今日は受診予約日でした。
血液検査があるので、予約時間が10:30~11: 00となっていても、9時には病院に行きます。
血液の採取が終わって、医師が診断に使う検査結果が出るのに1時間ほどかかるようです。
本当は、退屈な待ち時間といったところですが、私は余り退屈はしません。
病院に行く楽しみにしているのが、売店で購入する『暮らしの手帖』。
2ヶ月毎の病院通いは、2ヶ月合算の『暮らしの手帖』の発売は、好都合なのです。
診察の順番がくるまで、暮らしの手帖をパラパラ。
暮らしの手帖 summer2022 8-9月号
最初の50ページほどは、食の話題が続いています。
食に関わる人の話題、季節に沿った料理のレシピなど、つい関心が引き寄せられてしまいます。
次に「tagottoさんの雑草標本」、「気づきをくれた漫画たち」、「ふたつの中心」、「よっちぼっち」、「あの人の本棚」と続き、次の「絵描き・やまぐちめぐみ 愛らしさは、つよさ」に目が止まりました。
1ページの絵が気に入りました。
タイトル「愛らしさは、つよさ」って、どんなことが表現されているのかな?
一気に読んでしまいました。
強く、自分らしく生きたやまぐちめぐみさんの生き様が、垣間見えました。
ただ、「愛らしさは、つよさ」を直に表現する言葉は見つかりません。
「う~ン・・めぐみさんは、美しいものを感じ取る心があり、優しい心が表現する愛らしさがあった人。それが、多くの人に愛された強さになっていた」
かなぁ・・😔
絵を描くことを選んだ、めぐみさんの言葉は強い意志を含んでいます。
ーーー 好きなことができる機会が目の前に現れた時、「私なんかに無理」と反射的に浮かんでくる気持ちをぐっと押し込めて、「やってみよう」と動いてみる。やると決めたら、とことん向き合って自分のものにする。ーーー
プロフィールによると
1997年(31歳)離婚して上京。
2006年 難病を発症
2015年9月15日 永眠
優しくて素敵な絵ですね!😇
49歳の若さで早世されています。
絵描きとしての活動の広がりと共に多くの人との交流も広がっています。
ーーー人生のハンドルを自分で握ることは、決してわがままではない。何かを目指していようがいまいが、その人にとって好きな毎日を送ることが、自分として生きることーーー
本当に思いっきり自分らしく生きられましたね。
私の心に響く言葉です。
本当に響く言葉です。
死を迎える日に、このような心境に達することができていますかどうか・・
やまぐちめぐみさんとの初めての出会いです。
ご冥福をお祈りいたします。
夏の花 プルメリア