「痛ロリ」というのは、「痛いロリィタ」のことです。
これは、ロリィタさんから見て「ちょっと…」と
思うロリィタさんに対して使われている言葉です。
一般の方から見たら、ロリィタファッションをしている人は
だいたい「痛い」と思われているので、そこの違いは注意してください。
お洋服は自分のために着るもの。
でも、せっかく可愛いお洋服を着るからには、「痛ロリ」なんて呼ばれたくないですよね。
ここでは初心者さんがうっかりやってしまいがちなミスをまとめました。
甘ロリ、クラロリ、ゴスロリなどロリィタ全般です。
1. ジャンスカのみで着ている
ロリィタファッションというのは、極力、露出を避けるものです。
年齢は関係ないので、十代でも同じよ。
特に、ノースリーブはNGです。
ジャンパースカートはそれ1枚で着るのではなく、
中にブラウスを着る必要があります。
半袖や長袖のワンピースを着た上に、ジャンパースカートを着るのでもOKです。
ただ、その場合ジャンパースカートのサイズに余裕が必要ですし、
着丈のバランスも大切なので、ブラウスのほうが楽にコーデできます。
上からボレロやカーディガンを着るなら、中はジャンスカのみでも大丈夫ですが、
アウターを脱がないようにしてください。
また、カーディガン等のアウターを羽織る場合でも、胸元が大きく開いていると良くありません。
明らかにブラウスを中に着ていないなと認識されてしまいます。
特に初心者の方には、ブラウスを着てからジャンパースカートを着ることをおすすめします。
また、オフショルダーにできるワンピースであっても、肩を全面的に露出して着てはいけません。
どうしてもオフショルダー状態で着たいなら、中にブラウスなどを合わせる必要がありますが、
バランスがとりづらくコーデが難しいでしょう。
少女への憧れが根底にあるファッションなので、大人の女性の色気につながる
露出を避けるものと思われます。
短すぎる丈や、真夏以外のクルー丈ソックス・素足もダメです。
最近ではブランドサイトでモデルさんがジャンスカのみで着ている画像があったり、
海外ロリィタブランドの隆盛により今まであまり支持されなかった着方が提案されたり、
一般のレディースファッションで流行している肩の部分だけ布地がないデザインのお洋服が発売されたりと、
若干、時代の移ろいを感じます。
が。
日常生活で実際にロリィタをたしなむ人の間では、やはり肩を出すのはNGの感覚がまだまだ根強いんです。
2. トータルコーデをしていない
たとえば、甘ロリのふりふりなジャンスカに、安いただのTシャツを着ていたり。
ブラウス・お鞄・お靴・ソックス・頭物などがまったく合っていなかったり。
想像するだけで残念な印象ですよね。
ロリィタ服というのは、一部だけ取り入れるのではなく、
トータルコーディネイトで着るものです。
お洋服を1枚だけ・小物を少しだけ買ってすぐに始められるものではないというところが、
一般のレディースファッションとの大きな違いのひとつなのね。
頭のてっぺんから爪先まで同じひとつのロリィタブランドでそろえる必要はありません。
が、全体のバランスを考えて、小物にいたるまできちんとお洋服に合ったものを選んでください。
⇒初心者のロリィタファッションデビューに必要なもの
(トータルコーデで着るロリィタファッションにおいて、コーディネイトの悩みは尽きないもの。
でも、せっかくなら楽しく悩みましょう!
今回は、初心者さんこそ実践して欲しい、わかりやすいコーディネイト方法をまとめました。
ロリィタ以外のファッション全般に応用できますよ。
コーディネイトの極意
1.メインテーマを決める(省略可)
2.メインのワンピースまたはジャンパースカート、あるいは絶対に取り入れたいアイテムを決める
3.差し色を決める
4.全体のバランスを考えながら、小物まで決めていく
5.基本を踏まえた上で、王道でかためるか、あえて遊びを入れるか決める
この5段階でトータルコーデができます!。)
ロリィタファッション以外にも使える方法なので、
普段着のときも完璧なトータルコーデで差をつけちゃいましょう(*´ω`*)
本人がトータルコーデをしたつもりであっても、
バランスがおかしかったり、完成度の低いコーディネイトだと、
結局は「痛ロリ」とみなされてしまいます。
「トレンドを追いかける」つまり「皆と同じである」ことが重要視される
一般のレディースファッションと異なりあす。=>個々人のセンスがロリィタファッションでは大切です。
なので。
そっくりそのまま真似をするというのは必ずしも良いことではありませんが、
ロリィタファッション誌、ブランド公式サイト、好きなロリィタモデルさんの写真などで目を鍛え、センスを磨きましょう。