第1話 「復活!!!!失敗しないハケンの女 オペは1億円の競走馬」
北海道・旭川の競馬場で、フリーランスの外科医・大門未知子(米倉涼子)が神原晶(岸部一徳)と共に競馬を楽しんでいた頃、同じ競馬場の馬主席では帝都医科大学付属病院の内科統括部長・馬淵一代(三田佳子)が第二外科講師・近藤忍(藤木直人)と共に自らが馬主の馬が走る姿を観戦し、近藤に「ねぇ、あなたも走ってくれない?私のために死に物狂いで走ってちょうだい」と声を掛け、近藤は微笑みながら「御意」と答える。
そんな中、馬淵の馬・レジェンドクイーンは他の馬と接触して、レジェンドクイーンも騎手も地面に倒れ込んでしまう。
競馬場を出た未知子は、先ほど落馬した騎手が救急車で運ばれる様子を見て、騎手が脾損傷の疑いがある見抜き、駆けつけた医師・原守(鈴木浩介)に今後の処置を指示していき、偶然居合わせた近藤は遠巻きに見守る。
その頃、晶は、骨折したレジェンドクイーンが安楽死されると聞いて怒っている馬淵を見かけ、「骨折なら完璧な手術をするドクターがいますよ」と声を掛け、未知子に馬の手術をさせようとするが、未知子は断る。
しかし、現地の獣医師が「100%失敗するに決まってる」と言うのを聞いて、「やっぱりやらせてもらいます。私、失敗しないので」と言い放って、手術室に向かう。
未知子が鮮やかに手術を成功させた後、近藤が「彼女、獣医じゃありませんよ。さっき吐血した人を助けましたよね?」と声を掛けると、晶は慌てて未知子には医師免許の他に獣医師免許があることを告げると、馬淵は「彼女、人間の手術も出来るわけ?」と目を輝かせる。
帝都医科大学付属病院の外科診療部の定例教授会では、蛭間外科統括部長(西田敏行)が主任教授選を行いたいと言い出し、異を唱えた第二外科主任教授・鷹野七起(浅野和之)は分院へ異動を命じられ、他の医師たちは「御意!」と口々にして賛同する。
外科診療部の統一カンファレンスで、馬淵が紹介する特別患者で、名前を伏せて左大腿骨の骨外性軟骨肉腫の手術を希望している患者の治療方針が話し合われる。
第二外科教授・海老名敬(遠藤憲一)は「大腿部切断」がベストだと話すが、後方から「異議あり!」という声が聞こえ、みんなが振り向くと、未知子は立ち上がってCT画像の前に行って画像を見つめ、「やっぱ異議あり。私ならAO療法を行います」と下肢を温存する方法を提案する。
蛭間は、未知子を不審者として追い払おうとするが、馬淵は「止めなさい!私が呼んだんです!」と話して未知子に手術をさせたいと言い出し、患者本人も未知子を指名していると話す。
蛭間はしぶしぶ認めるものの、海老名は「(未知子を)いないように振る舞おう」と部下に指示し、第二外科の医局員は未知子を無視するが、近藤だけが未知子に声を掛ける。
そして近藤は未知子に「僕はオペがしたいんです。ここは年功序列だから、単純なルーティンのオペしかさせてもらえなくて、正直焦っています。あの特患のオペ、僕に譲ってくれませんか?助手でいいからやらせてください」と頭を下げる。
未知子は馬淵の教授室に行き、患者と会わせてほしいと頼むが、馬淵は拒否して「私がダメと言ったらダメ。あなたは私の診断に従って私の指示通りに執刀すればいいのよ」と言うため、未知子は「私、あなたの馬じゃないんですけど」と反論し、二人は見つめ合う。
夕方5時になり未知子は退勤するが、廊下で立ち止まっていた馬淵の足元を見て何かに気づき、「手術の時はネイル剥がしてください・・・患者さんにそうお伝えください」と声を掛けて帰って行く。
蛭間は、フリーランスの未知子にオペをさせて内科の言いなりにならないようにしろと、海老名らに指示する。
海老名らの不穏な動きを近藤は察知して馬淵に報告するが、馬淵は「絶対に阻止して。この手術は大門さんじゃなきゃダメなの。あなたはあの人に興味持っちゃダメよ」と話す。
手術日当日、海老名は急きょ教授・水野が執刀することになったと未知子に告げ、見学室から蛭間も未知子に出て行くよう指示する。
そんな中、患者が運ばれ、患者の顔を見た医師たちは一様に驚く。
大腿部切断手術を強行しようとする海老名らに対し、未知子は「患者は切断を望んでいません。歩けなくなってもいいの?術式を変更します。患者の許可はもらっています。どうするのよ!」と怒り、蛭間は馬淵が書いた手術同意書に「術中は術式の変更も含め、全て大門未知子医師の判断にお任せします」とあるのを見て、仕方なく未知子の手術を認める。
未知子は、足を切り開いて大腿骨を露出させて液体窒素に浸して腫瘍細胞を凍死させる方法をしようとするが、海老名は「そんな無謀な手術、手伝う訳にはいかない!」と言って、出て行ってしまう。
蛭間は、手術を終了することを命じるが、未知子は「このまま閉じたら馬淵一代さんは3か月以内に命落としますよ。絶対殺しません。私、失敗しないので」と言って、残った麻酔科医・城之内博美(内田有紀)と2人で手術をしようとする。
すると、近藤が研修医・鮎川司(満島真之介)ら3人を連れてやって来て「彼らも最新の術式を学びたいそうです」と告げて手術の助手を務め、手術は無事成功する。
蛭間は理事長に「帝都医科大の外科は優秀ですから」と、未知子の存在は知らせずに手術の報告をする。
術後の容体を近藤が見守っていると海老名がやって来て、近藤に手術室で起きたことは外部に話さないように口止めする。
海老名が出て行くと、目を覚ました馬淵は近藤の手を握り、「私の手術中に何があったの?」と尋ねる。
翌日、蛭間が馬淵を見舞いに行くと、馬淵は「私が見つけてきたドクターのおかげよ。それに引きかえお宅の部下たちは、オペの途中で逃げ出したそうじゃない。査問委員会に掛け合おうかと思っているの」と話し、慌てる蛭間に「それじゃあ、私のお願い聞いてくださる?」と言って、未知子を外科で再び雇う事を承諾させる。
未知子と晶は、外科診療部のカンファレンスに乗り込んで勤務条件書を配布し、「医師免許が無くてもできる仕事は一切致しません。医師免許と関係ないクレームは一切受け付けません」と言い放つ。
廊下で歩行訓練をしていた馬淵は、未知子にいつから患者が自分だと分かったかを尋ね、未知子は馬淵の足元のヒールの高さが左右で違ったのを見つけた時からだと告げる。
馬淵が「あなたのようなフリーターが誰のおかげで一流の大学病院に雇ってもらえたのか忘れないでね。あなたは競走馬の1頭に過ぎないのよ。ここに来たからには、私のために死に物狂いで走ってもらうわ」と話すので、未知子が「それ、医師免許が無くてもできますよね?」と尋ねると、馬淵は「だから何?逆らったら、殺処分にするわよ」と言い放って去っていく。
その様子を陰から聞いていた蛭間は、未知子に「女は怖いね。大門未知子くん、私の外科へようこそ」と手を差し出すと、未知子は「致しません」と言って去って行き・・・
というような話でした。
前作はほとんど観ていない状態でこのシーズン2を観たのですが、前作を観ていなくても楽しめました
初回視聴率が22.8%!ということで、20%以上取るドラマなのかはハッキリ言うと少し分からない部分もあるのですが、とても分かりやすい展開だったし、ドロドロしているけどドロドロしすぎていなくて、軽く笑えてしまう部分もあるのが、本作の良い所なのかもしれませんね。
その「笑い」の部分も、コメディとかそういうのではなく、真面目に演じている上での笑いなのが面白さを助長しているというか・・・。
「半沢直樹」もそうですけど、その業界(本作では大学病院、半沢では銀行)では当たり前の事が、一般人から見るとものすごく滑稽に見える部分があり、その所を真面目に、でも痛快に描いている所が、両作に共通しているのではないかと思いました。
私は、「半沢直樹」とか「リーガルハイ」のような良いセリフが散りばめられた作品の方が好きですが、本作のようなテンポの良いやり取りのドラマも好きなので、これから木曜の夜も楽しみながら観ることができそうです(笑)
「軍隊並みに厳しい教育」をしている外科診療部・・・。
「どっかの国の軍隊みたい」というセリフがありましたが、ホントにそんな感じでしたね。
どれだけ練習したのかな??(笑)
西田さん演じる蛭間が一番の悪役なのかな?と思っていたけど、三田さん演じる馬淵が今のところ一番悪そうに見えました。
最後に「殺処分にするわよ」というセリフが出たシーン、すごく怖かったです
私は三田さんと言えばホワーンとしたイメージが強かったので、ああいう冷たい表情が出て流石だなぁ~と感嘆しました。
馬淵も未知子の前に立ちはだかる壁のようなので、今のところ未知子は敵だらけ?
近藤が、今のところ未知子にすり寄っているので味方っぽいですけど、最後の方で怖い顔していましたね。
近藤は、馬淵の指示とは関係のない所で未知子に近づいていっているように見えるので、ここら辺の真意がどういう所なのかも非常に気になります。
ツイッターで「#ドクターX」をリアタイで検索して眺めていたら、すごい量が出てきてビックリしました。
こういうリアタイで番組名のハッシュタグ(「#」)がトレンドに上がるぐらいに出てくるドラマというのは、視聴率が高いような気がなんとなくします。
その中で面白かったのが「近藤は馬淵の息子なんじゃないか」とか「馬淵と蛭間の子供じゃないか」と・・・
だとしたら、講師止まりではなくて、もう少し上の地位にいるのでは?と思ったり・・・
でも、そうならそうで面白いかも(笑)
ツボにハマったのは、未知子の服装を見た海老名が「面積の広い服を着ろ」って言ったことかな(笑)
「集金に来たクラブの女」とか「下着姿」とか散々に言われていましたが、何となく分かる
そして、うちの父親もそんなこと言いそうと思ったり(私の父、結構セクハラを言うオヤジなので~)
冒頭、旭川の競馬場という事で、しきりに「旭川」という言葉と文字が出ていましたが・・・
瓦屋根が映り込んでいる時点で、旭川(北海道)ではないですね(笑)
春に放送されていたガリレオで「岩見沢」という設定のシーンもそうだったけど、北海道にはほとんど瓦屋根は無いので、北海道には来てないな~と北海道人の私は確信しました
「焼きトウモロコシ」で北海道らしさを出していましたけどね(あまり地元の人は食べないですけどね
)。
方言もやっぱり少し違ったし、山々の映像も旭川競馬場付近とは違っていました
・・・って、北海道人しか分からないツッコミでした(笑)
事前のTV誌やスポーツ新聞では扱いが悪かった(あまり大きく取り上げられてなかった)のに、こんなに視聴率が高くてビックリしましたが(←偏った報道をしているマスコミに対しての批判です 笑)
何とか最後まで痛快で楽しいドラマになってもらいたいです
____________________
さてさて。
このブログに何度もお邪魔していただいている方は分かると思いますが、私は出演キャストの藤木直人さんのファンなので、もう少し近藤について書きたいと思います
(上のあらすじや感想も、かなり近藤の事を書いていますけどね
)
私としては、思ったより登場していたなぁと思いました(笑)
濃いキャラばかりなのは分かっていたので「どうなるかな??」と心配していたのですが、けっこうキーになりそうな気配が・・・。
手術シーンで未知子と城之内の二人っきりになった時に現れたシーンには「キター!!」と叫んでしまいました(しかも後ろから光を浴びて登場 笑)。
今回、私の一番ツボだったお顔は、食堂で未知子に「あの特患のオペ、僕に譲ってくれませんか?」と話すシーンの所かなぁ。
「カッケー!!
」と心の中で叫びました
白衣姿、素敵です!
ピシッとしたシャツにネクタイをビシッと締めた姿も、とても素敵です♪
前回出演したテレ朝ドラマでは、かなり昭和な感じの演出&服装もちょっと・・・だったので心配していたのですが、今回は今のところ良い感じだなと思っています
「殺処分」は近藤じゃなくて未知子への言葉だったのですね
最初の方で馬淵が「私のために死に物狂いで走ってちょうだい」と言っていたけど、同じ言葉を未知子にも掛けていましたね。
馬淵が近藤&未知子の馬主のまま終わるのか、近藤&未知子が馬ではなく人間としてのし上がっていくのか、なかなか楽しみです!
(普通は未知子目線で観るのだろうけど、どうしても近藤目線で観てしまいます
)
そんな感じで、やっぱり直人さん出演ドラマの記事は長くなってしまいますが、毎週書いていこうと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

※公式HP(こちら)
北海道・旭川の競馬場で、フリーランスの外科医・大門未知子(米倉涼子)が神原晶(岸部一徳)と共に競馬を楽しんでいた頃、同じ競馬場の馬主席では帝都医科大学付属病院の内科統括部長・馬淵一代(三田佳子)が第二外科講師・近藤忍(藤木直人)と共に自らが馬主の馬が走る姿を観戦し、近藤に「ねぇ、あなたも走ってくれない?私のために死に物狂いで走ってちょうだい」と声を掛け、近藤は微笑みながら「御意」と答える。
そんな中、馬淵の馬・レジェンドクイーンは他の馬と接触して、レジェンドクイーンも騎手も地面に倒れ込んでしまう。
競馬場を出た未知子は、先ほど落馬した騎手が救急車で運ばれる様子を見て、騎手が脾損傷の疑いがある見抜き、駆けつけた医師・原守(鈴木浩介)に今後の処置を指示していき、偶然居合わせた近藤は遠巻きに見守る。
その頃、晶は、骨折したレジェンドクイーンが安楽死されると聞いて怒っている馬淵を見かけ、「骨折なら完璧な手術をするドクターがいますよ」と声を掛け、未知子に馬の手術をさせようとするが、未知子は断る。
しかし、現地の獣医師が「100%失敗するに決まってる」と言うのを聞いて、「やっぱりやらせてもらいます。私、失敗しないので」と言い放って、手術室に向かう。
未知子が鮮やかに手術を成功させた後、近藤が「彼女、獣医じゃありませんよ。さっき吐血した人を助けましたよね?」と声を掛けると、晶は慌てて未知子には医師免許の他に獣医師免許があることを告げると、馬淵は「彼女、人間の手術も出来るわけ?」と目を輝かせる。
帝都医科大学付属病院の外科診療部の定例教授会では、蛭間外科統括部長(西田敏行)が主任教授選を行いたいと言い出し、異を唱えた第二外科主任教授・鷹野七起(浅野和之)は分院へ異動を命じられ、他の医師たちは「御意!」と口々にして賛同する。
外科診療部の統一カンファレンスで、馬淵が紹介する特別患者で、名前を伏せて左大腿骨の骨外性軟骨肉腫の手術を希望している患者の治療方針が話し合われる。
第二外科教授・海老名敬(遠藤憲一)は「大腿部切断」がベストだと話すが、後方から「異議あり!」という声が聞こえ、みんなが振り向くと、未知子は立ち上がってCT画像の前に行って画像を見つめ、「やっぱ異議あり。私ならAO療法を行います」と下肢を温存する方法を提案する。
蛭間は、未知子を不審者として追い払おうとするが、馬淵は「止めなさい!私が呼んだんです!」と話して未知子に手術をさせたいと言い出し、患者本人も未知子を指名していると話す。
蛭間はしぶしぶ認めるものの、海老名は「(未知子を)いないように振る舞おう」と部下に指示し、第二外科の医局員は未知子を無視するが、近藤だけが未知子に声を掛ける。
そして近藤は未知子に「僕はオペがしたいんです。ここは年功序列だから、単純なルーティンのオペしかさせてもらえなくて、正直焦っています。あの特患のオペ、僕に譲ってくれませんか?助手でいいからやらせてください」と頭を下げる。
未知子は馬淵の教授室に行き、患者と会わせてほしいと頼むが、馬淵は拒否して「私がダメと言ったらダメ。あなたは私の診断に従って私の指示通りに執刀すればいいのよ」と言うため、未知子は「私、あなたの馬じゃないんですけど」と反論し、二人は見つめ合う。
夕方5時になり未知子は退勤するが、廊下で立ち止まっていた馬淵の足元を見て何かに気づき、「手術の時はネイル剥がしてください・・・患者さんにそうお伝えください」と声を掛けて帰って行く。
蛭間は、フリーランスの未知子にオペをさせて内科の言いなりにならないようにしろと、海老名らに指示する。
海老名らの不穏な動きを近藤は察知して馬淵に報告するが、馬淵は「絶対に阻止して。この手術は大門さんじゃなきゃダメなの。あなたはあの人に興味持っちゃダメよ」と話す。
手術日当日、海老名は急きょ教授・水野が執刀することになったと未知子に告げ、見学室から蛭間も未知子に出て行くよう指示する。
そんな中、患者が運ばれ、患者の顔を見た医師たちは一様に驚く。
大腿部切断手術を強行しようとする海老名らに対し、未知子は「患者は切断を望んでいません。歩けなくなってもいいの?術式を変更します。患者の許可はもらっています。どうするのよ!」と怒り、蛭間は馬淵が書いた手術同意書に「術中は術式の変更も含め、全て大門未知子医師の判断にお任せします」とあるのを見て、仕方なく未知子の手術を認める。
未知子は、足を切り開いて大腿骨を露出させて液体窒素に浸して腫瘍細胞を凍死させる方法をしようとするが、海老名は「そんな無謀な手術、手伝う訳にはいかない!」と言って、出て行ってしまう。
蛭間は、手術を終了することを命じるが、未知子は「このまま閉じたら馬淵一代さんは3か月以内に命落としますよ。絶対殺しません。私、失敗しないので」と言って、残った麻酔科医・城之内博美(内田有紀)と2人で手術をしようとする。
すると、近藤が研修医・鮎川司(満島真之介)ら3人を連れてやって来て「彼らも最新の術式を学びたいそうです」と告げて手術の助手を務め、手術は無事成功する。
蛭間は理事長に「帝都医科大の外科は優秀ですから」と、未知子の存在は知らせずに手術の報告をする。
術後の容体を近藤が見守っていると海老名がやって来て、近藤に手術室で起きたことは外部に話さないように口止めする。
海老名が出て行くと、目を覚ました馬淵は近藤の手を握り、「私の手術中に何があったの?」と尋ねる。
翌日、蛭間が馬淵を見舞いに行くと、馬淵は「私が見つけてきたドクターのおかげよ。それに引きかえお宅の部下たちは、オペの途中で逃げ出したそうじゃない。査問委員会に掛け合おうかと思っているの」と話し、慌てる蛭間に「それじゃあ、私のお願い聞いてくださる?」と言って、未知子を外科で再び雇う事を承諾させる。
未知子と晶は、外科診療部のカンファレンスに乗り込んで勤務条件書を配布し、「医師免許が無くてもできる仕事は一切致しません。医師免許と関係ないクレームは一切受け付けません」と言い放つ。
廊下で歩行訓練をしていた馬淵は、未知子にいつから患者が自分だと分かったかを尋ね、未知子は馬淵の足元のヒールの高さが左右で違ったのを見つけた時からだと告げる。
馬淵が「あなたのようなフリーターが誰のおかげで一流の大学病院に雇ってもらえたのか忘れないでね。あなたは競走馬の1頭に過ぎないのよ。ここに来たからには、私のために死に物狂いで走ってもらうわ」と話すので、未知子が「それ、医師免許が無くてもできますよね?」と尋ねると、馬淵は「だから何?逆らったら、殺処分にするわよ」と言い放って去っていく。
その様子を陰から聞いていた蛭間は、未知子に「女は怖いね。大門未知子くん、私の外科へようこそ」と手を差し出すと、未知子は「致しません」と言って去って行き・・・
というような話でした。
前作はほとんど観ていない状態でこのシーズン2を観たのですが、前作を観ていなくても楽しめました

初回視聴率が22.8%!ということで、20%以上取るドラマなのかはハッキリ言うと少し分からない部分もあるのですが、とても分かりやすい展開だったし、ドロドロしているけどドロドロしすぎていなくて、軽く笑えてしまう部分もあるのが、本作の良い所なのかもしれませんね。
その「笑い」の部分も、コメディとかそういうのではなく、真面目に演じている上での笑いなのが面白さを助長しているというか・・・。
「半沢直樹」もそうですけど、その業界(本作では大学病院、半沢では銀行)では当たり前の事が、一般人から見るとものすごく滑稽に見える部分があり、その所を真面目に、でも痛快に描いている所が、両作に共通しているのではないかと思いました。
私は、「半沢直樹」とか「リーガルハイ」のような良いセリフが散りばめられた作品の方が好きですが、本作のようなテンポの良いやり取りのドラマも好きなので、これから木曜の夜も楽しみながら観ることができそうです(笑)
「軍隊並みに厳しい教育」をしている外科診療部・・・。
「どっかの国の軍隊みたい」というセリフがありましたが、ホントにそんな感じでしたね。
どれだけ練習したのかな??(笑)
西田さん演じる蛭間が一番の悪役なのかな?と思っていたけど、三田さん演じる馬淵が今のところ一番悪そうに見えました。
最後に「殺処分にするわよ」というセリフが出たシーン、すごく怖かったです

私は三田さんと言えばホワーンとしたイメージが強かったので、ああいう冷たい表情が出て流石だなぁ~と感嘆しました。
馬淵も未知子の前に立ちはだかる壁のようなので、今のところ未知子は敵だらけ?
近藤が、今のところ未知子にすり寄っているので味方っぽいですけど、最後の方で怖い顔していましたね。
近藤は、馬淵の指示とは関係のない所で未知子に近づいていっているように見えるので、ここら辺の真意がどういう所なのかも非常に気になります。
ツイッターで「#ドクターX」をリアタイで検索して眺めていたら、すごい量が出てきてビックリしました。
こういうリアタイで番組名のハッシュタグ(「#」)がトレンドに上がるぐらいに出てくるドラマというのは、視聴率が高いような気がなんとなくします。
その中で面白かったのが「近藤は馬淵の息子なんじゃないか」とか「馬淵と蛭間の子供じゃないか」と・・・
だとしたら、講師止まりではなくて、もう少し上の地位にいるのでは?と思ったり・・・
でも、そうならそうで面白いかも(笑)
ツボにハマったのは、未知子の服装を見た海老名が「面積の広い服を着ろ」って言ったことかな(笑)
「集金に来たクラブの女」とか「下着姿」とか散々に言われていましたが、何となく分かる

そして、うちの父親もそんなこと言いそうと思ったり(私の父、結構セクハラを言うオヤジなので~)
冒頭、旭川の競馬場という事で、しきりに「旭川」という言葉と文字が出ていましたが・・・
瓦屋根が映り込んでいる時点で、旭川(北海道)ではないですね(笑)
春に放送されていたガリレオで「岩見沢」という設定のシーンもそうだったけど、北海道にはほとんど瓦屋根は無いので、北海道には来てないな~と北海道人の私は確信しました

「焼きトウモロコシ」で北海道らしさを出していましたけどね(あまり地元の人は食べないですけどね

方言もやっぱり少し違ったし、山々の映像も旭川競馬場付近とは違っていました
・・・って、北海道人しか分からないツッコミでした(笑)
事前のTV誌やスポーツ新聞では扱いが悪かった(あまり大きく取り上げられてなかった)のに、こんなに視聴率が高くてビックリしましたが(←偏った報道をしているマスコミに対しての批判です 笑)
何とか最後まで痛快で楽しいドラマになってもらいたいです

____________________
さてさて。
このブログに何度もお邪魔していただいている方は分かると思いますが、私は出演キャストの藤木直人さんのファンなので、もう少し近藤について書きたいと思います

(上のあらすじや感想も、かなり近藤の事を書いていますけどね

私としては、思ったより登場していたなぁと思いました(笑)
濃いキャラばかりなのは分かっていたので「どうなるかな??」と心配していたのですが、けっこうキーになりそうな気配が・・・。
手術シーンで未知子と城之内の二人っきりになった時に現れたシーンには「キター!!」と叫んでしまいました(しかも後ろから光を浴びて登場 笑)。
今回、私の一番ツボだったお顔は、食堂で未知子に「あの特患のオペ、僕に譲ってくれませんか?」と話すシーンの所かなぁ。
「カッケー!!


白衣姿、素敵です!
ピシッとしたシャツにネクタイをビシッと締めた姿も、とても素敵です♪
前回出演したテレ朝ドラマでは、かなり昭和な感じの演出&服装もちょっと・・・だったので心配していたのですが、今回は今のところ良い感じだなと思っています

「殺処分」は近藤じゃなくて未知子への言葉だったのですね

最初の方で馬淵が「私のために死に物狂いで走ってちょうだい」と言っていたけど、同じ言葉を未知子にも掛けていましたね。
馬淵が近藤&未知子の馬主のまま終わるのか、近藤&未知子が馬ではなく人間としてのし上がっていくのか、なかなか楽しみです!
(普通は未知子目線で観るのだろうけど、どうしても近藤目線で観てしまいます

そんな感じで、やっぱり直人さん出演ドラマの記事は長くなってしまいますが、毎週書いていこうと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
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