また何か調子悪くなったのかな?と思いながらお伺いすると・・・前回サポートさせていただいたのとは別のPrecision T3500でした。
電源を入れると・・・エラーメッセージが表示されました。
メッセージを読み解くと・・・DIMM1のメモリーのエラーのようです。
T3500の前面には診断LEDがあり、何かエラーがあった場合は、このLEDの表示状態でトラブル内容をある程度特定できます。
今回は3と4のLEDが点灯していました。DELLのサイトで調べると・・・「メモリーモジュールは認識されているが、メモリーエラーが発生。」ということでした。
エラーメッセージと合致しています。
念のため、BIOSを起動してみると・・・DIMM1に2GB、DIMM2に2GB、DIMM3に4GBがささっていることになっていました。
メモリーモジュール自体は、確かに認識できているみたいです。
お客様にお聞きすると・・・以前からWindows上のメモリ認識容量は6GBだったとのことですので、Windows的にはDIMM1の2GBは認識していないみたいです。
とりあえず、怪しいDIMM1(2GB)を取り外してみました。すると今度はDIMM2のエラー云々の表示が・・・DIMM1を空きにしてはいけないみたいなので、DIMM3の4GBメモリーをDIMM1に取り付けました。
すると、メモリーの(取り付け)状態が変更になったがよいかの確認メッセージが表示され、そのまま進むと・・・無事にWindowsが起動してきました。
以前からメモリーの認識は6GB(DIMM1はWindows上認識されていなかった)でしたので、今回DIMM1 4GBとDIMM2 2GBの本来?の6GBになりました。
今回はメモリースロットの問題ではなく、メモリー単体の問題だったようです。暫く様子を見ていただくことになりました。
メモリーはICなので取り付時などは、静電気に注意する必要はありますが、一旦パソコンのマザーボードに取り付けてしまうと触ることは無いので、故障することは少ないのですが、ゼロではありません。
診断LED表示があるのは・・・サポート業者としては助かります。
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