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[マンゴスチン]食生活について語ろう

2024年08月23日 | 美容ダイエット

・マンゴスチンMangosteen まんごすちん
   オトギリソウ科、マレー半島原産。主に東南アジアから輸入している。樹高10mの常緑樹で果実は、5~8cmの丸型で暗褐色、柿に似たへたを持っているが果皮は、椰子のように硬く木質で厚さ5mmにもなり果肉はその中に包まれ、中身の透き通った5、6個の放射線状に入っている滑らかな白い寒天状の果肉を食用とする。果肉は冷凍で夏季に中国から入ってくるライチ竜眼の食感に似る。上皮が硬いので中身が取り出せるように周りを切ってある。白い果肉は、種を包みこむようにして入って多汁、甘味と酸味が程よくほのかな芳香を持つ。

冷凍100g当りでカロリー(67kcal)・タンパク質(0.6g)・脂質(0.2g)・炭水化物(17.5g)・カリウム(100mg) ・ビタミンA(0μg)・ビタミンE(0.7mg)・ビタミンB1(0.11mg)・ビタミンB2(0.03mg)・葉酸(20μg)・ビタミンC(3mg)・食物繊維(1.4g)を含む。現地では主に生食だるが、インドネシアなどでは、塩漬け、酢漬けに加工されるという。熱帯の果物の王がマンゴー(又はドリアン)ならマンゴスチンは、女王といわれるが冷凍物ではさほど魅力を感じない。タイからの生鮮品がH15年より輸入できるようになったようだ。果皮が硬くならないうちなら手でもどうにか中身を取り出せるという。東南アジアでは、古くから果皮、種子を擦りつぶし乾燥させ湿布、飲用とし、皮膚炎、解熱に利用していた。フリーラジカルFree radical (遊離基:酸化、老化促進物質)からの攻撃を守る抗酸化作用が今まで知られているビタミンCより強いキサントンXanthones(ポリフェノール)という物質がマンゴスチンの赤紫色の分厚い果皮に多く、種子、果肉より見つかっていて皮膚炎、抗ウイルス、抗がん、動脈硬化症に有効としている。

 

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