今日は、午後のNHK番組で『怪魚ハンターが行く』を観ました。
怪魚ハンターとして、武石憲貴さんとグランデ・オガワさんが挑戦しました。
私は、釣りが好きという訳ではありませんが、なぜかこの手の番組は観てしまいます。
この手というのは、今回のような「怪魚」だとか「マグロ」だとか・・釣りの鉄人みたいな技の持ち主が、その技を披露する番組です。
今回の釣り場は、アマゾンでした。
何度か武石さんがアマゾン川で釣りに挑戦する番組は観てきました。
ただ、今日の番組は、オガワさんというアマゾンを知り尽くしている方と同行でしたから、二人の釣り姿が楽しめました。
さて、私が二人の釣り姿を楽しんだと言っても、それは釣り通の見識を持ってのことではありません。
釣りをするときの判断の仕方や魚に対する愛着(愛情?)、技に対する自信などが別な形で表現されて、それを楽しんだと言えます。
とはいえ、私が最も関心を持って見つめたのは、魚です。
なぜかしら、魚のおしゃれ(模様)が気になってしまうのです。
スーパーの魚売り場に行けば、パックされた魚の模様が気になって、ついパチリをしてしまう私なんです。
アマゾン川の魚に、「神様はどのようなお絵かきをされたのか‥なぁ」と関心が向いてしまうのです。
今日の魚は、サイズや模様、顔つきなど、さすがに凄かったですね。
長いひげがあり、ナマズだったようです。
銀光りのウロコに点と線の模様です。
二人とも釣り上げたピーコップバス。
全身に丸いドットが線模様で並んでいます。尾びれ、背びれ、ひれにも丸い点模様です。
餌を見つけたら、すぐに食いつき、強い糸もかみ切ってしまう口の持ち主は、ピラニア。でも、体はオレンジ色のきれいさです。
さて、感動は、最終日の時間切れ寸前に訪れました。
雨になり、雷もなり始めたときに、武石さんの釣り糸は強く引き込まれました。
「なんだか怖いな・・」
と言いながら、武石さんが緊張して、糸をたぐり寄せたり緩めたりして、魚とのやりとりをしています。
サポートしている地元の人たちにも緊張が見えます。
ついに怪魚が姿を現しました。
興奮しながらも、
「スロー、スロー」
とサポートの人たちに声をかける武石さん。
ついに、2m12㎝のピラルクー釣り上げました。
本当に大きくて、男の人3人で捕まえようとしても、なかなか捕まえることができませんでした。
武石さんの喜びは、涙にまみれた叫びでした。
私まで、喜びに顔がほころんでしまいました。
全員が嬉しそうです。
オガワさんと武石さんもガッツの握手。
2m12㎝のピラルクーは、お尻を一押しされて川の中に潜っていきました。
武石さん、念願の2m以上の怪魚を釣り上げることができて、釣りの醍醐味が味わえたようです。
大声では言えませんが、私は、子供の頃、川遊びが大好きな男勝りの女の子だったんです。
兄の釣り竿を勝手に持ち出して、川に釣りに行きました。
小さな川魚でしたが、それでも針に食いついた魚を釣り上げるときの、グッと手に伝わる魚の引き感が、喜びに感じられ、楽しかったものです。
バラの花