まだ乱暴な事をやっとんたんかい !
このおっちゃんの出た作品では、近未来的映画のジャッジ・ドレッドが好きです。
ヘルメットをかぶっていて、顎しか見えないからです。
垂れ目は、甘すぎだから隠して、ちょっとしゃくれたケツ顎が強そうで、
役にピッタリはまってます。
もひとつ、コブラです、ティアドロップサングラスと、カスタムメイドされた車が、
全部マットブラックでカッコ良かったです。
レイバンのティアドロップサングラスは、若い頃、勢いで買ってしまいましたが、
壊滅的に、似合いませんでした。悲しい思い出です。
さて、成田三樹夫さんです。
週刊現代に、この人を語ろう、と言う連載記事が有り、
満を持して、成田三樹夫さんが出てきました。
顔といい、声といい、渋過ぎます。大好きでした。キャー抱いてーー。でした。
ヤクザ映画に出てから、一気にブレイクして、時代劇とかも、たくさん出ました。
この人ほど、紫煙をくゆらすのが、きまる人はいないと思います。
昔は、タバコを吸うポーズが、カッコイイ俳優さんが、いっぱいいました。
若い子は、それに憧れていたんだと思います。
私は喘息持ちでもあり、全く吸いませんでしたが、カッコだけは真似したかった。
だけど、似合う人と似合わない人が、ハッキリ有る。
似合わない人が、一旦もみ消して捨てた、短いクシャクシャになったシケモクを、
わざわざ取って、顔の近くで火をつけて、不味そうに吸っているのは、
貧相で情けない。吸わない人間が抱いているカッコイイイメージを、
壊してくれるなと思っていました。
成田三樹夫さんは、インテリでもあり、東大にも入っています。
松田優作が主演のドラマの探偵物語では、コミカルな役もこなしてました。
現代は、男らしい、ダンディ、ニヒル、胸毛ボーボーとかダメなんですね。
そりゃ、柔道せんわ。