将来的に、二大政党に収束するのは、必要なことだと思う。政治やカネが自民党だけの独占になってほぼ60年。腐敗するのは当然で、リーダーとしての小泉は支持するが、自民党政権が延々と続くのは問題だ。そう考えて、民主党に入れていた人は多かったと思う。
浮動票の多くが、今まではどちらに入れるべきか、迷っていた。しかし、民主党が「郵政法案・反対」に回ったことで、事態は一変した。
郵政民営化に賛成する人にとって、「民主党」という選択肢はなくなった。
更に、「刺客」を送り込んで、利権絡みの反対派を追い落としにかかったため、人員刷新のイメージアップにもなった。民営化賛成の人が、安心して自民党に入れることができるようになった。党としての自民党が圧倒的に支持されたというよりは、小泉改革GO!に票が入ったという印象だ。
もし、民主党から、何人かでも「賛成」に回る議員が出てくれば、あそこまでの大敗にはならなかっただろう。でも、結局「反対」「法案潰し」になったのでは、意味がないのだ。
鳩山由紀夫さんが代表だった時の方がやり方が上手かったのではないか、と思う。国民的な人気を誇る小泉の政策自体にはそう反対せず、場合によっては賛成に回ることもあった。いわゆる「抵抗勢力」が封じ込められた時期で、民主党にしてみれば、ポイントを稼ぐ場面はなかったが、「何でも反対」の悪いイメージも付かなかった。
菅直人や横路は、「左」の色彩が強く、政策そのものには今一つピンと来るものがない。
民主党に欠けているもの… それはリーダーであろう。大政党になれば、当然1枚岩とは行かない。それをうまく束ねて、国民にイメージとしてアピールできないと、集団として支持は得られないと思う。
浮動票の多くが、今まではどちらに入れるべきか、迷っていた。しかし、民主党が「郵政法案・反対」に回ったことで、事態は一変した。
郵政民営化に賛成する人にとって、「民主党」という選択肢はなくなった。
更に、「刺客」を送り込んで、利権絡みの反対派を追い落としにかかったため、人員刷新のイメージアップにもなった。民営化賛成の人が、安心して自民党に入れることができるようになった。党としての自民党が圧倒的に支持されたというよりは、小泉改革GO!に票が入ったという印象だ。
もし、民主党から、何人かでも「賛成」に回る議員が出てくれば、あそこまでの大敗にはならなかっただろう。でも、結局「反対」「法案潰し」になったのでは、意味がないのだ。
鳩山由紀夫さんが代表だった時の方がやり方が上手かったのではないか、と思う。国民的な人気を誇る小泉の政策自体にはそう反対せず、場合によっては賛成に回ることもあった。いわゆる「抵抗勢力」が封じ込められた時期で、民主党にしてみれば、ポイントを稼ぐ場面はなかったが、「何でも反対」の悪いイメージも付かなかった。
菅直人や横路は、「左」の色彩が強く、政策そのものには今一つピンと来るものがない。
民主党に欠けているもの… それはリーダーであろう。大政党になれば、当然1枚岩とは行かない。それをうまく束ねて、国民にイメージとしてアピールできないと、集団として支持は得られないと思う。