健康診断で血糖値が高いと診断されてから、およそ6年になりました。
病気だという意識が全然なく、まして、危機意識もないまま定期的な受診をして、処方された薬を飲むといった治療姿勢でした。
そんな私が、治療しなくてはいけない、と真剣に受け止めたのは、2019年4月。
この頃から、HbA1C の値が7.0となったのです。
「食事を注意します」と、何度も医師に誓いながらも努力を怠り、ついに、2020年1月には8.3、3月8.9・・と高すぎの値になってしまいました。
それまで循環器内科の医師が、糖尿病の薬も処方されていたのですが、
「今日はこの後、糖尿病専門の先生を受診してください」
「は~、はい」
2020年6月に糖尿病専門の先生を初めて受診。
この日の血糖値は194 HbA1C は9.2.
そんなに飽食も、爆食いもしていないのに、なぜかな・・と言った気持ちです。
「血糖値は、食事によって高くなるというだけではないので、もう少し調べてみましょう」
「食事指導を申し込んでおきますので、帰りに受けて帰ってください」
そんなに悪いんですか・・?の私の問いに、
「検査入院をしなくてはいけないくらいですよ」
あぁ、そうなんですね・・。
この日、私は、治療についての先生の言葉を、真剣に受け止めたのです。
薬が変わり、食事についての自身の態度も変わりました。
翌月の検査結果は、血糖値187 HbA1C 8.5。
「インシュリンを誘発する薬を足してみます」
この日の食事指導も先生が申し込まれていて、再度、受けて帰りました。
前回のときに求められていた私が食べた物を記録した「食事記録用紙」を持って、再度、管理栄養士さんの指導を受けました。
私に必要な、1日の摂取量1520Kcalを、どのように摂るのか、食品交換表を見て大まかな食事の摂り方が理解できました。
1回の食事を500Kcalで食べるとした時、何をどれだけ食べるかの計算が、できそうにありません。
そこで、管理栄養士さんから、いろいろな状況に応じた宅配食があることを教えていただきました。
「1回500Kcalの食事で摂る惣菜の量がハッキリ分からないなぁ」
宅配食を食べてみて、専門家が作った量と味を知ることにしました。
そこで選んだのが、日清医療食品の『食宅便』です。
食事制限などに対するいろいろなケア食がありました。
その中から【低糖質セレクトコース】を選びました。
コースの内容です。
糖質を控えながら、食べ応えばっちり。
食材と調理方法を工夫して、生まれた人気メニュー。
お届けサイクルは、毎週、隔週配達、月イチの中から、隔週配達を選択。
メニューは、お任せにしました。
1回に届く惣菜数は7個です。
代金は3920円(1個当たり 560円)+代引代金
1回の支払代金は4630円。
このセレクトコースで2020年9月2日に開始しました。
これまでに13週分(91個)の配達がありました。

これまで食べてきた感想です。
1、とても簡単に食べることができます。
2、味は、とても良いです。美味しいです。
3、主菜と副菜の量がわかります。
今日の食事です。

食宅便の惣菜です。
一目で量が分かります。

惣菜にご飯とみそ汁を添えていただきました。

惣菜は、皿に移し替えてもよいのですが、トレーがきれいなので、そのまま使っても気になりません。

1日3回の食事を全て食宅便で摂る訳ではありませんが、1食を食宅便で摂ると後の食事の量が掴めるようになりました。
2020年9月に始めて、6か月の継続です。
味に飽きることなく続いています。
さて、血糖値の変化はどうなっているでしょう( ^ω^)・・・?
8月の血糖値 141 HbA1C 7.6
11月の血糖値 158 HbA1C 7.1
2021年2月の血糖値 99 HbA1C 6.6
この数字は、決して食事のみの数字ではなく、糖を尿と一緒に出す薬を服用したことにもよると思います。
それでも、適切な治療が行われたのかもしれないと、診察日の帰り道は、心が軽かったですよ。😁
もっと、頑張れると思えました。
次回は、もっと食宅便のシステムやメニューの内容についてお話します。
さらに、同時に始めた宅配食 Nosh ナッシュについても紹介します。