天皇陛下はインドネシア訪問中にボロブドゥール寺院を視察された。
その際に寺院保護の為に専用のサンダルを履かれたが。
雅子様を含め同行者を極力減らして寺院保護に配慮したと考えられる。
ボロブドゥール寺院は、8~9世紀に建造された世界最大級の仏教遺跡で、世界文化遺跡に登録されている。
世界遺産はどこも観光の名所となっているが、多くの観光客が訪れる事による遺跡の傷みが問題となっている。
勿論、どこの遺跡も修復工事は行われているが、古いものだけに修復が難しいものもあり、入場者の人数制限を求める意見が出ている。
このボロブドゥール寺院も一度に入る入場者を15人くらいに制限する事を検討しているという報道があった。
ボロブドゥール寺院の場合は、8〜9世紀の建築という古さに加え、地震の多いインドネシアならではの地震被害で損傷しやすいという環境がある。
天皇陛下のご視察で大勢の随行員もご一緒し遺跡が少しでも傷むような事になってはいけない。
天皇皇后両陛下の海外訪問は、随行員が約100人。
侍従や女官といった側近の他に外務省や視察先に関係する省庁の職員なども随行するという。
遺跡の解説をする現地の関係者と通訳、警備や警護も含めて15人に入場人数を制限すると、天皇陛下と共に入場出来る者はかなり少数になる。
日本政府の関係者の入場を優先するなら、雅子様が入場する余地は無い。
雅子様は国賓として訪問した先でも静養ばかりで皇后としての務めを果たしていない
という批判は当たらないだろう。