育脳に目覚めた絵本おばさんが0~6歳向けの絵本を紹介するブログ

息子(3歳)の育脳目的で「毎日1冊読み聞かせる事」を目標にしていたら絵本選びが面白くなった絵本おばさんです。

【絵本】にじ【4歳児向け】

2019-10-29 19:54:38 | 4歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。

息子の通うインターナショナルスクールでハロウィーンパーティーがありました。
思い思いに仮装した子供たちが街を練り歩き
いくつかの場所で待機している親がお菓子を配るというイベントです。
子供達は衣装に身をつつみ楽しそうに行進していました。
が、息子はなぜか衣装を身に着けておらず
T-シャツにズボンといういつもと同じ格好で行進していました。
去年と同じ衣装を着せて、成長を実感する写真を撮りたかったのですが
できませんでした。
なぜ着ないかと問いただすと
「暑いから」と息子。
確かに。
土曜日の最高気温は25度と少し汗ばむ陽気でした。
それはそうだけど、少しは着てよ。
特別なイベント写真も息子の場合は日常の一枚となり、特別感ゼロ。
むしろ違和感がありました。
「男の子って・・・」と苦笑いのハロウィーンパーティーになりました。

本日ご紹介する絵本はこちら


▲にじ
ジークフリード・ピー・ルプレヒト/作
ヨゼフ・ウィルコン/絵
いずみちほこ/訳
セーラー出版


<絵本おばさんの感想>
クマとオオカミの国が隣り合い、仲良く暮らしていた頃のお話です。
ある夏の日、雨上がりに虹がかかりました。
クマもオオカミも虹を見たのは初めてです。
しかし、あっという間に虹は消えてしまいました。
必死に探すクマとオオカミたち。けれど見つかりません。
次第に互いを疑い始め虹を盗んだ犯人を捜し始めます。
とうとう戦争が始まるというその時、年寄りのクマが戦争を止めるように話し合いをします。
「今まで楽しく、仲良くやってきた事を忘れてしまったのか」と。
何が大切かに気付き再び仲良く暮らし始める。
というお話です。

4歳からおすすめです。
3歳8ケ月の息子に読んで聞かせましたが、物語に込められたメッセージを受け取る事は少し難しいように感じました。

【絵本】おへそのひみつ【4歳児向け】

2019-09-09 23:30:53 | 4歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。

先日、「あけてみよう かがくのとびら展」へ行ってまいりました。
福音館書店の「かがくのとも」から生まれた科学展です。
「かがくのともは」子供の「なぜ」に答えてくれる絵本です。


本日ご紹介する絵本はこちら

▲おへそのひみつ
柳生 弦一郎/作
福音館書店


<絵本おばさんの感想>
かみなりさんがおへそを食べちゃうんだよ。本当かな?
おへそってどうしてあるんだろう?
そもそもおへそって何なんだろう?
なぜ?なぜ?の答えがこの絵本にあります。
絵も文字もたくさん書かれてあるのですが、会話調で書かれているのでとても読みやすい絵本です。

展示会場のショップで沢山販売していた絵本の中から息子が選んだ絵本です。
他の絵本も薦めてみましたが、頑としてこの絵本を離そうとしませんでした。
3歳の息子には少し難しいようで、今は「おに・おへそ・あかちゃん・お母さんと繋がってる」と点で認識をしているようです。
もう少ししたら突然、線になりスッと頭にはいるのかもしれません。

内容をきちんと考える理解するには4歳からがおすすめです。

【絵本】ぞうのみずあそび【4歳児向け】

2019-09-06 22:00:14 | 4歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。

先日、お稽古に向かう車内で息子と一緒に宇宙戦艦ヤマトの主題歌を歌いました。
絵本おばさんが幼少期に聞いたときは歌詞の意味など深く考えたことなどなかったのですが大人になって改めて聞いてみると、歌詞の奥深さに驚きを覚えました。

二番の歌詞は特にグッとくるものがあり、
「息子にはこんな熱い思いを秘めた男性に育ってほしい」と思いました。
みなさんも是非聞いてみてください。

本日ご紹介する絵本はこちら

▲ぞうのみずあそび

いとう ひろし/作
絵本館


<絵本おばさんの感想>
暑くてぐでんぐでんの動物達のもとへ水遊びにいこうとぞうが誘いきやってきます。
みんなを乗せて行くのは大変だけど、喜んでくれるならと、重くても暑くても頑張って歩きます。
だけど遊び始めたらみんな自分の事ばかり。
おまけにぞうに意地悪をします。
怒ったぞうも仕返しをします。
しかし、最後はひょんなことから仲直りができました。

4歳からおすすめです。

心優しいぞうと、それに甘える動物達。
動物達はぞうから受けた親切や思いやりを軽んじてしまい、お互いにモヤモヤした気持ちが生まれてしまいます。

絵本おばさんは、息子をそれぞれの立場に置き換えて読み聞かせをしました。
最初は息子にライオン、ぞうはおばあちゃんに見立てて話をしたあと、逆にして再度読み聞かせをしました。

3歳の息子には誰かの幸福の為に自分が苦労をする事の意義や、誰かの苦労が自分に幸福をもたらしてくれるという事はピンとこない様子でしたが、
お友達に意地悪をしちゃいけないんだな。
ということは本能的に理解した様子でした。

息子が4歳になったらまた読み聞かせたい絵本です。

【絵本】ありがとう...どういたしまして【4歳児向け】

2019-08-20 11:13:38 | 4歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。
我が子には「ありがとう」や「ごめんなさい」といった感情を表現する言葉を自然と言えるようになって欲しいと思い、日常生活で意識的に使っている方も多いと思います。
今日は「ありがとう」と「どういたしまして」2つの対になる言葉のお話です。

本日ご紹介する絵本はこちら


▲ありがとう...どういたしまして
ルイス=スロボドキン/作
渡辺 茂男/訳
偕成社


<絵本おばさんの感想>
ジミー坊やはいつでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える事ができる子です。
ところがある日「僕も”どういたしまして”と言ってみたい」と思うようになります。
どうしたら「どういたしまして」と言えるようになるのでしょうか。
こどもの素直な疑問と純粋な心が優しい絵と共に描かれた絵本です。

心が大きく成長する4歳からおすすめの絵本です。
ジミー坊やと気持ちを重ねあわせるように読み聞かせてあげたいですね。
3歳からの読み聞かせには「ありがとう」と「どういたしまして」はどんなシチュエーションで使う言葉なのか、どんな気持ちを表現する言葉なのかを教える導入書として活用できる絵本です。