育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。
息子の通う幼稚園には常時壁面に子供たちの描いた絵が飾られています。
親がそれを見る機会は参観日くらいで、学期が終了しスケッチブックを持ち帰るその日まで子供がどんな絵を描いているか知りません。
先日、保育参観日があり息子の絵を見る機会がありました。
タイトルは「波」。
黒いクレヨンで波線が書いてあり
途中に黄色いクレヨンで丸のようなものが描いてありました。
なぜ、青いクレヨンで書かなかったのか
黄色は何を意味しているのか
見た瞬間恥ずかしさを覚えました。
息子に聞いてみると、夜の海と月を描いたそうです。
父親と釣りに行った時に見た光景だそうです。
「なかなかやるじゃないと」と息子の感性に驚きを覚え、自分を恥じた出来事でした。
本日ご紹介する絵本はこちら
▲ベアトリスのすてきな え
エバ・モンタナリ/作・絵
岡本 一郎/文
学研ワールドえほん
<絵本おばさんの感想>
絵を描くことが大好きなベアトリスは絵の展覧会に出展する絵をかいていました。
心のおもむくままに描いた絵はどれも自信がありました。
しかし、審査員に評価してもらえません。
傷ついたベアトリスは絵を描くことが嫌いになってしまいます。
でも、動物たちに励まされて絵を描く事の喜びを再び思い出します。
「描きたいものを描きたいときに自由に描いていいんだ!」
ベアトリスが楽しそうに絵を描いている情景が伝わってくる絵本です。
2歳からおすすめです。
年齢があがるにつれて純粋に絵を描くことが楽しめなくなるように思います。
色、カタチを正しく描くことを求められます。
思ったままを表現することは間違いではないということを息子に伝え続けたいと思います。