憂さ晴らして今日も生きる日記

今日も憂さ晴らして生きてる現実逃避が得意なさすらいの介護人
いつかはエッセイとか書いて雑誌に載りたい!という幻想中?

裁判員制度が怖い

2008年04月22日 | Weblog


光市母子殺害事件の判決、厳しい判決が出たねぇ

  人の命を奪った者には、命を持ってそれを償う

なんとも、気持ちが重くなってくる言葉。
判決ではこういう言葉が出てきたのかどうかはしらないが、
死刑と決めたからには言葉は違っていても同じことだろう。

2人殺して無期懲役。これは軽い!とは正直思ったことも
あったけど、実際に死刑判決が下るとなると、なんだか
思いは複雑。

死ぬなんて甘い、生きて苦しめ!!この世は生きている方が
辛いことが多いんじゃ!!と思うけど、被告の行動や友人へ
宛てた手紙の内容から察するに、なめ腐った人間だというのは
明らかだし、根本の更生は難しいかもしれないよな・・・
だが、死刑とは。。。

今、20歳前に事件を起こせば軽くすむと思って事件を簡単に
事件を起こしているアホなヤカラも多いから、きっと今の子達
だけじゃなくこの先に起こるかもしれない少年犯罪を起こさせ
ない為の一種の見せしめもあるのではないか?
と思うのは私だけだろうか?

この9年を越える裁判を見ていて思ったのは、裁判員精度について。
 「 私だったらどういう結論を出すだろうか? 」
とニュース番組や裁判記録を見るたびに最近では自分がこの裁判に
参加していたらーという仮説を立てながら見ている。
もうすぐ、裁判員制度が本格的に採用されるが、いつ自分に白羽の矢が
たつかわからないし、正直言って、こういった裁判に自分も参加しなく
てはいけなくなった時の事を考えると、思考回路が止まってしまう。
 ・自分は公平に人を裁けるんだろか?
 ・一般人が参加して、はたして刑の重さを決めてしまって良いもんなの
  だろうか?

今日の光市母子殺害事件の結果が今後の少年裁判の基準を変えるものと
なったようだが、自分が参加した裁判がこういうことになったときに、
自分は本当に胸をはっていられるんだろうか?
私は人を裁けるようなえらい人間では決してない・・・

この裁判結果を見て、ちょっと、今日は色々と考えさせられました。


 裁判員制度が導入されたら、絶対に自分に担当が回ってこない様に
 毎日願掛けしておこうと思う三十路派遣社員より