パソコンは、MouseのLB-C240X2-SSD2という小型ノートパソコンです。
電源を入れてみました。暫くすると・・・
ブルー画面で「CMOS Message」というメッセージが表示されました。Press Enter(OK)に従い「Enter」キーを押すと(3回)、Winodowsが起動してきます。
実は、以前もMouseのノートパソコンで、同様の現象がありました。原因は内部のC-MOS保持電池の消耗です。
とりあえず、この画面が出ても、「Enter」で進むとメッセージに記載されている様に、デフォルト設定でWindowsが起動してきます。
ちょっと面白いのは、通常C-MOS保持電池が消耗すると、内部の時計はリセットされてしまうのですが、前回もそうでしたが、時計が中途半端に遅れた状態になります。(今回は2週間) おそらく、Windowsが起動してネットにつながっていると、時刻を自動的に設定する機能があるので、時計は合っているのですが、シャットダウンしてしまうと、その時点から時計が止まってしまうみたいな感じです。
分解するには、まず底面のネジ5本を外します。
つぎに、キーボードを外します。上部の4ケ所のツメを外して取れます。
基盤とつながっているフレキシブルケーブルを外します。
キーボードを取り外したら、上面カバーのネジ5本を外します。
これで上面カバーを外せるのですが、今回カードスロットにダミーカードが入っていたので、これを取り出してから上面カバーを外しました。
上面カバーを外すと、C-MOS保持電池が確認できます。汎用のCR2032が使われていました。
取り外して電圧を確認してみると・・・0.07Vでした。完全に消耗していました。
新品の電池に交換して、元の状態に組み上げました。
確認してみると・・・CMOS Messageが表示されなくなりました。内部時計も電源を落として、コンセントを抜いてもきちんと合っていました。
C-MOS保持電池が消耗すると、BIOSなどの起動情報を忘れてしまうのですが、メーカーやBIOSによって、その挙動はさまざまです。
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