雇わない経営

「雇わない経営」は、全く雇用しない意味ではありません。必要な人材とIT活用で強い会社を作るメソッドです。

ご褒美の昇進は要らない

2023-07-18 08:16:20 | 日記

貴社では、

「頑張ったから」

「成績が優秀だから」

「永く勤めてくれているから」と、

ご褒美で昇進さていませんか?

 

こんにちは。

DX学校神戸校講師の埴岡です。

 


ご褒美の昇進は要らない


実は私もやっていました。

今から考えると当時の社員に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

そうなんです。

上手く行かないそもそもの始まりはこれだったのです。

 

昇進させ役職を与えると

社員も給料が増えるので喜びますよね。

一次的に。

しかしそれからが大変なのです。

 

昇進、具体的に言うと

課長や部長への抜擢です。

 

憧れもあるのでしょう

社員も喜びます。

 

しかし、

この課長や部長へ抜擢すると言うことは

裏を返せば人を育て

部署の目標数字にコミットする責任が増えて行くと言うことです。

 

自分の仕事も今まで通りで、

部下を育てる仕事も行い、

そして部署の目標数字についても

責任を持たされるのです。

 

経営者からすれば当たり前です。

しかし抜擢された社員は

ほとんどそんなことは知らないですし、

やったことが無いことばかりなの毎日が続くのです。

そして「出来ていない」と怒られるのです。

 

昇進する前に

これらの人材育成と数字へのコミットメントについてよく話をし

経営者も対象の社員も

お互いが理解の上なら良いですが、

先ず中小企業でそんな確認を行ってから

昇進を形にする企業はありませんね。

 

良い話があるよ!と、

突然呼び出され告げられるのではないでしょうか?

 

でもね、

社員も考えなければいけません。

 

給料が増えると言うことは??

肩書が着くと言うことは??

今までと異なる仕事を求められると言うことである。と。

 

そうなんです。

給料が上がることは良いのですが、

昇進や役職を安易に受けてはいけないのです。

 

昇進し役職が着いた後、

今までの仕事の何パーセントかは部下に任せ

人材育成や目標達成へのマネジメントへ

ウエイトを掛けていけるのならまだしも。

 

大抵の場合、

今までの仕事はそのままやり続け

やったことのないマネジメントもやらされ

更に部下の責任までとらされるのです。

 

経営者の皆さんへ伺います。

そのような仕事(管理職として)の給料(対価)も

ちゃんと払ってますか?

 

お金のために頑張る会社員のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

今までの給料にちょっと色が付いた程度で

責任だけは押し付けていませんか?

 

そのように感じてあえいでいる社員は

どうなると思いますか?

 

答えは明白ですね。

きっと辞めます。

遅かれ早かれ離職します。

 

だって、「やってられない」でしょう。

 

これが

出来る社員から辞めて行く原因です。

 

営業成績の良い人

永らく現場に従事し現場を熟知している人

接待が上手く好条件を引き出す人

などなど

 

このような人達へ安易にご褒美だと

昇進させていはいけないのです。

 

なぜなら

仕事が出来ることと

管理というマネジメントが出来ることとは

根本的に違うからです。

 

では、どうすれば良いのか?

会社の数字を上げることを考えれば

先ず、評価制度の構築が大事ですね。

一人ひとりをしっかり評価し納得のいく給与体系にすることです。

 

そして管理については・・・。

もう中小企業に多くの管理職は要らないでしょう。

経営者を含めた数名が全体を管理すれば良いだけのことです。

ITを使って。

 


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DX学校神戸校
https://dx-kobe.jp/
TEL 050-8882-5025


 


発信せざるは受信せず

2023-07-05 03:05:47 | 日記

こんにちは。

DX学校神戸校講師の埴岡です。

 


発信せざるは受信せず


情報発信してますか?

 

先日ある経営者様と小一時間お話ししました。

近況や未来のビジネスなど熱く語られたのです。

過去の出来事から派生する考え方や仕事の仕方。

そして商材の見分け方 などなど。

それはもう、業界の違う私にとってコンテンツの宝庫でした。

 

で、

今後どうしたいのか?と伺うと、

今までのノウハウを活かすアイデアがあるので

それを実現して行きたい。

とのことでした。

 

そして私への相談としては、

ITを使ってそのアイデアを実現出来ないか?

と言うことが大筋なのですが・・・。

 

そんなに上手く待ってましたと言うような

システムがあるわけでもなく、

まだどうなるかわからないからと、

費用(予算)もほとんど考えてないとのこと。

 

ん~?

このようなお話しはよくあるので

どうしようか・・・とも考えましたが、

今回のコンテンツは大変面白いのです。

 

そこで、

無理のない程度で情報発信から始めることを提案しました。

SNSを利用し身近なところから始めましょう。と。

 

しかし

情報発信は定期的に継続して行く事が本当に重要なのです。

だいたい100以上の情報を発信しないと

やっていないのと同じですから。

 

先ず第1目標として100投稿なのです。

それからどうなるのか?

なのです。

 

社長、頑張りましょう。

ウエブサイトと連動しながら100投稿すると

何か反応があるかも知れません。

 

人を雇わなくても

ネットが勝手に仕事をしてくれるかもしれません。

それも文句も言わずに24時間。

全国で。

 

お手伝いしますよ。

 

 


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2:6:2の原理 <雇わない経営>

2023-06-21 17:17:09 | 日記

 

こんにちは。

DX学校神戸校講師の埴岡です。

 

雇わない経営について

 

私が提唱している雇わない経営ですが、

「1人も雇わずに経営は出来ないでしょ!」

「それは個人事業のことですか?」

などなど、よく聞きます。

 

文字だけを見るとそうなりますね。

いや、出来れば究極として

会社組織であっても

そうあれば良いとも思っています。

 

そのような究極の部分は横へ置いておくとして

私が言いたいことは

業種にもよりますが

使えない社員は不要だと言うことです。

 

使えない社員とは語弊があるかも知れませんが

給与に見合わない社員のことです。

 

よく、2:6:2の原理があると言われますね。

上位20%が全体の利益を稼ぎ出し、

中間の60%はそれなりで、

下位の20%は赤字のマイナスであると。

 

私が言っている雇わない経営とは、

下位20%の社員は不要であると言うことです。

 

実は、

この下位20%の部分にも深い解釈があります。

 

それは社員個人の能力だけではないと言うことです。

もしかすると

その20%を作り出しているのは

会社即ち経営者かも知れないのです。

 

ここで社長様、経営幹部様に聞きます。

  • 下位20%に分類される社員にチャンスは与えてますか?
  • スキルだけでなく人間力を学ぶリスキリングも行っていますか?
  • 配置換えで能力を発揮できる機会を与えていますか?
  • 最後に正当な評価が出来ていますか?

 

このような企業努力も行わず

下位20%とその社員を評価するなら

それは経営者の怠慢です。

 

逆に社員さんへ言いたい。

そのような会社だったとすれば

さっさと辞めてもっと良い会社へ転職しましょう。

 

今は人手不足なので

もっと良い会社は幾らでもあります。

 

経営者として企業努力も行ったけれど

どうしても能力的に下位20%に分類せざるを得ない

そのような社員は残念ながら不要です。

 

この時代、生成AIなどITツールで補えます。

 

ITツールは文句も言わないし

指示されたことは100%間違うこと無く仕事をします。

さらには24時間です。

労基も関係ありません。

 

2:6:2の原理

下位20%の社員を中間の60%へ引き上げるのか?

下位20%の社員に辞めて頂くのか?

 

中小企業としての生産性向上には

これしか無いと考えています。

 

なぜなら、

大企業に比べると中小企業には

資産や資金が無いからです。

 

使えない社員を雇っている場合ではないのです。

 

もう時代は待ってくれませんよ。

雇わない経営で体力を強化し生産性向上へ!

 


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