断酒会

二月に入って随分暖かった日の断酒会

断酒会に行くまではどういう所か全く想像もつきませんでした

というのも、お酒の失敗を話す場なので

そこで語られる内容は他言無用なので外に出る事はありません

家族の話もあります

私は(も)夫に隠れて飲んでいたので

旦那は私が依存症だという事を俄には信じて貰えませんでした

もっと飲んでる人でもまともに暮らしている人も居る

飲める体質だし、まだまだコントロール出来る範囲の飲み方だ

と、思っていた(いる)ようで

今回は駅のホームから落ちた話をしました

その時、飲んでたか飲んでなかったのかは覚えてないのですが

多分飲んでいたと思います

アルコールに溺れ、コントロールが効かなくなったというのは

本人にとっては辛い話なのですが

まだまだはじめたばかりだけれど

断酒会は続けようと思います

おみくじ引いたら吉でした

静かなアル中

断酒会に出だしてはじめて耳にしたのが「静かなアル中」という言葉です

自分の殻に閉じこもり、ひたすら飲んでいる

家族と会話もない

いずれも男性なんですが

ある奥さんは

「早く、おかしくなって病院連れて行きたかった」

と、言います

本人は苦しかったと思います

私も「静かなアル中」でした

飲んでは寝る

ということを繰り返していました

酒飲みと依存症の違いは

酒を飲んで美味しいか？という事ではないかと思います

とっくに美味しくなんかはなくなっていました

酒を飲めば、眠れる

眠っていれば嫌なことを考えずに済む

眠り薬を飲むように酒を飲んでいました

辛かった事については、そのうちに書けたら、と思います

書けるかなあ？

人間生きてて辛かったことのない人なんて居ないと思いますが

ホタルイカを旦那が買ってきました

酢味噌でいただきました

まだまだ寒いですが、春ですね

断酒会に正式に入会

入会費1500円と旦那と二人で月会費が2200円

3700円を支払う

前回までは後の方に当てられていた

大勢話さないといけないし、私自身慣れてないので「飲まずに済みました」とだけ話してきたが

今回は本会員という事で早めに話す順番が回ってきた

母親と上手くいかない話を中心に旦那と結婚した頃の話をした

旦那はどれくらい私が飲んでいたかを知らない

紙パックの日本酒は不燃物のゴミが出ないので折り畳んでしまえば証拠隠滅できる

旦那は

「ぼーっとした旦那と紹介されました

正直まだピンときません

それでも家内をサポートしたいと思います」

と、話した

話しながら視線を上げると頷いてくれている小父さんがいた

その小父さんが休憩の時に

「マツさん、大丈夫？」と、声をかけてくれた

最初に来た時に同じように声をかけてくれたのはこの人かもしれない

また鶏のキモを卵と玉葱と焚いた

ハツのところが好きなので旦那に食べられる前に食べてしまう事にした

断酒会三回目

まだ一月ということで

「飲まずに一週間過ごせました、ありがとう」とだけ言って、人の話を聞いていた

1/11日に飲んだのを最後に飲まずに済んでいる

睡眠導入剤を飲む量も減った

断酒会に来る人は大抵入院を経験しているらしい

腹水が溜まったとか、黄疸が出たとか、何を食べても吐いてしまうとか、、、そんな話もチラホラ出てくる

この日、旦那が話す番になって

「皆さん、こうやっておられると(飲んでなければ)普通の人となんら変わりないようにしか見えない」

と言った

それが、この病気の怖さなんだと思う

帰りに、次回の翌日、女性だけの集り「アメシストの会」がある、と、誘ってもらった

「男の人には聞かれたくない話もあるだろうしね、ぜひ来てね」

と、お姐さんが声をかけてくれた

ありがたい話だ

次回は私も話をしよう、と、思った

私の頭には生まれつきハゲがある

ストレスがたまるとそれを引っ掻いてしまう

そう、やっぱり辛かったんだ

ピーマン肉詰め

旦那の好物、ほぼ旦那が食べてしまった

二回目の断酒会

断酒会はずっと続けたかったので初日に入会届は書いてしまった

支部長さんが

「面倒なんで二月入会という事にさせてください」と言われた

参加した会には三十人弱の人が来ていた

患者が二十人くらい

その奥さんらしい人が4、5人

家族の夫という人がウチの旦那以外にすでに一人いた

支部長の挨拶と連絡事項の報告があって

副支部長に当てられるまま、それぞれが「酒害体験」を語る

長い人で10分話す人もいれば

「今週も飲まずに済みました」でおしまいの人もいる

二回目は家族会はなかったので、家族もその後に話をした

旦那は突然連れてこられて動揺しているようだ

前回帰りがけに、小父さんがやってきて

「喋りたくなければ喋らなくても良い」と言ってくれたので

一月は私も「飲まずに一週間過ごせました」とだけ言って

人の話を聞いていた

旦那の会社で忘年会と新年会が取りやめになって、お食事券が配られた

ステーキを食べに行った

こんな高級な牛肉ははじめて。多分。