やっぱり危険、なんだろうなあ・・・

東京都練馬区の区立中学校にて、運動会の練習中に女子生徒が骨折する事故があったのだそう。
ケガの原因は、近年存在意義が問われている組体操。
女子生徒は四つん這いになった生徒の上に別の生徒が乗る・・・というピラミッドの練習をしていたのだけど、一番上の4段目に乗る役だったようで。
ところが最上段にのぼったところでバランスを崩し、約2メートルの高さから落下。
その結果、右肘を骨折するという全治2ヶ月の重傷を負ったのだそう。
組体操にともなう事故は年間何件も起きていて、中には骨折を含む重傷を負うケースもめずらしくない。
そのため、大阪ではピラミッドの高さに上限をもとめるなど、異例の措置をとる事態にまで発展したり、そもそも組体操を中止するところまで出てきたんだよね。
ただ、この学校ではおそらく「中止」とまではしていなくて、4段のピラミッドを作ることになったんだと思う。
確か大阪の高さ制限でも、5段くらいまではOKとなっていたはずなので、4段はその制限内ということになるけど・・・。
ただ、練習していたのは中学校3年生の生徒。中3にもなれば体もずいぶん大きいし、そうなると4段でも相当な高さになるから、そこから落下したらやっぱり骨折の危険性もゼロじゃないよね。
こういう事故が起こるのを見ると、やっぱり組体操は危険だなあと思うんだけど・・・。
実はうちの娘の小学校でも、今年から最高学年による組体操のプログラムがなくなっていた。
やっぱり危ないからなのかなあと思ったんだけど、兄である息子の時はあったので、娘の時はあれが見られないんだなーと思うと、ちょっとさみしい気もする・・・。