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D51-609号機、ワム75626

2022-11-13 07:38:49 | 鉄道

平成29年千葉県警察年頭視閲式終了後、JR総武本線を使って成田駅へ。ここから約1km先の栗山公園へ。京成電鉄京成本線高架下にあるのが目印。

屋根付き、かつ機関車周囲を柵で囲んだ状態で保存されている。2011(平成23)年3月11(金)に発生した東日本大震災で地震によって脱線していたが、のちに線路上に戻された。これと併せて、耐震性も強化した。しかし、約78tもある鉄の塊が脱線するなんて、自然のエネルギーは計り知れへんな。

デンター(炭水車)。ここは、前照灯がなくなっていた。

D51-609号機の概要と経歴は上記画像の説明板の通り。

ナンバープレート、換算銘板(空9.0/積12.5)は、公式側、非公式側ともに残存。しかし、日立製作所製造銘板は、公式側、非公式側ともになくなっていた。銘板が取り付けてあったと思われる穴や撤去痕も確認できる。
 

キャブ(電車でいう乗務員室)はガラス、窓枠の欠損はなかった。

キャブ内は比較的綺麗な状態を保っていた。キャブへ上るためのタラップもあるが、機関車周囲を柵で囲んでいるため、立ち入るのは不可能である。

計器類(圧力計)も画像の通り破損なく、きれいな状態。

エアータンク。「47-12 OM」と記載があるので、大宮工場(現:大宮総合車両センター)で整備された。

機関車周囲には、レール幅は違えど、府に霧があったり、「栗山公園駅」の駅名板があったりと鉄道公園のような雰囲気。

D51-609号機のそばに「ワム75626」が置かれていた。車体のみの展示で台車はない。倉庫で使われていると思う。国鉄末期はこのような貨車が数万両が余剰となって売却された。

車両番号も健在。ただ、元の色はレンガ色であったため、塗色変更した可能性がある。字体も国鉄時代と異なっていた。

形式。検査表記も健在。

撮影日・場所→2017(平成29)年1月15日・千葉県成田市花咲町「栗山公園」

アクセス→JR成田駅・京成成田駅下車徒歩7~8分



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