dotRed Audio Designs

株式会社ドットレッドオーディオデザインズ公式ブログ(日本語版)

製品情報ページが新しくなりました

2017年10月26日 | プロモーション

ブログ担当の後藤です。

 

先日お伝えした新商品「MASK84」と「LINK84」を含め、ホームページの製品情報ページを新しくしました。

 

左側の製品名をクリックすると、該当の製品紹介のところへ移動します。

もちろん、そのままスクロールしてもご覧になれます。

 

上の画像は、WORKFRAME84をユーザーのシステムに合わせて形態を変えられることを説明しています。

 

MASK84の紹介部分は、こんな感じです。

そして、LINK84の紹介部分はこちら。

どちらも、青い「詳細はこちら」ボタンをクリックすると、詳細ページに移動します。

 

また、オハズカシながらモバイル用のページをメンテしていなかったので、滅茶苦茶な表示になっていたのも、

今回のアップデートで見直して修正しました。

一部、画像がきちんと表示できない箇所がありますが、ご容赦ください。

 

ところで。

MASK84とLINK84の発売日なんですが....

準備が、つつがなく進行すると11月11日(世間ではポッキーの日らしいですが)になる予定です。

 

あ....セール期間との関係が....

では、また。

 


2017年秋の新商品告知(その2)

2017年10月17日 | プロモーション

ブログ担当の後藤です。

新商品告知(その2)です。

 

既にWORKFRAME84をお持ちの方、購入をご検討中の方!

お待たせしました。

  • WORKFRAME84用のフロントカバー「MASK84」
  • WORKFRAME84を2台、連結して168HP化するアングル「LINK84」

この2つを発売します!

Facebookページのトレイラー動画が低画質なんですよね。

ホームページに詳細を掲載していきますが、まずは簡単にブログでご紹介します。

 

まずは「MASK84」から。

パッチングしたまま被せられるWORKFRAME84用のフロントカバーです。

厚さ0.8mmの鉄板で衝撃から大事なモジュールを保護します。(両サイドは厚さ2.3mmの鉄製です)

軽くて丈夫な素材を検討しましたが、価格が高くなってはいけません。

確かな強度をキープしながらも価格を抑えられることを考えた結果、厚さ0.8mmの鉄板となりました。

 

中央に見慣れたネームプレートが有りますね。

これは....そうです。WORKFRAME84の左端に付いているネームプレートを外して、MASK84に移植します。

WORKFRAME84のレール部分に隙間が見られますが、設計ミスではありません。

この隙間には、ちゃんと意味が有ります。

 

お次は「LINK84」です。

2台連結で168HPなら「LINK168」じゃないの?というツッコミがあるかもしれませんが、

横幅は84HPなので、「LINK84」で間違いじゃないです。

WORKFRAME84にMASK84を付けた状態で2台....そこそこの重さになってしまいますので、

アルミ製としました。こちらについては、価格よりも軽量優先としています。

その代わり、最低限の強度を保ちながら、コストを抑えています。

 

先ほど、MASK84とWORKFRAME84の間に見られた隙間には意味があると書きました。

その隙間は、LINK84を取り付けた2台のWORKFRAME84に跨ってつながったパッチケーブルを通す隙間です。

なので、パッチケーブルをすべて、つないだままMASK84でカバーして持ち運ぶことが可能です!

また、先日発売した「d-BOLT」を取り付けた状態でも、この隙間のおかげでMASK84と干渉しません。

 

あ、大事なセールスポイントをお伝えしていませんでしたね。

この画像のように、両端のネジを緩めて、チルトした状態で置くことが出来ます。

2台の間を少し離しているのは、チルトした方のモジュールにアクセスしやすくするためです。

 

詳細は、ホームページでご覧いただけるように準備しています。

もうしばらく、お待ちくださいね。

 

11月初旬の発売です。

初回生産分は数量が少なめで、購入できるお店が限られますので

予約をされておくのが良いかもしれません。

 

以上、新商品告知(その2)でした。


POWERBASEの四方山話(その2)

2017年10月13日 | モジュラーシンセ

ブログ担当の後藤です。

来週の新商品情報公開に向けて、ホームページの製品情報ページをリニューアルしています。

そちらの内容については、来週までお待ちいただくとして。

今回は、新商品告知の前にPOWERBASEの四方山話の2回目を書いてみたいと思います。

 

おかげさまで、電源モジュール「POWERBASE」について、たくさんの方々から良いご評価をいただいております。

モジュールの中でも、地味な存在でありながらも重要な存在である電源モジュールは縁の下の力持ちなので、

素性の良い物を使いたいですよね。

 

先回の話では、「なぜケースの中に入れなかったのか?(=なぜモジュールになってるの?)」とか、「なんで電源アダプターなの?」という

疑問に対しての理由を書きました。

電気用品安全法という法律に関わる費用が大きな負担であることが理由であった訳ですが、それとは別に、電源アダプターにすることによって

得られるメリットがあるのも、ひとつの理由です。

 

モジュラーシンセに限った話ではありませんが、電気で動くものは時間が経つと温かくなるのはご存知ですか?

電気が通過すると、その通り道にある様々な抵抗成分に関わることで熱が必ず発生します。

電源をONにしたまま、何もしてなくてもモジュールの表面が(多かれ少なかれ)温まっているはずです。

メーカーの観点から、この熱について、いくつかのことを考えなければいけません。

・安定した動作をさせるために、製品内部の温度上昇を何℃までに抑えなければいけないか?

・発熱部に近い部品(特にコンデンサー)の急速な劣化によって、安全性を損なう故障に至らないか?

・人間の肌が触れる部分で低温火傷を負うような温度になっていないか?

といった評価をメーカーは実施しています。

もちろん、法律で決められている部分もありますし、商品を安全に使っていただくというメーカーの姿勢である部分もあります。

 

POWERBASEの公表している性能は、

 +12V … 1,000mA

 -12V … 1,000mA

 +5V … 500mA

としています。

単純に電力[W]に換算すると、26.5[W]です。

電源アダプターの出力をこれらの出力に変換するときに発生する損失を見込んでも、29[W]くらいになりますので、

だいたい30[W]クラスの電源とみていただければと思います。

WORKFRAME84のサイズ(容積)で自然空冷にて、総合的に問題なく使える電力が、この30[W]になります。

ちなみに、+12Vが1,000mAを若干超えたからといって、動作が急におかしくなったりすることはありません。

メーカーとして安全かつ正常に動作する保証値には、プラスアルファがあります。

具体的に、どこまでが限界なのか?と思われると思いますが、使用している場所の周囲温度や電流の変動具合など、

個別要素で判断しなければならないため、メーカーとしては代表性能値として公開します。

 

やや話が逸れてしまいましたが、電源アダプターにすることによって得られるメリットとは、

電源アダプター(の中身)が発する熱をケースの外で放熱することで、ケース内部の発熱を減らせるということでした。

 

四方山話、まだまだ続きます。

が、次回は新商品告知(その2)をお送りすることになるでしょう。

それでは、また!