実現不可能な旧宮家男子の養子入りにこだわる男系男子派のせいで、女性宮家創設は一向に進まない。
女子皇族には宮家当主となる資格が無い事から、後継ぎの居ない三笠宮家は廃絶、彬子様と瑤子様は結婚相手を見つけ皇籍離脱という事になる。
そして、佳子様も同様の為、このままでは皇室は悠仁様とその家族だけになってしまう。
それを防ぐ為にも百合子様の喪主は彬子様でなければならない。
悠仁様ご夫妻と未成年のお子さんだけでは悠仁様が皇位を継承出来ても国事行為の代行者を確保出来ない。
国事に支障をきたす可能性が極めて高まる。
国事に一度でも支障をきたせば国家の信用はガタ落ち。
国債、円、株価にも大きな影響を与える事になる。
日本を守るためには皇室を廃止しなければならない危機的状況へと進んでいるのだ。
悠仁様誕生が愛子天皇の道を閉ざした。
皇室廃止となれば、国民の怒りは秋篠宮ご夫妻と悠仁様に向かう。
天皇や皇族が法制度についてなど政治的発言をする事は禁止されている。
ゆえに、女性宮家が男系男子継承継続策だとは言えない訳で。
宮内庁が代弁出来るかといえばこれもかなり難しい。
女性宮家は女子の皇位継承に道筋をつける事にもなるからだ。
そもそも、皇位継承も王位継承も天皇・国王との血縁関係の近さを絶対条件とし、直系優先による近さで継承順位が付いている。
そこで、当代の国王と血縁の遠い男子より近い女子を戴く事にしたのが欧州王室の王位継承の変更。
継承法が直系優先で血縁の近さを絶対条件とするのは変えようがない。
また、民間で生まれ育った人間の継承は世界的に認められていない。
親戚と呼べないほど血縁の遠い民間人を皇族にするには、女子皇族との縁組以外に方法はないのである。
秋篠宮家は佳子様が男性並みの働きをして必要な人材をアピールする一方で、結婚して降嫁する未来を匂わせているが全く話は進まない。秋篠宮家が最後に出来る事は皇位継承を辞退して悠仁様を守ることぐらいだろう。