その際に、デスクトップパソコンに繋がっている外付けUSBのハードディスクが認識されていないことに気がつきました。
このUSBディスクは、別のLAN接続の「共有ハードディスク」のバックアップ用として使用していました。
共有ハードディスク自体は正常に動作していますので、通常の運用には問題無いのですが・・・バックアップ用のUSBディスクが認識できていないので、バックアップが取れていない状態です。もし共有ディスクが壊れてしまったら・・・データの復旧がとっても難しくなってしまいます。
デバイスマネージャーで確認してみると・・・USBコントローラーの箇所に「ビックリマーク」がついています。 USBのドライバーがおかしくなったのかなと思い、別のパソコンに繋いでみても状況は同じです。
バックアップ用ハードディスクなので、持ち帰り調べてみることにしました。
現地では周りが騒がしくって気がつかなかったのですが、事務所でUSBディスクの電源を入れてみると・・・ディスクからものすごい音がしています。う~ん・・・これはUSBドライバー以前にハードディスク自体に問題がありそうです。
分解してハードディスクを取り出しました。使っていたのはSAMSUMGのHD250HJ(250GB/7200rpm/8M)でした。
ディスク単体で、検証用パソコンに接続してみました。するとやはり異音を発生しています。BIOSレベルでも、修復ソフトでも全く認識できません。
手持ちで持っていたS-ATA 80GBのハードディスクを取り付けてみたら、正常にUSB接続で使用することができました。ハードディスクの物理的な故障のようです。
お客様にご連絡して、ハードディスクを新品に交換することでご了解を得ました。もともとパックアップ用でしたので、データがなくなってもまたバックアップを行えばよいので問題ありません。
全く同じハードディスクは見つかりませんでしたので日立のHGST HDS721025CLA382(250GB/7200rpm/8M)を用意しました。スペック的には同等です。
ハードディスクのフォーマットを行い、交換してUSB接続のハードディスクとして正常に認識できて、動作していることを確認しました。
右は取り外したHDD
大事なデータは、必ず2箇所それも別の場所に保存するようにしておきましょう。
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