以下、(イヤホンのパーツが取れて、耳にはまって数日...【グロ注意】(ギズモード・ジャパン) より引用)
ギズモード・ジャパン
皆さんも気を付けてください!
普段何気なく使っているイヤホンですが、すごく困ったことが起こりました。
先週水曜日、僕はテキサス州オースティンからニューヨーク行の飛行機に乗ったんですが、降りるときにあるものがないことに気が付きました。Etymotic Researchのイヤホンの片方が、こんな風にいつもと違う形になっていたんです。
僕はそれまで耳の病気とか、耳の痛みすら感じたことがなかったんですが、それから数日はなんだか耳がぼんやり痛くて、ときどきは刺すような痛みすらありました。それは特に左側を下にして寝ているときでした。
でも、と僕は思いました。何事にも初めてってことはありますよね。
その考えは間違いでした。
その週末はずっと、左耳を綿棒でどうにかしようとしていたんですが、綿棒が入っていきませんでした(ちなみにお医者さんからのアドバイス:綿棒は絶対に使わないでください)。しかも綿棒を入れようとすると、痛むんです。すごく。でも、イヤホンはちゃんと使えてたんです。左側が右側より短くなってて、ちょうどよかったんです。
痛みの原因は、今から考えれば当然のことに思えるんですが、僕がそれに気づいたのは日曜日のことでした。イヤホンから取れたパーツが耳の奥に入ってたんです。
言い訳すると、イヤホンのパーツが耳に入っていても耳はちゃんと聞こえていたから、わからなかったんです。それに痛みもそんなに強くなく、四六時中ってわけじゃありませんでした。僕は自分の「日記」(Facebookでつながってる友だちとも言う)にも、そんなことがありうるのか聞いてみました。耳の中にゴムのかけらが入り込んでいながら気づかないことって、あるのかと。友だちとか親戚が、病院に行ってみたら? と勧めてくれました。ある友だちは、自分が耳のけがをしたときに早く処置をしなかったので、今は片耳がほとんど聞こえないと言っていました。
それで僕は月曜日の夜、食料と水とすごく長い本を持って、いやいやながらER(救急医療室)に歩いて行きました。そして案の定、看護婦さんが僕の左耳の奥にはまったイヤホンのパーツを見つけてくれました。彼女はそれをピンセットで取り出そうと3回試みてくれましたが、その間のつらさといったら大変なものでした。そして結局うまくいかず、ERからは「なるべく早く耳鼻咽喉専門医にかかるように」と勧める文書をもらって帰されました。
そして火曜日、僕は不安でいっぱいになりながら耳鼻咽喉クリニックに行き、幸い良いお医者さんに診てもらうことができました。クリニックの主任耳科医、スパーリング先生が、心配ないと言ってくれました。
先生はまず僕の耳に入ったイヤホンのパーツの写真を撮ってから(その写真はずっと下のリンク先で見られます)、別の医師を呼んでパーツを取り出させました。取り出すのにかかった時間はたった3秒で、痛みもまったくありませんでした。よかった!
スパーリング先生によると、彼自身もEtymotic Researchのイヤホンを使っているし、同社の耳に入れるタイプのヒアリングプロテクターも推奨しているんですが、同じような患者がたくさん来るそうです。たしかに僕自身の友だちにも、同じ状態になった人が3人もいました。思ったほど珍しいことじゃなかったようです。
「イヤホンも、補聴器も、そしてゴムチップの付いたものは何でも」、外れて耳にはまってしまうことがあるとスパーリング先生は言い、その場合は高度な医療者が必要になる(できればERの看護師さんではない方がよい)とのことです。彼はまた、耳の内部の体温と湿度によってイヤホンのゴムは想像よりも早く劣化するので、一般的にみんながしているよりももっと頻繁に交換すべきだと言っていました。そうすれば、パーツが耳の中に取り残されるようなことも少なくなるでしょう。
痛みと不安と耳の中のゴムパーツを取り除いてもらえたのはありがたかったですが、今後はもう経験したくありません。僕は今、イヤホンじゃなく耳にあてるヘッドホンを買うべく検討中です。そうすれば、パーツが耳に入ってくる心配もありません。
スパーリング先生が撮ってくれた写真は、体内とかの生々しい写真が苦手な方は見ないでほしいのですが、一応こちらにあります。
もっと当たり障りのない、耳から取り出した後のイヤホンのパーツは、こちらです。とはいえ、なんとなくへその緒みたいに見えちゃうんですが...。
イヤホン使っている方には、こんなことも起こるんだなって頭の片隅に置いていただければ幸いです。
Image:Bork/Thinkstock/Getty Images
miho
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引用はここまでです。