精神科の先生に紹介状を書いてもらった翌日、近くの公民館で断酒会があったので、旦那を連れて行くことにした
会場に着くと小父さんが「断酒会に来たの?」と声をかけてくれた
導かれるままに畳の会場に上がらせてもらった
「はじめまして、マツといいます。M先生に紹介していただきまして」
一番前に座ってる人に紹介状を差し出した
その人が支部長だった
支部長は朗らかに
「あ、今日私も同じ先生の所に行ってきた所ですわ」とおっしゃった
ちょうどその日は家族会があった
旦那は隣の部屋に通された
多分あっけに取られていたと思う
依存症当事者の間で体験談が始まった
自分も話す番が来て
飲み始めた頃の事、二年止めていたこと、半年前にまた飲みだしたこと、それからやめられないこと、、、半分泣きながら話した
休憩になって、また別の小父さんが
「マツさん大丈夫?」と声をかけてくれた
あっという間に二時間が過ぎた
想像してたよりずっと明るい場所だった
何故か卵を一人1パック貰った
その日すでに家に卵が2パックあったので我が家の卵は4パックになった
鶏の肝と焚いたり
おでんにしたりした