育脳に目覚めた絵本おばさんが0~6歳向けの絵本を紹介するブログ

息子(3歳)の育脳目的で「毎日1冊読み聞かせる事」を目標にしていたら絵本選びが面白くなった絵本おばさんです。

【絵本】とらさん おねがい おきないで【2歳児向け】

2019-09-11 08:30:41 | 2歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。

先週末、東京藝術大学の「藝祭2019」へ行って参りました。
息子には少し早いかな。と思ったのですが、予想を裏切る結果となりました。
好奇心旺盛な息子は未来の巨匠達の独創的な世界を全身で受け止めて、感じ取っていました。
門を入るとすぐに展示してあった巨大な作品を見るなり、大きな声で「かいじゅう~」と叫び受付の方に楽しそう語りかけていました。
絵本おばさんは、ついつい「これは何を表現しているのかしら?」と答えを探してしまうのですが「目の前にあるものが全て」と考える息子は独自の解釈で藝術を楽しんでいました。
また来年も訪れたいと思いました。


本日ご紹介する絵本はこちら


▲とらさん おねがい おきないで
ブリッタ・テッケントラップ/作・絵
木坂 涼/訳
ひさかたチャイルド


<絵本おばさんの感想>
寝ているとらさんを起こさずに、動物たちは風船を持ってとらさんの向こう側へいかなくてはいけません。
風船につかまったりのぼったりして、とらさんの上をなんとか通り過ぎます。
毎度ハプニングがおこるので、起きてしまいそうなトラさんを再度眠りへ誘うために頭をなでたり、おなかをポンポンしてと 読者に語りかけるようにお話が進みます。

2歳からおすすめです。

絵本おばさんは「とらさんの頭や鼻、おなかをなでて。」という語りかけに対し息子の頭や鼻、おなかを撫でてあげました。
その後で、絵本のなかのとらさんの「頭をよしよししてあげようね」「おなかをポンポンしてあげよう」
とお話しながら読み聞かせをしました。

ページいっぱいに描かれた鮮やかな絵と適度な文章は1歳からでも楽しめます。

【絵本】あーんあん【2歳児向け】

2019-08-27 09:56:25 | 2歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。
保育園や幼稚園などの預かり保育に通う子供達。
お友達と会えるのはうれしいけれど、お母さんと離れるのは嫌だと大泣きですよね。
今日はそんな子供の不安な気持ちをユーモアに描いた絵本のご紹介です。

本日ご紹介する絵本はこちら


▲あーんあん
せな けいこ/作・絵
福音館書店

<絵本おばさんの感想>
主人公の男の子が泣くとつられてお友達も泣き出し、涙がどんどんたまってお魚になってしまいます。
保育園から連絡を受けたお母さんはバケツと網を持って助けに行く。というお話です。

2歳におすすめです。
どの子が、どのお魚に変身したかを当てっこして楽しめます。
お母さんと離れるのが嫌だと泣いてしまう子には
「そんなに泣いているとお魚さんになってしまうわよ。でも大丈夫、お母さんが必ず助けに行きますよ。」
とお話してあげたいですね。

3歳になると、子供が自分で読む絵本として活用できます。
短い文章で、子供の気持を代弁しているかのようなお話は子供の脳にスッと入り込んでいくようです。
2歳後半から3歳では数回読み聞かせると暗記をしてしまいます。
絵本おばさんの3歳6カ月の息子は、文字を読むというより暗記したものをアウトプットしている様子ですが、楽しそうにページをめくりながら声に出して読んでいます。
そこで「今日はお母さんに読んできかせて」と言って子供主体の読み聞かせをしてみてください。
本を読むことの楽しさを感じてもらうのにおすすめです。

【絵本】いっしょなら もっといい【2歳児向け】

2019-08-26 09:20:07 | 2歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。
子供にはたくさんのお友達と仲良く遊んで欲しいですよね。
一人で集中して遊んでいる時は邪魔をしないけど、少しずつ外に目を向けてお友達と一緒に遊んだら2倍、3倍の楽しさがあるという事を知って欲しいと思います。

本日ご紹介する絵本はこちら


▲いっしょなら もっといい

ルイス=スロボドキン/作
木坂 涼/訳
偕成社


<絵本おばさんの感想>
僕は一人で遊べるよ。けど、二人だったらブランコやお店屋さんごっこ、野球やかくれんぼもできる!
もっともっとたくさんのお友達と遊んだらとってもとっても楽しいはず!
先日ご紹介したルイス=スロボドキンさんの絵本です。

平行遊びをしている2歳~3歳児におすすめです。
「今度お友達に会ったら一緒に遊んでみようか」と読み聞かせてあげたいです。
また、弟や妹が生まれて赤ちゃん返りをしてしまった子にもおすすめです。
絵本のなかではお友達という設定ですが、兄弟姉妹に置き換えて読み聞かせてみてはいかがでしょうか。
「“さようなら”をしないでずっと一緒に遊べる子がそばにいるなんてわくわくするよね」と
お母さんを独り占めできなくなってしまったけれど、素敵なバディができたんだと伝えてあげたいです。

【絵本】おりのない動物園【2歳児向け】

2019-08-14 11:10:17 | 2歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。

我が子には良質な本を読み聞かせ、「頭のいい子」になって欲しいと思われていることでしょう。

絵本は読む年齢によってメッセージが変わる不思議な書籍です。

1冊の本で0歳~6歳まで、読み手の感情をたくさんの角度から刺激してくれます。

さぁ!今日からたくさんの本を紹介してまいります。

本日紹介する絵本はこちらです。



おりのないどうぶつえん
アンドレ・ダーハン/作
たかしま あや/訳
株式会社フジテレビジョン





<絵本おばさんの感想>

動物園に遊びに来たおさるのモンティ。
自分にそっくりなのにあのこは檻のあっちで、ぼくはこっち側
「なぜ?一緒に遊びたい!」
と素直な感情を行動に移すと、素敵な出来事が起こるというお話です。
時間の経過を表現する絵に衝撃をうけました。
柔らかいタッチの絵と短い文章で一見ファンタジーなのかと思いきや、奥深い内容を秘めた絵本です。

文章が短く、動物を題材にした絵本なので2歳からでも楽しめます。
内容を理解して読み進めるには4歳以上がおすすめです。

アナウンサーの高島彩さんが翻訳をした絵本です。
オリジナル本もご紹介できるようにしていきますね。