どこよりも早い!高校入試の話。会

地域の皆様に高校入試の情報を広く提供することを目的に、地元の塾が中心となって運営しているボランティア団体。

運営塾の塾長による対談を行いました 【後編】

2022-02-16 12:27:00 | 日記
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2022年2月9日(水),【どこよりも早い!高校入試の話。】を運営する,赤井源維(埜口義塾/越谷),根岸孝之(幸彩学習塾/栗橋),木下絢一(教学館/越谷)の3人による対談が,オンラインで行われました。
今回は前回の【前編】に続く、【後編】となります。
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根岸:話を戻して。志望校選びは,そういった意味では,生徒さんや親御さんに行動せよと言うだけでなく,こちらからのアプローチも大切なのかなと。
それを最初に偏差値でやるから良くないと。
赤井:そうだね。
木下:そうですね。
学校を選ぶ基準を,「まず偏差値!」ってしちゃうと良くないですよね。
それは,偏差値追放!とかそういうのではなくて。笑
根岸:とりあえず,偏差値は置いておいて,高校生活で得られるものをしっかりと話していかないと。
まあ,現実,偏差値は大切なんですが…。笑
木下:大事だけれども,もっと自分が受けたインプレッションを大事にして,というような。
絶対に行きたい,譲れない,っていう感じなら,勉強も頑張れますからね。
「ここ行きたい!」「でも偏差値足りないや。」「よし,がんばろう!」みたいな。
根岸:そういうことです。
価値を見出したものや憧れに対する,人間の可能性を信じることですね。
赤井:そういう学校を紹介・提案するのも,塾の大事な役目だね。
根岸:可能性を一番信じなきゃいけないのは自分自身なのにね。
自信のない子が多すぎる。
赤井 そういう状況に持って行くのも塾の役目だな。
木下:自信がないのは失敗したくないからなんでしょうね。
自信がないのは自身がない,なんつってね。笑
根岸:意外と言い得て妙かも。笑



赤井:
あとは,家庭のチカラも大きいねー。
木下:意外と保護者さんの方が先に折れちゃうことってありますね。特に学校の三者面談の後とか。
「もうこの学校で良いんじゃない?」みたいな。
根岸:ありますね。
赤井:あるねー。
木下:「受験って,せっかく成長できるチャンスなのになー。」って勿体なくすら思ってしまう。
根岸:今はコロナ禍だし,早く安心したい気持ちはみんなあるんだと思いますけどね。
赤井:その影響は大だよなー。
根岸:それはそれで寄り添ってあげることも大切ですね。
木下:平坦に進んで行ける受験なんてないですからね。
赤井:殻を破るのは内側から。生徒の方から。
木下:あとは,煮詰まった時,どん詰まったときこそ,その学校への本気度が試されてるというか。
本気なら努力できますしね。逆に,本気じゃないとすぐ諦める。
一回諦めちゃうと,Like a rolling stone。
根岸:そういう壁にぶつかってるときは、暖かく見守りたいね。


木下:見守るのと過保護なのは切り分けないといけないですけどね。
見守るのは優しさ。過保護は甘やかし。
赤井:それ分かる。
過保護はその時は良いかもしれないが,結局良い方には働かないよな。
社会に出ても。つまり一生。
根岸:何もかもそうだけど,やはり長い目で見る,という視点を持って欲しいですよね。
今の努力は今のためだけではない。そういうことも教えていきたいですね

木下:某予備校の講師の吉野敬介先生っていらっしゃるじゃないですか。古文の。
吉野先生が何かで仰っていたんですけど,「今頑張れないヤツは一生頑張れない。だから,やれ!」って。
僕はいつも「悩んでるヒマがあったら,手ぇ動かせ」って言います。笑
根岸:具体的に言えば,そういうことですよね。
努力することの大切さ,価値。そのへんを志望校選びと絡めて教えてあげられるかというのが,私たちの価値なのかなとも思います。
木下:そうですね!
赤井:それな!
木下:テクニックを教えるだけじゃないんだぞ,ってね。


赤井:その通りだね。
根岸:私たちのような個人塾はそれができるんだと思います。塾長の個性を通して。
木下:個性的ですからね。みなさん。笑。
個性的な個人塾の塾長の中でも,最も濃いお二人と,薄味の木下でお送りしています。笑
根岸:嘘は良くない。笑 
そういった志望校選びなどを通じて,いろんなことを教えることができる。
それが個人塾へ通う価値なんだと思います。
赤井:そのへんをもっとアピールするべきだな。笑
根岸:車を買うなら大手の方が安心だとは思いますが,人を育てるはそれとは違う。
その意味では、私たちももっと個人塾というものの価値を話していかないといけませんね。
赤井:同感だね。
木下:その価値を感じてもらえるように努力しないとですね。
日々,研鑽。
赤井:うんうん。それも大事。

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木下:今回の対談は『志望校選びに「まず」大切なのは?』ということでした。まとめるとどんな感じでしょうか。
赤井:自分にとって価値がある学校であるか。
これから自分を伸ばしてくれるような学校であるか。
私はこれですね。
根岸:私は憧れだと思います。
その学校に行ってなにか学びたいという憧れ。それが原動力になっていくと思います。
そのために塾としては,皆さん一人一人を知り,皆さんとともに進路を選ぶ。そういう気持ちでいこうと思います。
木下:僕は,ひとまず偏差値は抜きにして「行きたい!」って思える学校に巡り合えるまで見学に行くことですかね。
それがその後の勉強の,ひいては成長の後押しをしてくれると思います。
赤井:一緒に進路を考えることは極めて大切だね。
根岸:進路を選ぶのも学力を上げるのも,ひとりじゃないということを,私は皆さんに伝えたいですね。お節介にならない程度に,お節介したいと思います。
木下:そうですね。
逆に,応援してあげたいなと思わせるような本気度を見せて欲しいですね。笑
お二人,今日はありがとうございました。
赤井:こちらこそ。またやりましょう。
根岸:ありがとうございました。やりましょうやりましょう。



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『志望校を選ぶのに「まず」するべきこと』をもっと掘り下げた内容を,【どこよりも早い!高校入試の話。】では,この記事と同様に,3人による対談でお伝えする予定です。
続きを聞きたい方,ご興味をお持ちの方はぜひ会場へ足をお運びください!
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