パソコン心電計とその接続パソコン

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モバイル心電図、到着を短縮

2011-11-09 02:40:42 | 救命救急

モバイル心電図、到着を短縮
無用な病院経由を回避する手段に
 
 急性心筋梗塞をはじめとした急性冠症候群への救急対応を巡り、患者搬送の運用体制をいかに改善していくか考え方を述べた。中で、モバイルの心電図データを用いた搬送先の判断について報告。心電図のデータを事前に医師に送信すると、診断までの時間が短縮し、必要ならば直接、冠動脈狭窄へのインターベンションを実施可能な施設に送れるとして、今後の導入拡大を促すべきと考えを述べた。
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高齢女性の夜間にリスク
 まず急性心筋梗塞の患者のうち、どういう条件に当てはまる人が病院搬送で遅れるかを説明した。患者条件としては、性別が女性であること、高齢であること、高速発症前の24時間以内であること、狭心症発作や肺鬱血の合併があること。さらに夜間の発症でも遅くなる傾向が報告されている。
 夜間発症が遅くなるかについては、午後8時から12時が最も遅くなった。夜間に入ると朝まで我慢するケースがある。そのために深夜だけではなく、より早い時間帯も遅くなる」と説明する。ただし、院内死亡率に有意差はなかった。
モバイルで到着早く
 発症から病院到着を早めるために、携帯電話の回線で病院にデータを送信する。
 病院到着を早める要因として重要なのは、発症後、必要であれば、直接、冠動脈狭窄へのインターベンション治療を行える医療機関に搬送することだ。
 1992年に調べた時と2002年に調べた時との間で、医療機関への到着時間の遅れは変化がなかった。
 救急車で検査可能な心電図を導入して、救急車の内部で心電図を測って、伝送する仕組みを構築。病院で医師が心電図を基に診断して、必要な患者を確実に対応可能な医療機関に搬送できるようにした。検証したところ、モバイル端末を使って急性冠症候群の患者を診断するようにしたところ、病院到着までの時間はモバイルシステムを使わない場合に96分だったのに対して、利用すると86分となり、大幅に短縮できた。
 ほかの地域でも有効に使える可能性がある」と話し、今後のモバイルシステムの活用を促すべきだとまとめた。
詳細はM3参照


重症患者、或いは、救命救急を要する患者に対するバイタルサインの監視

2011-06-09 15:20:00 | 救命救急

 

重症患者、或いは、救命救急を要する患者に対するバイタルサインの監視

 

A, 現状

  1. 英国での実際データによる文献

病院内で、約2万3千人がバイタルサイン監視なくて、救われていない

集中治療の場合、約2万人が、コスト高で、入室できず、救われていない。

約四時間から六時間の連続バイタルサインの監視が必要な場合である。

 

  1. 豪州での実際データによる文献

病院内で、約半分の死亡は、バイタルサインの不十分な監視とその対処が

不十分と報告されている。

MEWS(改良された早期警告因子)は、不十分なバイタルサイン監視から

生じる院内死亡や、合併症発生をできるだけ減少させる為に考案された。

 

  1. 英国での実際でーたによる文献

2005年国立患者安全機関が報告した576人の分析で、その内の11%が、

症状悪化を認識されなかったか、或いは、対処されなかったと判明した。

 

B、上記を避ける為の標準的医療

生体異常が検知できる時間は、最低でも、集中治療室では、12時間の

バイタルサイン監視が必要

 

C、ケアテイカによる、上記に対する提案

1、観血式血圧監視の85%を、代替が期待される

2、患者と表示器の間に電線や、カテーテルが無いので邪魔にならない

3、血圧、心拍数、場合により、呼吸数が連続監視できることが期待できる

4、トレンドグラフで、患者様態の悪化等を監視できることが期待できる

5、従来の複雑な、大掛かりな装置が必要でなくなることが期待できる

6、全体の価格がドラスティックに安価で構築できることが期待できる

 

 


中国が軍隊に、タッチパネル式12誘導心電計を配置

2011-05-06 06:00:04 | 救命救急

Chinese Army Established the First Chest Pain Rescue Network in China by Using IVT mHealth System

The First Chinese Regional Military and Civilian Coordinated Chest Pain Rescue Network Using mHealth System is in Full Operation

GUANGZHOU, China, March 27, 2011 /PRNewswire-Asia/ -- Guangzhou General Hospital of Peoples Liberation Army (PLA) made a landmark announcement that the first Chinese regional military and civilian coordinated Chest Pain Rescue Network using IVT mobile health (mHealth) system is now in full operation. This network consists of a Chest Pain Rescue Center and a Remote Electrocardiograph (ECG) Diagnostic Center run by Guangzhou General Hospital of PLA, Guangzhou Civilian Emergency Center (120), several regional civilian hospitals and community health service centers in Guangzhou and its vicinity. The network will gradually enlarge its coverage to the whole Pearl River Delta in China.