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健康と病気に関する日記・・・グルテン不耐症とスポーツ

2022-08-15 11:40:13 | 日記

私が良く訪問する本山さんのホームページにジョコビッチ選手がグルテン不耐症を克服し、世界ナンバーワンの選手になった経緯に関する記事がアップされていたので紹介します。

テニスに興味が無い方でも、ノバク・ジョコビッチ選手の名前は聞いた事があるのではないでしょうか。世界ランキング1位の通算在位は歴代1位の373週であり、テニス界の長い歴史においても、最高中の最高の選手であることは間違いないでしょう。

 

『ジョコビッチの生まれ変わる食事』から抜粋開始

当時世界ランキング153位だった私は、初出場だった全仏オープンで第8シードのギジェルモ・コリアから第1セットを奪った。だが第3セットに、足が石のように固まってしまい、呼吸もできなくなり、棄権せざるをえなかった。

さらにこの3カ月後、私にとって初めての全米オープンでガエル・モンフィスと対戟したのだが、文字どおり私はコートに昏倒してしまった。まるで蒸し暑い海岸に打ち上げられたクジラのように無様に倒れ込み、呼吸に四苦八苦しながらトレーナーの到着を待つしかなかった。

2010年1月の全豪オープンで、ジョコビッチ選手はまたしても試合中に体調を崩して倒れてしまいます。その試合を1万4000キロ離れたジョコビッチ選手の母国セルビアで、テレビで観ていた栄養学者、イゴール・セトジェヴィッチ博士がいたのです。

博士は、原因が喘息ではないとすぐに見抜いた。私について他の何かがおかしいと見ていた。彼の推測では食べ物が問題だということだった。もっと具体的に言うと、私の呼吸困難は、体内の消化システムの不均衡が原因で、それにより腸内で毒物が発生しているというのだ。これが、1万4000キロ離れた場所から下された驚くべき診断だった。

セトジェヴィッチ博士による血液検査結果が出たときの、ジョコピッチ選手との会話です。

私の血液検査結果が戻ってきたときの衝撃は大きかった。私は小麦と乳製品に対して強い不耐症があり、トマトに対しても少し敏感だったのだ。
「今後、君の体の機能を上げたいのであれば、パンを食べるのはやめなさい」。セトジェヴィッチ博士が言い渡した。「チーズもダメだね。トマトも減らすことだ」。

「先生、待ってくださいよ」。私は抵抗した。
「うちの両親はピザ屋なんですよ!」

ジョコビッチ選手は、グルテン不耐症だったことが判明したわけですが、本の中でジョコビッチ選手は、5人に1人の割り合いでグルテン不耐症がいると述べています。

 

『小麦は食べるな』(Dr.ウィリアム・デイビス著、日本文芸社)の訳者である白澤卓二博士が、なぜジョコビッチ選手がグルテンフリー生活で世界一になったのかということを、科学的に説明されています。

私が着目したのは、相手がボールを打った瞬間のジョコピッチ選手の反応です。明らかに、ほかの選手より1000分の5秒から1000分の10秒ほど早く反応できているのです。テニスのように時速200キロを超えるボールに反応しなければならないスポーツにおいてこの違いは決定的です。

ジョコピッチ選手は体内にグルテンが入ってこなくなったおかげで脳反応のディレイ(遅延)がなくなり、この反応の速さによってコート全体を幅広くカバーすることができるようになりました。

相手がボールを打ったとき、この情報は視覚を通して後頭葉に送られます。そして後頭葉から運動野への指示がシグナルで送られるわけですが、この際にふだんからグルテンを摂取しているかどうかが大きな違いとなって表れるのです。

グルテンが体内に入ると、小腸・大腸を含む腸全体で吸収されます。その際にタイトジャンクション(密着結合)が開き、腸内細菌から分泌された毒素が脳に運ばれ、脳に炎症が発生します。脳の炎症のために神経細胞は十分なニューロトランスミッター(神経伝達物質)が蓄積できず、それが初動の遅れとなって現れます。また、グルテンが体内に吸収されると、最終的に脳のオピオイド受容体と結合することが医学的に判明しています。それにより脳にモルヒネ状の成分が発生し、軽度の感情的な高ぶりを発生させます。

これが脳に「霧」がかかっている状態です。だから初動反応が遅れるのです。つまり、小麦を食している選手たちは実質的に“麻薬を打たれた状態”で戦っていると同じといえます。

 

私は趣味で卓球をしているのですが、この白澤卓二博士のグルテン摂取で脳に霧がかかった状態になって、試合の時の反応が遅れるという情報は衝撃的でした。

前回の記事を書いてから、朝のパンを米粉パンに変えたのですが、一週間で気づいた事は鼻つまりが無くなったという事です。

健康面を考えてグルテンフリー生活を始めたのですが、まさに一石二鳥、スポーツでの反応性アップの効果まで期待できるなんて本当に素晴らしいですね。ますますグルテンフリー生活を実行する価値を見出した感じです。



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