流行りを分析するような、高度な分析のわりには、
キャッチーな内容ですので、普通に見てみたくなります。
そのサトマイさんが、男らしさを追求しているYouTubeを、
自殺が増えると批判しました。
それにより、炎上し、またその批判に対しての返答動画をあげています。
男らしさばかり強要されてきた時代であった私としては、
女の人に冷静に分析し指摘され、
自殺が増えて、有害であると言われる時代が来た事に感動します。
なんか、嬉しいやら、こそばゆいやら、自虐感をくすぐられ、
もっと言ってーと、複雑な気持ちです。
しかし、今の若い男の子達も、男らしさを気にしているんですね。
その事にも、ビックリしています。
ひと昔前にも流行った、ちょい悪オヤジのファッションは、
私には、嘘くさ過ぎて、どうもダメでした。
町のチンピラ風は、ただ、小汚いようにしか見えません。
私の子供の頃は、前にも書いた、私の鬼瓦叔母を筆頭に、
本気でヤバイ、怖い、恐ろしい、人間モドキがいっぱいいました。
今風に言えば、CMで、堺雅人さんが、
自分が買った土地を踏み潰そうとしている怪獣に謝っている映像の、
怪獣みたいな顔した人間が、老若男女、老いも若きも、
ブサイクを通り過ぎた、なんか有ったら、
頭から、かじられそうな輩だらけでした。
そういう環境だっただけに、チョイ悪なんて、
あんなお洒落なカッコをしていたら、たかられて、身ぐるみ剥がされます。
髭なんて、下手に伸ばしていたら、掴まれて引っ張り回されるので、
危険なだけです。
外を歩く時は、常に何か危険な事が有ると緊張感を持っていないと、
そこら辺の野良犬にでさえ、取りあえず、餌と間違えられて噛まれます。
そういう時代を生きてきた私としては、現代のこういう論争が羨ましい。
なんか、楽しそうでいいですね。
本当に男らしさを付けたいのなら、ボディビルもいいですが、
是非とも柔道をお勧めします。
汗臭い男同士が、くんずほぐれつ、べったりひっついて、
夏になれば、デオウの如く、ワキガだけでも気絶しそうになるぐらい、
男らしさを、否が応でも満喫できるでしょう。
柔道部の部室なんか、蝿や蚊でも落ちて、
ゴキブリが即死しそうなぐらいです。
ちょっと脱線しましたが、サトマイさんの膨大な知識と分析で、
つけ入る空きが無いぐらい、コテンパンにされます。
その方法で、男らしさなんて、ひ弱な男の主観だけのロマンチックな、
言い訳がましい能書きを、無駄無駄無駄無駄なんて言われ、
自殺するまで言われてしまうと、ユリアに北斗百裂拳を浴びたようで、
うれし涙を出しながら、必ず昇天できるに違いありません。
しかし今って、女の人と、こんな論争が出来るんですから、
いい時代です、うらやましーーい。