えび燿子のひとりごと

日々のなにげない事柄を、いろんな角度でクローズアップして、ボソボソと「ひとりごと」を言っています。  

ふぞろいでない山田太一のドラマたち

2012年07月31日 09時53分27秒 | 日記
先日、場違いなおばはんが早稲田のキャンパスへこそっとお邪魔しました。
「敗者達の想像力―脚本家山田太一」という長谷正人著の本について、著者とその本の主人公でもある山田太一さんとのシンポジウムでした。
昔の名作『ふぞろいの林檎たち』『早春スケッチブック』『男たちの旅路』『岸辺のアルバム』を見ながらの、私たちドラマファンにとっては贅沢な時間でした。
それも無料!
始まる前にラウンジにいたら、山田さんがおひとりで入ってこられたので、思わず駆け寄りご挨拶することができたのです。
なんだか、山田さんのお顔が嬉しそうな表情に見えたので、私って嫌われてはいないなっと勝手に安心したりしたのです(*^_^*)エヘ
だって、二人だけで2~3分お話しができたのですもの、私にとってはもうもう大事件です。
これだけでも、行った甲斐がありました(*^_^*)

ドラマの話しでいいなぁ~と思ったのは、昔だからやってくれたのでしょうね、スタッフの「なんでも書いていいですよ」という度量の広さや、決断力の話し。今思うと夢のようなお話です。
でも、山田さんなら今でもそういうスタッフが少なからず居そうかも。
山田さんの脚本力によってキャストスタッフの集中力も半端ではなく、台詞の重みも違うし、その俳優さんしかできない役の話しや
山崎努さんがあまりにも存在感があるので、脇役のようなのに、実は主役の志麻さんなどの話しは、面白かったですね。 ↓



「敗者達の想像力」長谷正人著




もうひとつ、この本も是非読んで欲しいのです。
ここのタイトルに書いたのが、宇佐見陽著の本の名前です。 ↓


「ふぞろいでない山田太一のドラマたち」



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