2022(令和4)年10月30日(日)、約25年6か月、お座敷列車として団体臨時列車で活躍した485系ジョイフルトレイン「華」が10月29・30両日の品川~伊豆急下田間の団体臨時列車の運用をもって引退した。車両の老朽化とコロナ禍で列車の需要が低下した可能性が高い。
丸みを帯びたデザインに大きな展望窓、さらには乗客がくつろいで旅行できるようにお座敷の設備が売りの車両であっただけに残念でならない。種車は485系の改造となっているが、車体は東急車両製造(現:J-TREC横浜)とJR東日本大宮工場(現:大宮総合車両センター)で新規に製作された(改造名義は大宮工場)。他方、床下機器や計器類、ブレーキやマスコン等の運転機器類は、種車の485系をそのまま採用した。画像の車両はクロ485-2(元クハ481-21)。
「華」「グリーンカー」ロゴマーク。全車両グリーン席での扱いとなっていた。多客臨では初詣列車や臨時快速列車(→乗車の場合は乗車運賃にグリーン指定席料金が必要)にも充当された。
車内。お座敷で掘りごたつを備えていた。画像は回送列車で入線したため、ガラス越しより撮影。
モロ485-4(元モハ485-87)
モロ484-6(元モハ484-87)
今回停車時間が短く、撮影できたのは7枚のみ。485系「華」の引退をもってお座敷列車はJR東日本から消滅した。今後、長野または郡山総合車両センターへ廃車回送されるのも時間の問題と思われる。なお、12月には同「リゾートやまどり」も引退予定となっている。仮にリゾートやまどりも引退とあらば、485系は形式消滅となる。485系「華」、25年6か月お疲れさまでした。
撮影日・場所→2018(平成30)/12/9(日)・千葉駅