雇わない経営

「雇わない経営」は、全く雇用しない意味ではありません。必要な人材とIT活用で強い会社を作るメソッドです。

時代の扉を開け:中小企業が求める人材を引き寄せる方法

2024-04-18 09:21:07 | 日記

こんにちは、DX学校神戸校講師でIT導入診断士の埴岡です。
今日は中小企業が求める人材を引き寄せる方法についてお話しします。


中小企業の採用が上手くいかない理由はこれ!


中小企業の採用が上手くいかない理由は多岐にわたりますが、その中でも経営者の昭和的マインドセットが一因となっていることは否めません。
昭和時代の経営者は、長時間労働が美徳とされ、上下関係が厳格で、指示待ちの姿勢が求められることが一般的でした。
しかし、現代の求職者は、ワークライフバランスを重視し、自己実現を求める傾向にあります。

大企業と比較すると、中小企業は知名度や条件面で劣ることが多く、求職者にとって魅力的な選択肢とはなりにくいのが現実です。
加えて、昭和的マインドを持つ経営者は、新しい働き方や価値観を理解し、受け入れることに消極的であるため、若年層や優秀な人材の確保が難しくなっています。

求職者目線で見ると、彼らはただ仕事をするだけでなく、自分の成長や社会への貢献を感じられる職場を求めています。
そのため、企業文化やビジョン、社員の声など、企業の内面を重視する傾向があります。
昭和的マインドの経営者は、これらのニーズに応えることができず、結果として採用に失敗するケースが多いのです。


昭和的マインドからの脱却


結論として、中小企業が採用で成功するためには、経営者自身が時代の変化を理解し、昭和的マインドから脱却する必要があります。
これには、組織文化の変革や、求職者のニーズに合わせた採用戦略の見直しが不可欠です。
時代に合った働き方の提供と、透明性のあるコミュニケーションを通じて、新しい価値観を持つ人材を引き寄せることが、中小企業の採用成功の鍵となるでしょう。

昭和時代の採用マインドセットは、終身雇用、年功序列、社内の厳格な上下関係など、安定志向と集団主義に基づいていました。
これに対して、令和時代の求職者は、キャリアの多様性、個人の能力と成果の評価、ワークライフバランスの実現など、個人主義と自己実現を重視する傾向にあります。

昭和時代の採用プロセスは、新聞広告や学校推薦、人材派遣(紹介)会社を通じて行われることが多く、面接や筆記試験が主な選考方法でした。
しかし、令和時代には、オンラインプラットフォームやSNSを利用した採用が増えており、ビデオ面接やオンラインテストなど、デジタル技術を活用した選考方法が一般的になっています。

昭和時代の経営者が採用において重視していたのは、忠誠心や勤勉さ、会社への帰属意識などでした。
これに対して、令和時代の求職者は、自分の価値観やキャリアプランに合った仕事内容、職場環境、給与や待遇、ワークライフバランス、キャリアアップの機会などを重視しています。


採用成功への鍵


このような背景から、中小企業の経営者は、昭和的な採用マインドセットを見直し、令和時代の求職者のニーズに応える採用戦略を立てる必要があります。
具体的には、以下のようなアプローチが有効です。

  • 企業文化の変革: 組織文化を見直し、オープンで柔軟な職場環境を作り出すことで、新しい価値観を持つ人材を引き寄せます。
  • 採用戦略のデジタル化: 採用LP(オンラインプラットフォーム)やSNSを活用し、効率的かつ広範囲に求職者にアプローチします。
  • 透明性のあるコミュニケーション: 企業のビジョンや文化、社員の声などを積極的に発信し、求職者との信頼関係を築きます。
  • 個々の能力と成果の評価: 個人の能力や成果を正当に評価する新時代の人事評価制度(ゼッタイ評価)で評価委し、キャリアアップの機会を提供します。


以上のように、昭和時代の採用マインドセットから脱却し、令和時代の求職者のニーズに応えることが、中小企業の採用成功への鍵となります。
経営者は、時代の変化を理解し、新しい価値観を受け入れることで、企業の成長と発展を実現することができるでしょう。

 

必要な人材だけで構成され、IT活用を就航的に活用する「雇わない経営」、始めてみませんか?

 


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  • 効果的な採用     :  ターゲットとなる候補者にアクセスしやすく、効果的な採用活動をサポート

DX学校神戸校
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採用DX:時代の変革と経営者の新しい視点

2024-04-17 17:57:55 | 日記

こんにちは、DX学校神戸校講師の埴岡です。
今日は採用DXについてお話ししましょう。

 


採用DX


採用DX、その名前には「デジタル(Digital)」と「トランスフォーメーション(Transformation)」が含まれています。
デジタルとは技術の進化やデータの利活用を指し、トランスフォーメーションは変革や進化を意味します。
常に採用難にある中小企業は、この二つの要素を取り入れ現代の採用活動を行って行く必要があります。

 


Z世代が求職市場に参入


現代は情報が溢れ、新たな世代、特にZ世代が求職市場に参入しています。
このような変化の中で、採用方法も進化しなければなりません。
しかし、多くの経営者は昭和の採用方法をまだ引きずっていることが多いのが現状です。

 


魅力的な採用活動


過去のように「従業員は家族」という考え方は、もはや通用しないのです。
採用市場は求職者中心の売り手市場となっており、多くの中小企業が競争しています。
求職者が「この企業に行きたい」「この企業でないとダメだ」と感じるような魅力的な採用活動が求められています。

そのためには、経営者の採用に対する考え方を一新する必要があるのです。
これが、採用DXの真髄です。
デジタル技術を活用し、変革を促すことで、より効果的で魅力的な採用活動を実現するのです。

 

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昔に比べムッチャ楽になった月末処理

2023-07-31 18:19:56 | 日記

昔に比べムッチャ楽になった月末処理


DX学校神戸校 講師の埴岡です。

 

いやぁ~、10年ほど前に比べ昨今の月末は本当に楽になりましたねぇ~。

昔なら月末は経理処理が非常に煩雑ですから出来るだけ会社から離れず、

伝票処理、請求書の確認や発行処理、

金融機関口座の入出金管理、仕入や経費の支払処理、などなど、

本当に大変な一日でした。

 

買掛金の支払い漏れなどがあろうものなら、

信用問題になりかねませんしね。

 

経理や総務に任せると言っても

経営者としては1ヶ月の中で最高に気になる一日でしたよね。

 


小さい会社ほど忙しく悩ましい月末


特に小さい会社ほど経営者自ら処理することが多く

本当に月末は仕事量が多く悩ましい日でした。

 

私も今はビジネスを小さくしているので

本来なら自らが走り回る一日となるのです。

 

しかし、今、余裕でBlogを書いているのです。

本当に楽になりました。

 


もう戻れないIT活用


このような一日を過ごすことが出来るのは

やはりIT活用なのです。

 

今日、貴社では金融機関へ振込や記帳に行きましたか?

私は行ってません。

 

もう金融機関へ振込や記帳に行かなくても良いんです。

なぜならMF会計(クラウド会計)のTOPページで今現在の全てが確認出来るからです。

 

当社の場合、

リアル銀行1口座、リアル信金1口座、ネット銀行2口座、

カード決済が3口座、

そしてAmazon1口座とSquare1口座,

合計9口座あります。

それらがMF会計(クラウド会計)のTOPページで一目瞭然で確認出来るのです。

 


毎日キャッシュが見える


毎日それら口座の合計額を確認していますので

キャッシュの流れが本当に良く解ります(見えます)。

 

記帳しないとキャッシュが見えないことなどもう無いのです。

私も30年前の駆け出しのころは月末になると通帳片手に走り回ってましたね。

今から思うと懐かしい限りです。

 


MF会計(クラウド会計)は必須


出金(振込)は、ネットバンキングを活用すれば、

足を運ばなくてもポチっとするだけでMF会計に自動で反映しますし、

入金(振込まれる)も売り掛けに対する入金などMF会計が自動で仕分けしてくれます。

 

給与の支払いも数日前からネットバンキングで振込み予約してますから

今日になってあたふたすることもありません。

ついでに言えば給与明細もSmartHRで先週末にスタッフへ通知済みなのです。

 

これって最高だと思いませんか?

さらにインボイスや電子帳簿保存法にもスムーズに対応できるのです。

 

ビジネスを小さくした私にとって、

ほとんど一人でこれらの仕事を行える月末は全く苦痛になりません。

 

ITを使わず、メモ用紙と通帳を握りしめ、

エクセルとプリンターでわんさかと印刷する。

もうそんな時代には戻れないですよね。

考えただけでも頭に冷や汗が出て来そうです。

 

MF会計などのクラウド会計をまだ導入されていない経営者様、

早く導入されることを実体験としてお伝えします。

今ならIT導入補助金も使えますから。(^_^)

 

 

IT活用と少数精鋭で行う雇わない経営、

良いですよ!

 


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企業戦士はもう通じない

2023-07-26 08:31:05 | 日記

企業戦士という言葉、解かりますか?


DX学校神戸校講師の埴岡です。

 

この企業戦士と言う言葉がお解りになる方は

30年前から頑張って会社のために働いて来られましたね。

大変でしたね。

お疲れ様です。

 


企業戦士はもう通じない


しかし、

もう今の若者にはこの言葉が通じないそうです。

ご存知でしたか?

 

では、なんて言うのか?

社畜

だそうです。

 


24時間戦えますか?


いやぁ~、

結構厳しい言葉に聞こえますね。

 

企業戦士と言う言葉は、カッコ良さそうに聞こえますが、

結局今風に言うと社畜だったのですね。

私もリゲイン飲んで24時間頑張って来た世代なんですが

社畜だったのでしょうか?

 

 


人は会社のために頑張らない時代


この言葉からも解かるように

今の時代、人は会社のために頑張らないのです。

いや、頑張っている人もいるでしょう。

しかしそれはたぶん自分の為です。

何歩か譲って会社のためかも知れませんが

それでも昔ほどの意味は持たないでしょう。

 

30年前は給料の3倍稼いで当たり前と言われていました。

もう今は「なぜ給料以上に働かないといけないのか?」と、

問われる時代になりました。

 


タバコを吸うのはダサい時代


子どものころマルボロのCMを見て育った世代ですが、

今、タバコを吸ってる大人を見てカッコイイと思わないですね。

マイ灰皿を持って吸ってたり、

電子タバコに替えてまで吸ってるのを見てカッコイイと思いますか?

逆にダサく見えますよね。

 

経済は失われた30年とか言いますが、

時代は着実に30年進んだのです。

 


30年前と比べ経営感覚、変わりましたか?


このように時代が変わり価値観も変わったのに

未だになかなか変わることが出来ないのが

中小企業経営者の経営感覚です。

 

これから大手企業はどんどん賃上げをします。

同じ時間働いても収入は中小企業で働くより

1.5倍~2倍以上違う時代に向かうのです。

 

その賃上げに着いて行けない中小企業に

人材が集まるでしょうか?

 


出来る人材の離職が止まらない


求人の応募者が無い、だけではなく

出来る人材の離職が止まらなくなるでしょう。

それでも残ってくれる人材は有難いのですが

総じて保守的な方が多くなると思われますので

生産性を上げて行く事はかなり厳しい状況になるでしょう。

 

このように時代が変わり

働く事への価値観も変わっているのに

中小企業経営者の価値観だけが30年前のまま。

これではDXなんて夢の夢です。

 


IT活用と雇わない経営


資金も人材も限られる中小企業は

今後どうすれば良いのでしょうか?

 

それは、

少数精鋭で利益を上げる仕組みの構築しかないでしょう。

 

必要最低限の人材とIT活用で雇わない経営を行いましょう。

そして収益をその人材へ配分し大手に勝るとも劣らない給料を支払う。

少々極論かも知れませんが、

私はもうこれしか中小企業の生き残る手段が無いと思っています。

 

IT活用を勉強し雇わない経営を実践しませんか?

 

 


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ご褒美の昇進は要らない

2023-07-18 08:16:20 | 日記

貴社では、

「頑張ったから」

「成績が優秀だから」

「永く勤めてくれているから」と、

ご褒美で昇進さていませんか?

 

こんにちは。

DX学校神戸校講師の埴岡です。

 


ご褒美の昇進は要らない


実は私もやっていました。

今から考えると当時の社員に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

そうなんです。

上手く行かないそもそもの始まりはこれだったのです。

 

昇進させ役職を与えると

社員も給料が増えるので喜びますよね。

一次的に。

しかしそれからが大変なのです。

 

昇進、具体的に言うと

課長や部長への抜擢です。

 

憧れもあるのでしょう

社員も喜びます。

 

しかし、

この課長や部長へ抜擢すると言うことは

裏を返せば人を育て

部署の目標数字にコミットする責任が増えて行くと言うことです。

 

自分の仕事も今まで通りで、

部下を育てる仕事も行い、

そして部署の目標数字についても

責任を持たされるのです。

 

経営者からすれば当たり前です。

しかし抜擢された社員は

ほとんどそんなことは知らないですし、

やったことが無いことばかりなの毎日が続くのです。

そして「出来ていない」と怒られるのです。

 

昇進する前に

これらの人材育成と数字へのコミットメントについてよく話をし

経営者も対象の社員も

お互いが理解の上なら良いですが、

先ず中小企業でそんな確認を行ってから

昇進を形にする企業はありませんね。

 

良い話があるよ!と、

突然呼び出され告げられるのではないでしょうか?

 

でもね、

社員も考えなければいけません。

 

給料が増えると言うことは??

肩書が着くと言うことは??

今までと異なる仕事を求められると言うことである。と。

 

そうなんです。

給料が上がることは良いのですが、

昇進や役職を安易に受けてはいけないのです。

 

昇進し役職が着いた後、

今までの仕事の何パーセントかは部下に任せ

人材育成や目標達成へのマネジメントへ

ウエイトを掛けていけるのならまだしも。

 

大抵の場合、

今までの仕事はそのままやり続け

やったことのないマネジメントもやらされ

更に部下の責任までとらされるのです。

 

経営者の皆さんへ伺います。

そのような仕事(管理職として)の給料(対価)も

ちゃんと払ってますか?

 

お金のために頑張る会社員のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

今までの給料にちょっと色が付いた程度で

責任だけは押し付けていませんか?

 

そのように感じてあえいでいる社員は

どうなると思いますか?

 

答えは明白ですね。

きっと辞めます。

遅かれ早かれ離職します。

 

だって、「やってられない」でしょう。

 

これが

出来る社員から辞めて行く原因です。

 

営業成績の良い人

永らく現場に従事し現場を熟知している人

接待が上手く好条件を引き出す人

などなど

 

このような人達へ安易にご褒美だと

昇進させていはいけないのです。

 

なぜなら

仕事が出来ることと

管理というマネジメントが出来ることとは

根本的に違うからです。

 

では、どうすれば良いのか?

会社の数字を上げることを考えれば

先ず、評価制度の構築が大事ですね。

一人ひとりをしっかり評価し納得のいく給与体系にすることです。

 

そして管理については・・・。

もう中小企業に多くの管理職は要らないでしょう。

経営者を含めた数名が全体を管理すれば良いだけのことです。

ITを使って。

 


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