第2話 「なぜ犯人は一冊だけ本を盗んだのか」
「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子(剛力彩芽)と一緒に住む「せどり屋」の志田肇(高橋克実)は、栞子に「小山清の『落ち穂拾ひ』が盗まれた」と話す。
その本は、比較的手に入れやすいものでそれほど高価なものではなく、持ち去ったと考えられる女子高生(水野絵梨奈)が興味を持ちそうな内容でもなかった。
その女子高生は、志田が腹痛で自転車を離れた際に、その自転車にぶつかって転んでおり、「えんじ色」の紙包みを手にしていた。
志田は、その場所で「せどり屋」仲間の笠井菊哉(田中圭)と待ち合わせをして、笠井の方がその女子高生のことを詳しく見ていると聞いた五浦大輔(AKIRA)は、笠井を呼び出してその時の様子を聞く。
すると笠井は、「ハサミを貸してくれ」と言われたから貸したが、返ってきたハサミには水滴が付いており、そのあと女子高生はバス停まで走って行ったが、そのバスに女子高生は乗らなかったと話す。
帰って栞子にそのことを話すと、栞子は、その女子高生は『落ち穂拾ひ』は読みたくて盗んだのではないが、その本でなくてはダメだったんだと話す。
そして、バス停にいた男子高生に会うためにその女子高生は走っていったのではないかと栞子が言うので、大輔は盗まれた時と同じ時間にそのバス停に行く。
そして、そこにいた男子高生・西野に女子高生の事を尋ねると、西野は「小菅奈緒」という女性のケータイ番号とメアドを教える。
その日男子高生は奈緒に「誕生日おめでとう」と言われたが、西野は「お前になんて言われたくないよ」と言って突き放したと話す。
大輔と偶然に会った志田は、大輔に『落ち穂拾ひ』の内容とその小説を持ち歩いていた経緯を話し、「何度も何度も繰り返し読んでいくうちに、意味合いが少しずつ変わっていった。なんていうか、いつしかその本が、自分が生きてきたそれまでの人生の象徴って言うか、幸せな生活が確かにそこにあったんだっていう事を確認できる唯一の証みたいになっていったんだよ。俺にとっては代わりのきかないお守りだったって事よ。だから同じ本を買ったところで、それは全くの別物。何の意味もねぇんだよ。神様がそろそろ過去を引きずるのを止めて前へ進めって言っているのかもしれないな」と話す。
大輔は、奈緒のケータイに連絡を入れるが、奈緒は待ち合わせ場所に現れない。
明くる日、奈緒が「ビブリア古書堂」に現れたため、大輔は奈緒に本を返すようお願いする。
栞子は、奈緒が西野に誕生日プレゼントを作ったこと、それは手作りのお菓子で保冷剤をつけていたこと、えんじ色の飾りのついたラッピングであったことを言い当てる。
そして、自転車にぶつかった際にラッピングについていた飾りが取れてしまったため、『落ち穂拾ひ』についていた「スピン(栞紐)」をハサミで切って飾りを改めて固定するのに使ったということを話すと、奈緒は「今は返せない。返せないものは返せないんだよ」と言って走り去ってしまう。
しかし栞子は「大丈夫です、彼女はまた戻ってきます」と話す。
その夜、奈緒は「ビブリア古書堂」を訪ね、志田を呼び出す。
奈緒は志田に謝り、お詫びのしるしとして『落ち穂拾ひ』の内容と同じ「耳かきと爪切り」をプレゼントする。
奈緒は「この話って願望全開だよね。こんな女いねぇよ。でも、願望だって分かってて敢えて書いてる。それがハッキリしているから良い話なのかな、って思った」と話す。
すると志田は「可哀想にな。こんなことまでして頑張ったのに、プレゼント受け取ってもらえなかったんだろ。アンタは気持ちを踏みにじられて傷ついた。それは間違えない事だ。もしよかったら俺に話してみないか。誰かに話すだけで気が楽になるってこともある。ほら『落ち穂拾ひ』にもあっただろ、『何かの役に立つということを抜きにして、僕たちがお互いに必要とし合う間柄になれたら、どんなに良い事だろう』ってな。甘い言葉だけど、胸にしみる言葉じゃないか」と声を掛けると、奈緒は大粒の涙を流す。
大輔は栞子に「『落ち穂拾ひ』が志田さんにとって特別な本だと聞いて、もしかして僕にとっての『それから』と一緒なのかなって思ったんです。だとしたら、失ってしまうのはあまりにも悲しいし、どうにか取り戻してあげたいって思ったんです。篠川さん、古い本が好きだって言いましたよね。中に書かれている物語だけじゃなく、本そのものに物語があるって。なんとなくその意味が分かったような気がします。まぁ、僕は本は読めないですけど」と言い・・・
というような話でした。
うーーーん、悪い訳ではないんですけどね~。
でも、何だかパッとしないというか、感想があまり思い浮かばず・・・。
何個かは良いセリフはあったかなぁと思います。
「同じ本を買ったところで、それは全くの別物。何の意味もねぇんだよ」
→思い入れ・愛着のある本ってやっぱりありますよね。
その本を手にしただけで、当時の記憶が蘇るというか。
私は実家に、処分できない本が・・・30冊くらいあるかなぁ(多い?少ない??)。
実家から離れて、また読みたいと思っても、新たにこちらでまた買おうとは思わないです。
「その本」自体に愛着があるので。
本好きな人には、良いドラマなんだろうか??
私は、高校生の時までは本を比較的読む方だったけど、そんなに好きで読んでいたという訳ではないので、このドラマにググッとこないんですよね
第1話は小説の内容から事件を紐解いていったけど、今回は内容と言うよりは本の特性(スピン(栞紐))から思いを馳せていて、面白いっちゃあ面白いのですが、「おぉ!すごい!感動した!!」という感じには思えなくて。
栞子の母の事は、どうやら禁句らしいですね。
でも、それもそんなには引き込まれなくて・・・どうしてだろ??
落ち着いた内容なので、これからももう少し観ていこうかなぁ・・・とは思うのですが、
感想を書くのは今日で終わりにしようかな、と思っています
本にまつわる色んなことを知ることができそうなのですが、展開がのんびりなので、私ものんびりと「視聴だけ」していこうかと思います。
何か「!!」ということが出てきたら記事に起こすかもしれませんが、あとはまとめて最後に(最後までもし見続けていたら)感想を書こうかなと思います。
※これまでの感想
第1話
※公式HPは(こちら)
________________
日9「dinner」ですが、けっこう面白いなと思い始めているので、来週から書こうかどうしようか思案中です。
火深夜「コドモ警視」ですが、北海道では放送されないみたいですね・・・。
すごく残念です。
「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子(剛力彩芽)と一緒に住む「せどり屋」の志田肇(高橋克実)は、栞子に「小山清の『落ち穂拾ひ』が盗まれた」と話す。
その本は、比較的手に入れやすいものでそれほど高価なものではなく、持ち去ったと考えられる女子高生(水野絵梨奈)が興味を持ちそうな内容でもなかった。
その女子高生は、志田が腹痛で自転車を離れた際に、その自転車にぶつかって転んでおり、「えんじ色」の紙包みを手にしていた。
志田は、その場所で「せどり屋」仲間の笠井菊哉(田中圭)と待ち合わせをして、笠井の方がその女子高生のことを詳しく見ていると聞いた五浦大輔(AKIRA)は、笠井を呼び出してその時の様子を聞く。
すると笠井は、「ハサミを貸してくれ」と言われたから貸したが、返ってきたハサミには水滴が付いており、そのあと女子高生はバス停まで走って行ったが、そのバスに女子高生は乗らなかったと話す。
帰って栞子にそのことを話すと、栞子は、その女子高生は『落ち穂拾ひ』は読みたくて盗んだのではないが、その本でなくてはダメだったんだと話す。
そして、バス停にいた男子高生に会うためにその女子高生は走っていったのではないかと栞子が言うので、大輔は盗まれた時と同じ時間にそのバス停に行く。
そして、そこにいた男子高生・西野に女子高生の事を尋ねると、西野は「小菅奈緒」という女性のケータイ番号とメアドを教える。
その日男子高生は奈緒に「誕生日おめでとう」と言われたが、西野は「お前になんて言われたくないよ」と言って突き放したと話す。
大輔と偶然に会った志田は、大輔に『落ち穂拾ひ』の内容とその小説を持ち歩いていた経緯を話し、「何度も何度も繰り返し読んでいくうちに、意味合いが少しずつ変わっていった。なんていうか、いつしかその本が、自分が生きてきたそれまでの人生の象徴って言うか、幸せな生活が確かにそこにあったんだっていう事を確認できる唯一の証みたいになっていったんだよ。俺にとっては代わりのきかないお守りだったって事よ。だから同じ本を買ったところで、それは全くの別物。何の意味もねぇんだよ。神様がそろそろ過去を引きずるのを止めて前へ進めって言っているのかもしれないな」と話す。
大輔は、奈緒のケータイに連絡を入れるが、奈緒は待ち合わせ場所に現れない。
明くる日、奈緒が「ビブリア古書堂」に現れたため、大輔は奈緒に本を返すようお願いする。
栞子は、奈緒が西野に誕生日プレゼントを作ったこと、それは手作りのお菓子で保冷剤をつけていたこと、えんじ色の飾りのついたラッピングであったことを言い当てる。
そして、自転車にぶつかった際にラッピングについていた飾りが取れてしまったため、『落ち穂拾ひ』についていた「スピン(栞紐)」をハサミで切って飾りを改めて固定するのに使ったということを話すと、奈緒は「今は返せない。返せないものは返せないんだよ」と言って走り去ってしまう。
しかし栞子は「大丈夫です、彼女はまた戻ってきます」と話す。
その夜、奈緒は「ビブリア古書堂」を訪ね、志田を呼び出す。
奈緒は志田に謝り、お詫びのしるしとして『落ち穂拾ひ』の内容と同じ「耳かきと爪切り」をプレゼントする。
奈緒は「この話って願望全開だよね。こんな女いねぇよ。でも、願望だって分かってて敢えて書いてる。それがハッキリしているから良い話なのかな、って思った」と話す。
すると志田は「可哀想にな。こんなことまでして頑張ったのに、プレゼント受け取ってもらえなかったんだろ。アンタは気持ちを踏みにじられて傷ついた。それは間違えない事だ。もしよかったら俺に話してみないか。誰かに話すだけで気が楽になるってこともある。ほら『落ち穂拾ひ』にもあっただろ、『何かの役に立つということを抜きにして、僕たちがお互いに必要とし合う間柄になれたら、どんなに良い事だろう』ってな。甘い言葉だけど、胸にしみる言葉じゃないか」と声を掛けると、奈緒は大粒の涙を流す。
大輔は栞子に「『落ち穂拾ひ』が志田さんにとって特別な本だと聞いて、もしかして僕にとっての『それから』と一緒なのかなって思ったんです。だとしたら、失ってしまうのはあまりにも悲しいし、どうにか取り戻してあげたいって思ったんです。篠川さん、古い本が好きだって言いましたよね。中に書かれている物語だけじゃなく、本そのものに物語があるって。なんとなくその意味が分かったような気がします。まぁ、僕は本は読めないですけど」と言い・・・
というような話でした。
うーーーん、悪い訳ではないんですけどね~。
でも、何だかパッとしないというか、感想があまり思い浮かばず・・・。
何個かは良いセリフはあったかなぁと思います。
「同じ本を買ったところで、それは全くの別物。何の意味もねぇんだよ」
→思い入れ・愛着のある本ってやっぱりありますよね。
その本を手にしただけで、当時の記憶が蘇るというか。
私は実家に、処分できない本が・・・30冊くらいあるかなぁ(多い?少ない??)。
実家から離れて、また読みたいと思っても、新たにこちらでまた買おうとは思わないです。
「その本」自体に愛着があるので。
本好きな人には、良いドラマなんだろうか??
私は、高校生の時までは本を比較的読む方だったけど、そんなに好きで読んでいたという訳ではないので、このドラマにググッとこないんですよね
第1話は小説の内容から事件を紐解いていったけど、今回は内容と言うよりは本の特性(スピン(栞紐))から思いを馳せていて、面白いっちゃあ面白いのですが、「おぉ!すごい!感動した!!」という感じには思えなくて。
栞子の母の事は、どうやら禁句らしいですね。
でも、それもそんなには引き込まれなくて・・・どうしてだろ??
落ち着いた内容なので、これからももう少し観ていこうかなぁ・・・とは思うのですが、
感想を書くのは今日で終わりにしようかな、と思っています
本にまつわる色んなことを知ることができそうなのですが、展開がのんびりなので、私ものんびりと「視聴だけ」していこうかと思います。
何か「!!」ということが出てきたら記事に起こすかもしれませんが、あとはまとめて最後に(最後までもし見続けていたら)感想を書こうかなと思います。
※これまでの感想
第1話
※公式HPは(こちら)
________________
日9「dinner」ですが、けっこう面白いなと思い始めているので、来週から書こうかどうしようか思案中です。
火深夜「コドモ警視」ですが、北海道では放送されないみたいですね・・・。
すごく残念です。