SNSの正しい使い方（笑）

今朝、Yahoo!のトップページを見たら「おじいちゃんのノート　大反響」というキーワードが掲載されていた。
一体何のことかと思ったら、今年の元日に投稿されたとあるツイートが反響を呼んだという話らしい。
この「おじいちゃんのノート」というのは、元日にツイートした女子専門学校生の祖父。
女子学生いわく「うちのおじいちゃんのノート、費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる」ということで、そのノートをツイートで紹介したのだそう。
そうしたらそのツイートを見た人たちから注文が殺到。
もともと数千冊の在庫を抱えていたようなのだけど、続々と注文が入り、在庫が減っていっているのだとか。
もちろん、ただのノートなら、いくらTwitterで宣伝してもそんなに売れ行きは良くならないのだけど、この「方眼ノート」なるもの、特許を取得した優れもの。
普通のノートの場合、開くと中央部分が膨らんでしまい、中央に行くにつれて書きにくくなってしまうのだけど、この方眼ノートは開いたときに水平になるそうで、ふくらみ部分に悩まされることがないんだとか。
かなり画期的なノートだと思うんだけど、なかなか売れず、大量の在庫を抱えてしまったため、孫娘にノートをまとめて渡して「学校の友達にあげてくれ」と言われたのだとか。
ただ、方眼ノートって使われるシーンが限られているので、同級生にあげてもあまり使われないと思い、孫娘はTwitterでやりとりしている絵描きさんが喜ぶかも？と思って軽い気持ちでツイート。
そうしたら「こういうのが欲しかった」と大反響が寄せられ、リツイートは3万超え。
ホームページにも通常の200倍以上のアクセスがあったそうで、関係者はそろってびっくりしているんだって（笑）
Twitterって「バカッター」とも言われていて、使いどころを間違っている人が増えているけれど、こういうのが正しい使い方じゃないのかなあと思わせられた。