歌の上手なKさんは、80才くらいの時、逗子に引っ越された。
息子さんのそばに来られた。彼女の曾祖父さんは、江戸時代、幕府から、北海道を探検を、申し渡されたようだ。
今、北海道と言う地名は、その方が、つけられたそうだ。松浦さんという名前だ。彼女は、歌が上手で、小さい時から、音楽学校に行きたいと思っていてたが、高校卒業の時、家に通わせるゆとりがない為、諦めたようだ。
そして、看護婦さんの学校に行き、定年まで、看護婦として、働いた。
今、88才ですが、止まり木サロンに来られ、歌の会の時は、大きな声で、歌ってくださる。
パン屋さんが、歩いて2分の所にあって、オリーブ入りのパンが、美味しかったとはなしていた。
もう、足の股関節が、看護婦時代、働く時、重い妊婦さんをタンカに乗せたりしたことから、股関節の骨が、すり減って、歩けなくなる。私は、彼女の為に、10日に1回、パンを焼いて持って行き、一緒に食べている。その後、一緒に歌う。色んな思い出を聞いて、Kさんの楽しそうな顔を見て、こちらも嬉しくなる。