「実物の鉄道にあこがれ、
夢を抱いたファンにお届けする模型誌」
をキャッチフレーズに、
国鉄・JRをメインとした鉄道の魅力を伝える
『MODEL J train』のvol.6が
去る1月29日(月)に発売されました。
ワタシが担当した記事は
特集「考察 急行列車 I」内の
「急行型電車カタログ」。
昨年のTOMIX・453系「ときわ」発売で
国鉄急行型電車のほぼ全ての系列(※1)が
Nゲージで製品化されました。
その系列ごとの最新の製品を中心に、
ワタシが独断と偏見で選ぶ形としました。
KATO製の455・475系では
急行型電車初となるスロットレスモーターを採用。
TOMIX製品でもM-13モーター化が進み、
ダミーカプラーやトイレタンク、配管など
床下機器のディテール部品が増えてきました。
Nゲージ製品の下回り関係のレベルが
2020年代に入ってワンランク上がってきています。
急行型電車は目の肥えたベテラン向け商品。
その鑑賞に堪えるレベルが求められるでしょう。
記事進行を通して、その進化を実感させられました。
加えて、セット組み替えだけで再現できる
編成バリエーションを編成図つきでご紹介。
いずれも、細かいところに目をつぶれば
無加工で再現できるものを選んでいます。
製品のラインナップから
すべて1970年代以降の編成となりました。
考えてみると、
その頃の列車を追いかけていた鉄道ファンって
ワタシの20歳ぐらい上の世代。
いま70代以上の方々ということになります。
それより昔の鉄道シーンは、
もはや「歴史」というレベルなんだなぁ。
自分が直接体験したものを懐かしむのではなく、
例えば、戦国武将や幕末の志士の足跡を辿る的な
楽しみ方に変わりつつあるのかもしれません。
もちろん、ワタシ以外のライターさんの
面白い記事も目白押し。
何卒ご購読のほど、お願いいたします!
注釈
※1:クモハ+モハの2両1ユニットしか存在しない473系だけは製品化されていません。