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健康的食生活のための情報を発信です。
1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[ボジョレー・ヌーヴォー]食生活について語ろう

2024年11月21日 | 美容ダイエット

・ボジョレー・ヌーヴォーBeaujolais Nouveau ぼじょれー・ぬーヴぉー
   フランスのボジョレーBeaujolais地区で、新しい(ヌーボーNouveau)というボジョレー・ヌーヴォーは、新酒(🍷ワイン)の解禁日として、2024年の解禁日は11月21日(第3木曜日)です。新酒の中で有名なのがボージョレ産のヌーヴォ(New:新酒)です。秋の収穫を祝って、近隣の大都市へ、やがてパリでも話題となり、飲まるようになり一般に多くの人々に知られるようになり流通していったのでした。
  ボジョレー・ヌーヴォーはフランスワインの数ある中の1つであり、ボジョレーはフランス南東部に位置するかつてのブルゴーニュBourgogne地方の土地で、特にワインの産地として知られ各種のぶどう品種の産地です。 この地域の全体の80%以上がシャルドネChardonnayとピノ・ノワールPinot Noir主で、 ブルゴーニュBourgogne のぶどう畑では、ほかにガメイGamay・アリゴテAligotéなどを栽培しています。フランス革命(1789~1799年)以前は、ボジョレーは単独の州であったようです。 
ブルゴーニュ地方は、1363年から1477年までブルゴーニュ公国としてあり、ボジョレーBeaujolais という地名は、かつてのこの地方の中心地であったブルゴーニュBeaujeuに由来し、ドイツ語でブルグント(Burgund)と呼ばれて「 ワインレッド - 濃い赤紫色」を意味する名称といいます。ボジョレー地区はローヌ県(南フランス)北部などの数箇所で生産しブルゴーニュワインの1種類です。
 主に栽培生産する、ボジョレー地方は山のふもとで 夏には太陽を待ち望み、7月の後半から晴れることを期待しています。8月と9月が品質にとって重要な月となりますので、天候状況を見守っています。収穫は9月中旬ごろに始まりガメイ種は遅摘みにも対応可能で、不規則な夏にも適応しやすいといいます。そして収獲の時期を迎えるとボジョレー地区の人たちがぶどうの収穫を祝い、さらに今年のぶどうの出来をチェックの試飲用ワインだったと言われています。この地区では、昔からワイン造りの盛んな丘陵地で、ボージョレ・ヌーヴォはこの地方で秋の収穫を祝って行われる祭りで捧げられたのがはじまりと言われています。地元民の手軽な日常酒として1800年代頃から愛されてきました。
   ボージョレ地区で栽培のブドウ品種はほぼ、ガメイGamay種です。この土地は花崗岩(かこうがん)の土壌で占められていることから育ちがよく、長い間のブドウ栽培の歴史をもつボージョレの人たちによって育まれてきたのです。ガメイのワインは果実味が豊かなので新鮮なうちに飲むのに適します。ボージョレ・ヌーボーといえば、ガメイ種の黒ブドウのみを使用して造られ果皮が薄く、渋味のもととなるタンニンが少ないフレッシュでフルーティーな味わいと香り、アルコール度数12%程度を特徴とし人気のひとつになっています。なので解禁後から1年以内に飲むことを奨励しています。
 解禁日は、早出し競争による品質低下を防ぐため設けられ1937年には、原産地統制呼称としてボージョレが、1951年に11月の第3木曜日を解禁日にすることを決めています。この年以前は11月15日でしたが、この日が土日にあたるとワイン運搬業者休業日になることもあり、1985年より11月の第3木曜日に改定しています。 
1974年からは特別委員会が設けられ、試飲によって基準を満たしているかを確かめてから承認するようになり、しっかりとした品質管理もしてきました。
ボジョレー・ヌーボーの日本上陸は1985年(昭和60年)でした。
  
   ブルゴーニュBourgogne地方の土地は、特にワインの産地であり各種のぶどう品種の産地です。 この地域の全体の80%以上がシャルドネChardonnayとピノ・ノワールPinot Noirで、 ほかにガメイGamay・アリゴテAligotéなどを栽培しています。
🍷ワインの種類Types of winesには赤ワインに多い年代物ヴィンテージ ワインVintage wineとして価値のあるものとしています。熟成により香りや味わいが、異なってくるのです。
◇シャルドネChardonnay:ブルゴーニュ の白ワインの大部分がシャルドネ種で粘土石灰で育ちつ発酵、熟成させ、 アルコール度数9%程度です。平均的な風味で、土地の個性、作り手の個性を反映しやすいことが大きな特徴です。 気候や土壌、醸造法などによって味わいが多種多様に変化し、ワインの数だけバリエーションがあります。シャンパーニュの原料としても有名です。
 白ブドウの三大品種と呼ばれるシャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、リースリングのひとつに数えられています。 このほかにも、世界中で栽培されているさまざまなブドウから白ワインは造られているのです。

◇ピノ・ノワールPinot Noir:赤ワインが造られ、10年、20年、30年以上と長期間熟成しています。世界最高峰のピノ・ノワールを栽培生産しています。Pinotはフランス語で「松ぼっくり」を意味し、Noirは「黒」で、ブドウの色を表します。房の大きさが小さく 松ぼっくりのようで、他種に比較して小さな房をつけます。

◇アリゴテAligot:白ワインが造られ、アリゴテ種は房は大振りで密生して実り、シャルドネより粒が大きく、酸味のある、やや軽めの辛口白ワインとしています。

ガメイGamay:ボジョレー・ヌーヴォーとして知られる赤ワインが造られています。

 一般の赤ワイン100g中でエネルギー68kcal,水分88.7g,蛋白質0.2g,脂質Tr,炭水化物1.5g,灰分0.3g,ナトリウム2mg、カリウム110mg、カルシウム7mg、マグネシウム9mg、リン13mg、鉄0.4mg、亜鉛Trmg、銅0.02mg、マンガン0.15mg、ビタミンA:(0)μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:(0)mg、ビタミンK:(0)μg、ビタミンB1:0mg、ビタミンB2:0.01mg、ナイアシン0.1mg、ビタミンB6:0.03mg、ビタミンB12:0μg、葉酸0μg、パントテン酸0.07mg、ビタミンC0mg,,アルコール度数9.3を含みます。

 一般の白ワイン100g中でエネルギー75kcal,水分88.6g,蛋白質0.1g,脂質Tr,炭水化物2.0g,灰分0.2g,ナトリウム3mg、カリウム60mg、カルシウム8mg、マグネシウム7mg、リン12mg、鉄0.3mg、亜鉛Trmg、銅0.01mg、マンガン0.09mg、ビタミンA:(0)μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:(0)mg、ビタミンK:(0)μg、ビタミンB1:0mg、ビタミンB2:0mg、ナイアシン0.1mg、ビタミンB6:0.02mg、ビタミンB12:0μg、葉酸0μg、パントテン酸0.07mg、ビタミンC0mg,アルコール度数9.1を含みます。

   一般的な、ワインで、白ワインなら1~2年程度、赤ワインも2~3年程度のうちに、あまり長期間は寝かせずに飲むのがおすすめとか、 スパークリングワインでは、長く置き過ぎるとガスが抜けやすく1年以内に飲むのが、良いようです。
 赤ワインは常温では保管に適した温度は13度程度です。嫌気的醸造でフルーティに、酸素とワインの関係で、それぞれに造り手の狙いがあるようです。
 世界三大貴腐ワインとはフランスのソーテルヌ、ハンガリーのトカイ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼは、世界三大貴腐ワインと呼ばれています。
 赤・白ワイン、どちらも食前・食後に飲まれる方が多いワインです。

 秋の深まりと共に、夕げにワインを飲み交わすのもよい季節となりました。動脈硬化予防にもなるようですので、くれぐれも適度にということは常に心置きして夜長を、お楽しみください。

 

 

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[ヒドロキシ酸]食生活について語ろう

2024年11月20日 | 美容ダイエット

・ヒドロキシ酸Hydroxyacid ひどろきしさん
  ヒドロキシ基(水酸基)を併せ持つカルボン酸(カルボキシル基[-COOH]をもつ有機化合物)の総称であり、ヒドロキシカルボン酸、 オキシ酸、アルコール酸などとも呼ばれる。

ヒドロキシ酸類は生体内に広く分布する有機酸乳酸・酒石酸・枸櫞(くえん)酸などがある。

 

  

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[ピジョンピー]食生活について語ろう

2024年11月19日 | 美容ダイエット

・ピジョンピーPigeonpea/Tree bean  ぴじょんぴー
  マメ科、熱帯から亜熱帯に分布インドの生産が最も多い。和名で樹豆(きまめ)といい、1~3mの低木にサヤをつける。
 莢は5cmぐらいの扁平な長方形で、中にアズキと同じぐらいの黄から褐色の豆が3~5個入っている。種子がダール(ひき割)としてスープ、カレーに多く用いられる。若い莢は、野菜として用いている。

 

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[漆]食生活について語ろう

2024年11月18日 | 美容ダイエット

・漆Lacquer/Japan うるし
  ウルシ科の落葉高木。中央アジア高原原産。高木、低木または藤本(とうほん:蔓植物)。葉は3出または羽状複葉。樹脂道があり、幹に傷つけると多量の樹液を分泌する。花は小さく5数性で放射相称。果実は液果状で、中に1個の大きな種子をもつ。

ウルシの樹脂から漆をとり、実から木蠟 (もくろう) の採取を、漆とは、漆の木から採れる樹液の事を指す。北海道 垣ノ島遺跡から約9000年前の副葬品が出土し縄文時代から器の塗料・接着剤などとして使われた形跡がある。漆のことをJapanと呼ぶほど漆は日本のものとして認識、チャイナChinaには陶磁器という意味もある。

現在、日本国産は1.8%といわれ海外、中国からの輸入が多くを占める。 植樹して10年くらい経つと乳白色でドロッとした樹液が採取できる。言葉の由来は麗しい(うるわしい)、潤う(うるおう)からといわれ、みずみずしく艶やかな光沢漆の美しさを表している。生の漆が肌につくとかぶれるが、これはフェノール誘導体ウルシオールUrushiol、ラッコールLaccolによるアレルギー反応による。昔の漆職人などは、漆に被れないように、少量の漆を飲んだと言われる。25~30 ℃、湿度 75~85%で乾固(かんこ)する。

漆の新芽はえぐみが少なく、タラの芽に似て美味という。揚げ物味噌汁の実とする。敏感肌では舌がピリピリするというので控えたほうがいい。

天然樹脂の油性塗料の一つで漆が持つ防腐、殺菌作用から、大切なものを守るための物として使われる。漆は固まると強度が増し、水をはじき  湿気や酸、アルカリに強い。古くから中国では駆瘀血剤(くおけつざい)漢方薬で乾漆(かんしつ)として、血行促進・胃酸過多・虫下し等に用いていた

 


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[引き起こし]食生活について語ろう

2024年11月18日 | 美容ダイエット

・引き起こしJapaneseplectranthus ひきおこし
  シソ科、北海道南部から、やや乾燥した日当たりの良い山野に自生する多年草で草丈は1mくらいになり、葉は対生し、葉は長径5-15cmの広卵形、先はとがる。茎は白毛が密生し四角形で直立し、8~10月頃に淡紫色の小さな花が穂状に多数咲く。
全草を昔、弘法大師が、山道に行き倒れの行者に、この草の絞り汁を飲ませ、回復したことから名付けられた。ヒキオコシは生薬名を延命草(えんめいそう )といい苦味成分でジテルペノイドのエンメインEnmein、他にイソドカルピン、プレクトランチン(苦味成分)、イソドトルシンを血行促進作用や抗酸化作用、抗菌作用などがあり、葉、茎が健胃に腹痛、胃痛、食あたり、育毛に煎じて服用する。

 

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[ねばねば食品]食生活について語ろう

2024年11月17日 | 美容ダイエット

・ねばねば食品Gooey(Sticky)food ねばねばしょくひん
  健康維持に良いというねばねば食品にオクラ納豆山芋なめこ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、明日葉、金時草(きんじそう)、ネオプンティア(サボテン)、オカワカメ、海藻類(めかぶ・もずく・がごめ昆布・真昆布・わかめ・赤藻屑(あかもく)等が、あります。
オクラ山芋納豆で3大ネバネバ食材といわれているようです。そして、ネバネバした食べ物のランキングは1位納豆、2位とろろ、3位オクラとアンケート結果として示しています。
◇納豆のネバネバは、納豆菌(枯草菌こそうきん)が煮大豆を発酵分解してさまざまな物質を生成して、できた主にアミノ酸の長く連なったポリグルタミン酸と、多糖類フラクタンからなります。そのときにできるポリグルタミン酸と、そしてフラクタン(フルクタン)という糖質が、糸を引く納豆のネバネバの正体となります。フラクタンには粘り成分が、あまりありませんが、ポリグルタミン酸のネバネバを安定させる働きがあります。
ネバネバ食材の粘り気の正体は、タンパク質と多糖類の水溶性食物繊維とが結合した粘液糖タンパク質の混合物としています。水溶性食物繊維は水に溶けると保水性がありヌルヌル、ポリグルタミン酸でネバネバした粘性をもってきます。

◇とろろ(山芋)のぬるぬるの成分は、ムコ(ネバネバした)糖とたんぱく質の混合物ミューシレージMucilageで食物繊維の多糖類(糖【マンナン】とタンパク質【グロブリン様】が弱く結びついたもの)でネバネバしています。

◇オクラのネバネバの成分はガラクタンGalactan、アラバン、ペクチンの食物繊維粘質物、ミューシレージMucilageを主に含みます。Mucilageは、多糖類の一種として植物、微生物が分泌する粘液状の物質で、植物の種子や胞子を保護し、乾燥、害虫から守る役割をしてこの粘液は食品、医薬品などに使用することもあります。


 水溶性食物繊維Soluble dietary fiber:SDF すいようせいしょくもつせんい
   植物の細胞や分泌物に含み、水に溶けて粘着性、保水性を持つ食物繊維です。水溶性ペクチン〈果物に多い〉、アルギン酸・カラギーナン〈藻類〉、グルコマンナン〈コンニャク〉、アガロース(寒天)、グアガム〈グア豆〉、デキストリン、フコイダン(めかぶ・もずく・わかめ・ひじき)、フルクタンFructan(らっきょう)、ミューシレージMucilage(ムチン?)[ガラクタンGalactan、マンナン、アラバンAraban、ペクチン]、トリテルペングリコシド配糖体などが知られています。

 植物に含む粘液糖タンパク質のミューシレージMucilageは、里芋、大和いも、レンコン、オクラ、納豆、なめこ、昆布などに含まれる粘質物、水溶性食物繊維でもあり、ガラクタンGalactan、マンナンMannan、アラバンAraban 、ペクチンPectinなどの糖質とセリン、トレオニン(スレオニン)というアミノ酸を主成分としたタンパク質が結合したムコ多糖類です。このもつタンパク質分解酵素は、熱に弱く生のほうがよいでしょう。糖タンパク質は加熱処理をすると固まって粘性がなくなってしまうのです。

動物に含み唾液、胃液、腸液の粘性はムチンMucinによります。ムチンは体内で分解を受けるとグルクロン酸Glucuronic acidが肝臓・腎臓を強化、胃、鼻の粘膜を保護し、便秘、風邪予防、整腸作用があり消化吸収を助ける働きをしています。
ムチンは分泌型と膜結合型に分類し物理的バリアとしての粘膜保護や潤滑作用に加え,膜結合型では細胞質内への情報伝達機能にも関与しています。

、昆布・ワカメ・もずく・里芋・山芋・オクラ・もろへいや等の植物由来ネバネバ成分は英訳でミューシレージMucilageといわれている成分であり、ペクチン性多糖です。近年の科学的判断ではムチンは動物界だけに存在し、植物やキノコ類には見いだしていないのが現状としています。英語では動物粘液のムチンMucusに対し、植物からの粘液はミューシレージMucilageとしています。
 
ネバネバ成分はタンパク質の分解を助ける酵素を有し消化吸収を助けています。ヒトの気管や胃腸などの粘膜を覆う粘液の主成分でもあり、ネバネバ食材には、胃粘膜や呼吸器の粘膜保護作用があります。粘性は食物の移動をゆるやかにし、消化吸収を助けています。粘液糖タンパク質の混合物から成る水溶性食物繊維は、腸内環境を改善に働いています。

  納豆のネバネバ(ポリグルタミン酸:再生産可能なバイオポリマー)の中から納豆ポリマー(重合体)を作り出す研究が進められています。納豆の糸(ポリグルタミン酸,再生産可能なバイオポリマー)に放射線を照射すると納豆樹脂ができます。食べられる容器の試作です。納豆のネバネバ成分は紙おむつの中に入っている吸水性ポリマーと性質は同じで、納豆のネバネバ(ポリグルタミン酸)1gで5㍑の水を保水することができるといいます。天然素材で、このポリマーから容器を作ると、自然に分解し、地球に優しい容器になると言われています。 
そして、ネバネバ成分は、血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロール値を下げたり、保湿(保水)する働きがあります。



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[麹]食生活について語ろう

2024年11月16日 | 美容ダイエット

麹・糀Kojimalted/Ricemalt  こうじ
  
麹菌を大豆に繁殖させて作られたものをいう。糖化、蛋白質分解し、有機酸をつくる。麹菌の代表としてニホンコウジカビともいうアスペルギルスオリゼAspergillus oryzae(ユーロチウム科コウジカビ属)の至適温度は2535度で比較的乾燥状態でも成育し初め白色で次第に黄、緑、古くなると褐色となる。

糖化酵素、たん白質、発酵分解作用を有し味噌醤油、酒、焼酎、甘酒食酢などの製造に用いられる。フスマ、糠、雑穀(ひえ、あわなど)より酵素を取り出し消化剤、アルコールが作られている。

 


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[櫨の木:はぜのき]食生活について語ろう

2024年11月15日 | 美容ダイエット

・櫨の木/黄櫨の木 はぜのき
  ウルシ科、本州(関東南部以西)に自生また栽培もする。主に中国、台湾、マレーシア、インドの東南アジアに分布する。10mの高木もあり、雌雄異株で葉は奇数羽状複葉で互生、裏は白みがかる。
天正19年(1591年:安土桃山時代)ごろに筑前(福岡県)の貿易商が種子を中国から伝えたのが 始まりで、蝋をとるために、その製法と共に伝えられ筑前で栽培、その後九州一円に広まった。古くはに緑色から淡褐色になる果実(核果:扁球形で無毛、光沢がある)の種子(精油約30%)からを採取したことで別名「ロウノキ」ともいう。 根皮は必要なときにとり、水洗い後日干しに、心材は深黄色で美しいため装飾材や寄せ木細工に使われる。
薬用に種子、根皮を使い 生薬名木蝋(もくろう)という。煎じて、この煎液で患部を洗うとよい。軟膏の基礎剤としても重要で現在広く利用され薬効として止血、解毒に用いていた。


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[アルデヒド]食生活について語ろう

2024年11月14日 | 美容ダイエット

・アルデヒド・アルデハイドAldehyde あるでひど
  脱水素したアルコールという語より由来しアルデヒドとしている。酸化されると酸になり、還元されるとアルコールになる。油が酸化されるアルデヒド類が生じ酸敗臭の原因を作っている。ホルムアルデヒドFormaldehyde、アセトアルデヒドAcetaldehydeがある。

ブドウ糖は、還元糖でありアルデヒド基(R-CHO)をもちアミノ酸と反応すると褐変する。アルコールの過剰摂取により肝臓でアセトアルデヒドを分解できず翌日まで残り吐き気、だるさの二日酔いの一原因を作る。

 

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[八角:マツブサ科]食生活について語ろう

2024年11月13日 | 美容ダイエット

・八角Star anise はっかく
  マツブサ科、中国原産。常緑高木で花は、赤褐色で秋に採取した果実を乾燥させ、八角、スターアニス、大茴香(だいういきょう)、トウシキミとも呼んでいる。実が木質化して八角の星型をして6~8個の舟形のさやの中に細長い光沢のある種子がある。
ういきょう、アニスに似た甘いよい香りがある。かすかな辛味、苦味があり菓子、お茶、コーヒーに入れたり主に、鴨の中華料理に利用する。五香粉(うしゃんこう:八角・桂皮[シナモン]・小ういきょう・丁香[ちょうこう]・山椒の実・陳皮など)としほかのスパイスと混ぜて使われる。
 主成分がアネトールAnetholeで漢方で胃痛、風邪、冷え性に、局部麻酔作用を利用し歯痛、リウマチにも使われる。
 近縁植物として日本に自生する有毒な「シキミ」があり、花が淡黄色だが両者の果実は形状、大きさ、外観色とも見分けがつかないほどよく似て痙攣(けいれん)性の猛毒(アニサチンAnisatin:セスキテルペン)があるので見誤らないよう注意する。

 

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[芥蘭]食生活について語ろう

2024年11月12日 | 美容ダイエット

・芥蘭/芥藍 かいらん
  アブラナ科、中国南部原産。耐暑性で種まきしてから60日ほど、丈が20~30cmのところで収穫している。少し苦味が感じられるが特有の香りと甘みをもち淡白な味で9~11月を旬としている。
中国野菜、白花種、黄花種があり結球せずきゃべつと同じアブラナ科の食物で若芽のうちの菜の花に似た花茎をお浸し、サラダ、味噌汁の実、漬物、炒め、揚げ物とする。ビタミンA、C、食物繊維の栄養素が期待できる。

 

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[姫檜扇水仙]食生活について語ろう

2024年11月11日 | 美容ダイエット

・姫檜扇水仙 Montbretia ひめひおうぎずいせん
  アヤメ科、明治時代に渡来の南アフリカ原産の多年草で、野生化している。花は径3cm内外の橙赤色の花を2列につける。 佐賀県では条例で栽培禁止になっているヒオウギ(緋扇・檜扇)の類縁植物で鱗茎に有毒含有成分のサポニンに抗癌作用があることの報告がある。
ヒオウギズイセン(檜扇水仙)とヒメトウショウブ(姫唐菖蒲)の交配種であることから名前がヒメヒオウギズイセンで繁殖力がとても旺盛。 

 

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[胚芽米]食生活について語ろう

2024年11月10日 | 美容ダイエット

・胚芽米Rice with germ はいがまい
  胚芽米は、穀類の種子の発芽する際に必要な栄養素(蛋白質6.5g、脂質2.0g、灰分0.7g、ビタミンB1:0.23mg、B2:0.03mg、B6:0.22mg、E1.0mg、食物繊維1.3g/100g中)などの含有量が精白米(蛋白質6.1g、脂質0.9g、灰分0.4g、ビタミンB1:0.08mg、B2:0.02mg、B6:0.12mg、E0.2mg、食物繊維0.5g/100g中)に比較し多く含む。
胚芽は、ビタミンB1が特に多く栄養価の高い部分となっている。昭和2年に国民病と言われていた脚気の治療に利用するために採用した胚芽米だが昭和40年代に脚気が再発し出したのをきっかけとし今までの胚芽米に改良を加え精白米に近い胚芽精米の開発が進んだ。その胚芽の部分をできるだけ残して精米したものが胚芽精米として胚芽米の過程を得て登場した。
昭和52年に当時の食糧庁がその規格を定め胚芽保有率(粒数)80%以上、胚芽重量2g以上/100gとしている。
賞味期間は、夏場で冷暗所保存で半月、冬場は1ヶ月として胚芽が籾殻の状態では、3%であるもので胚芽精米は、胚芽が2%以上になるように定められた。洗米しなくていい様に除糠(じょこう)して不淘洗米(ふとうせんまい:といで洗う必要のない米)とし吸水が遅いので精白米の炊き方より少し異なる。食味もよいというが白米に1/3程度混ぜたものの方が食べやすいようだ。


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[石榴]食生活について語ろう

2024年11月09日 | 美容ダイエット

・石榴Pomegranate/Granatum ざくろ
  ミソハギ科(ザクロ属)、ザクロ科、イラン(ペルシャ)原産でイランから大きさ直径15cm、重さ200~500gの輸入物が多い。
イラン西南部ザクロ山脈からの産出が多いことからザクロの語源という。シルクロードを経て平安時代末期薬用とし伝来したが日本で多くは、観賞用とし庭に植えられている。
 高さ5m~10mにもなる落葉小高木、6月に鮮やかな紅色で筒状の花が咲く。果実が6cm程になりはじけ9~12月に熟すと赤く硬い外皮が不規則に裂けている状態で収穫する。ペルシャジュウタンの赤、黄色の染色に古来より使われ日本でも染料とし利用していた。
 赤く透明な多汁性の果肉(仮種皮)の粒が無数に現れる。果肉一粒ずつの中心に種子が存在し小さな粒粒の種子を包む果肉を食用とし甘味種と酸味種がありあまり日持ちしない。
 果実の外皮(外果皮)は厚くて硬いが胎座(たいざ:子房内で種子のもとになる胚珠[はいしゅ]が付着する場所)に並ぶ無数の赤い宝石のような種子の外側(外種皮)は甘い果汁に富み、一般にタネと呼んでいる硬い中心部はウメの核と同じで、種皮の内側(内種皮)が木化したもので、パキスタンなどにあるタネナシザクロは種子がないのではなく、内種皮が木化しない品種としている。
 生100g中でエネルギー56kcal、水分83.9g、タンパク質0.2g、脂質Trg、炭水化物15.5g、灰分0.4gを含む。
 香りがよく甘酸っぱく生食、ジュース、ゼリー、シロップ、ざくろ酒にしている。赤い色素は、アントシアニン(抗酸化作用)系色素を主成分とする。漢方でアルカロイド(ペレチェリンPelletierine)を含むざくろの根、皮、樹皮を乾燥させ、下痢止め、虫下し(駆虫薬)、神経痛、喘息、水虫薬として用いた。
 果皮にポリフェノールの一種であるタンニン(乾物の30%)を含み下痢止め、皮なめしに利用していた。ざくろ種子から、保湿成分のオイル、プニカ酸Punica Acid(共役リノール酸)と呼ばれるざくろ特有の多価不飽和脂肪酸を含み利用している。2000年ごろイラン産の種子にエストロゲン用物質(植物性エストロゲン、ホルモンの調節)を含み不妊症、冷え症、更年期障害、高血圧、高脂血予防によいとしていたが微量であり有効性が認められないとしている。

 


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[秋の味覚]食生活について語ろう

2024年11月08日 | 美容ダイエット

 秋の味覚の、お題に再掲載です。

人気は、柿・🌰栗・ギンナン・🍇ぶどう・🍠さつま芋・🥜落花生・松茸などが挙げられていました。


魚貝類:さばさんまはぜきんめだいかれいマイワシ、戻り鰹、あわび
芋類:里芋、🍠さつま芋大和芋、🥔じゃが芋
野菜類・キノコ類:きゃべつごぼう、🥕人参かぶ生姜、🧅玉葱食用菊、ひね生姜、🥦ブロッコリー百合根しいたけ、まつたけ、きのこ類

果実類:いちじく、🍇ぶどう、🍎りんご、🍐オリーブ

穀類:米蕎麦(そば)
豆類:大豆小豆(あずき)、 その他の乾燥豆類
種実類:🥜花生、🌰くるみぎんなんごまカヤの実アーモンド

🍁🍂秋・旬の食材の語源についても一覧で掲載しています。

 

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